出かけられなかった!

本日は新年二日目にして在宅勤務でした。

午前中にオンラインで会議があり、その後は外回りに出かけようと考えていたのですが、会議の時間がずれてしまい、外回りに出るタイミングを逸してしまいました。

お陰様で、この年末年始、新刊の売行きが好調で、なんと初日から3点も重版が決まりました。海外文学の『話の終わり』、社会思想の『市民的抵抗』、そして語学書の『ニューエクスプレスプラス タタール語』です。

なので、これらの注文を取りに、御用聞きよろしく、書店へ顔を出さなければならないのですが、機会を逃してしまいました。ちょっと残念です。

重版がが決まったくらいですので、注文の電話やファクスがたくさん届いています。新年から非常に嬉しい状況です。

いずれも刊行前からSNSで話題になっていて、それがそのまま売り上げに繋がっている状況です。特に『市民的抵抗』はこの後、いろいろな媒体で紹介も出るのではないかと期待しています。

また『話の終わり』は同じ著者の作品が今月、来月も続いて刊行になりますので、しばらくは話題が続くことでしょう。

仕事始めは4日?

昨晩のテレビのニュース・情報番組では「多くの企業が今日から仕事始め……」などと報じていましたが、あたしの勤務先は昨日ではなく、今日から仕事始めです。テレビでは「多くの企業」と言っていましたが、実際のところ、4日と5日、仕事始めを迎える企業はどちらの方が多いのでしょうね?

それはともかく、仕事始めの書店回りで、こんな冊子を手に入れました。国書刊行会の創業50周年記念冊子です。新書サイズで、かなり豪華な冊子です。これを無料で配布しているのですから、太っ腹です。

さてさて仕事始めということで、本日のいでたちは左の写真のとおりです。

ウサギさんのブラウスです。丸の中にウサギが一羽ずつ描かれています。そうそう、ウサギは一羽、二羽と数えるのでしたね。

ネクタイは、右端に写っていますが、鳥獣戯画です。カエルが多いですが、よく見るとウサギも描かれているはずです。

一応、卯年なので、それを意識したコーディネートにしてみました。

紅衣小女孩

WOWOWで放送された台湾映画「紅い服の少女 第一章 神隠し」「紅い服の少女 第二章 真実」の2本を視聴しました。

第一章は、祖母と暮らす青年とその恋人(ラジオDJ)が主人公で、近所に住む人も含め次から次へと失踪し、一人が戻ってくると別の一人がいなくなるというパターンでした。こういったホラーの常道で、恋人の男性がいなくなり、それを助けるために女性が奮闘するというストーリーでした。

全体の設定、物語の背景がややわかりにくいということと、台湾土着の魔神仔に関する知識や思い入れが薄いので、怖さもあまり感じられませんでした。何らかの悪霊に愛する人が連れて行かれてしまうというのはホラーではよくあるパターンですから。

続いて第二章。第一章では主人公家族は再び平穏な日々を取り戻し、ちょっと壊れかけていたような恋人同士の仲もいい感じに収まって大団円、ハッピーエンドでした。ところが、何の説明もなく第一章の家族の悲劇が描かれています。何がどうなったのかわからない、つまり第一章では大団円に見えたけど、結局、悪霊(というか魔神仔)からは逃れられなかったということなのでしょうか?

そして第二章のタイトルは「真実」、「紅い服の少女」とは何者なのかが明かされます。とはいえ、これもそれほど特異なことではなく、悲しい事故の犠牲者です。そこまではよいのですが、ペットセメタリーよろしく、死者復活の儀式なんかを母親がやってしまったがために娘はおぞましい悪霊(魔神仔)になってしまったようです。このあたりの進み方、台湾の人であればすんなり飲み込めるし、恐怖を感じるのでしょうけど、外国人であるあたしにはやはり少々ピンと来ないです。

かといって、外国人向けに説明的な場面を多くしたら映画自体が白けてしまうでしょうし、難しいところですね。ところで、こんどこそ魔神仔のいたずら(というか、呪いというか、何と言ったらよいのでしょう?)はこれで終わったのでしょうか? もし魔神仔の本体が別にいて、たまたま事故で亡くなった少女を利用しただけであれば、きっと終わりませんよね? 台湾では第三章が作られたのでしょうか?

次の卒業は?

昨年末で乃木坂46の一期生、齋藤飛鳥が乃木坂46を卒業しました。これで一期生はキャプテンの秋元真夏のみ、二期生も一足早く、鈴木絢音の一人になってしまっていますので、2023年は三期生以降が本格的に乃木坂46の中心になっていくのでしょう。

今年は五期生が選抜メンバーにも入ってくると思われますが、その一方で次の卒業生は誰になるのか、ということにも関心が向いてしまいます。順当に考えると上から順番に真夏か絢音ちゃんなのでしょうけど、あたしはこの二人の前に三期生から卒業生が出るのではないかと思っています。

こう書いてしまうと見も蓋もないですが、三期生の中にはもう選抜メンバーになれる可能性が非常に低いメンバーが見えてきています。五期生も加わってくると、ますます選抜メンバー入りは狭き門になります。そろそろ踏ん切りをつけて卒業という選択肢も視野に入ってくるのではないかと思っています。

逆に、真夏と絢音ちゃんはもう少しいてくれそうですし、外仕事が忙しくて卒業間近と思われがちな美月も、少なくとも今年の卒業はないだろうと予想しているのですが、あたしの願望も入っているので、別に確証があるわけではありません。

ちなみに、卒業した齋藤飛鳥が乃木坂46を代表するようなメンバーだったのか、乃木坂46の象徴だったのか、難しいですね。確かに、この数年はエースとして後輩を引っ張る存在でしたが、世間的な知名度ではまいやん、なーちゃん、いくちゃんには遠く及ばないと思います。

ただ、末っ子メンバー、そしてアンダーメンバーとしてスタートし、選抜とアンダーを行ったり来たりしながら徐々に中心メンバーに成長し、センターに定着していったストーリーは乃木坂46の成長過程と重なるところがあって、乃木坂46のここまでの歴史を体現していると言えるのではないかと思います。

飛鳥が変わったのは、あたしはななみんの卒業だったと思います。あそこまでは妹キャラとまでは言いませんが、年下メンバーとしてななみんをはじめとするお姉さんメンバーに甘えていた飛鳥が、あそこから先輩として、後輩を導くようなキャラに明確に変わったと感じます。それだけななみんの存在が飛鳥には大きかったのだと思いますが。

年明けのJetPack

昨年と言いますか、先月の話ですが、このダイアリーを書いているWordPressのプラグイン、JetPackのSNS連繋機能が使えなくなったと書きました。日付を確認すると12月21日のことです。

JetPackソーシャルというプラグインに移行したのか、機能を切り分けて別のプラグインにしただけなのか、詳しいことはわかりませんが、それを使っても特に変わりはありませんでした。連繋はできないままです。

この時に

あなたのサイトは、1か月あたりのソーシャルメディア投稿の共有上限数30件に達しました。 投稿の自動共有を継続するには、今すぐ Jetpack ソーシャルベーシックプランにアップグレードしてください。 プランを購入すると、サポートチームに優先的にアクセスできます。

というメールを受信していたことも既にご報告済みですね。で、上掲のメールを見る限り、一か月たてば、またリセットされるものだと思いますよね。ですから今年(今月?)になり、JetPackの連繋機能がどうなっているか見ているのですが、相変わらず使えません。

ふつう、上掲のようなメールの「1か月」というのは、「月ごと」だと理解するものですよね。それともメールが届いた日が起点になって一か月、つまり今月の20日か21日にならないと、連繋機能の復活はないのでしょうか。

まだまだ検証の日々が続きそうです。

増殖してます

あまりに日当たりがよくないので申し訳ありませんが、わが家の二階の廊下です。壁面のほぼ前面が書棚になっています。

一番手前は音楽CDが並んでいますが、それ以外は新書と文庫、そして単行本を並べています。新書と文庫はできるだけレーベルごとに並べるようにしていますので、棚がいっぱいになると移動させたりして、できるだけ同じレーベルは近くに置けるようにしています。

とはいえ、日々増えていく書籍のために書棚はすぐにいっぱいになってしまいますが、新に書棚を置くようなスペースが、わが家にはもう残っていません。

そこで窮余の策として、この二階の廊下の反対側の壁にも書棚を設置知ることにしました。ただし、床から壁面前面を埋めるような書棚を置いてしまうと、廊下として歩くスペースが確保できなくなります。

なので、二枚目の写真のように、天井に近いところに棚を設けまして、そこに本を並べるようにしてみました。上の二段はかなり眺めに棚を設置していますが、三段目はやや短めの棚板になっています。これ以上低い場所に棚を設置すると、歩く邪魔になりそうです。

ちなみに、左側の一番奥、階段なので右側の書棚がないため、左側に天井までの書棚を置いている、というわけです。左側を棚にしているのは、廊下をあまり狭くできないという理由もありますが、奥行きの薄い書棚は既製品ではほとんどないからでもあります。既製品の薄型書棚ですと最低でも16cm程度の奥行きがありますが、ホームセンターで板を買ってくれば、12cm程度のものが手に入ります。本って、意外と薄いもので書棚に奥行きってそれほど必要ないんですよね。

2022年12月のご案内

2022年12月に送信した注文書をご案内いたします。

   

今月もスタートは「今月のおすすめ本」でした。続いては、ゼロコロナ政策に対する庶民の不満が爆発し、中国各地でデモが頻発しました。共産党や習近平批判まで噴出した今回のデモは専門家の間でもかなりの衝撃をもって受けとめられたようです。そんな中国の庶民の思いにスポットをあてたノンフィクション『信仰の現代中国』と『上海フリータクシー』のご案内です。次に1月上旬に吉田満が生誕100年を迎えるのに合わせ『吉田満 戦艦大和学徒兵の五十六年』をご案内しました。そして、今月上旬に広告も予定しているロングセラー、『小説の技巧』と『大学教授のように小説を読む方法』のご案内をいたしました。

   

次は、没後150年を迎えるので文庫クセジュの『ナポレオン三世』、同じく没後100年になるマンスフィールドの『不機嫌な女たち』をご案内しました。そして「今月のおすすめ本[語学書篇]」、更には『しくみが身につく手話2』が刊行になりますので、既刊の『しくみが身につく手話1』『手話通訳者になろう』をご案内しました。

  

年の瀬に、日本経済新聞で「エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10」が発表され、その第二位に『経済学の壁』がランクインしたのでご案内して年内は終わりだと思っていたところ、年末年始休暇に入ってから訃報が二件飛び込んできました。どちらも関連書がありますので、『ペレ自伝』と『挽歌集』のご案内を急遽行ないました。

どうして持ち帰りができないのでしょう?

新年が明けましたが、あたしは相変わらずです。

昨夜もいつもどおり、いや、いつもよりも早々と布団に入ってしまいまして、寝床で少し本を読んだのですが、たぶん7時半くらいには寝てしまっていたでしょう。もちろん紅白なんて見ていません。

そして、今朝も4時前には起床。これまたいつもどおり、トーストとミルクティーで朝食です。取り立てて正月らしいことはいたしません。除夜の鐘を聞くこともなければ、初詣に行くこともなく、これはこの数十年変わっていませんね。そしてこの三年くらいは年賀状もやめてしまいました。

そんな歳の始まりですが、今朝は非常に夢見が悪かったです。麻布だか六本木だが、場所はわかりませんが、ちょっとおしゃれなカフェへ行ったのです。はい、あくまで夢の話です。

ドトールやスタバのような雰囲気ではありますが、もうちょっと高そうで、ずっとおしゃれな感じのお店でした。前面ガラス張りの窓から陽光が差し込んで、とても明るいお店でした。そんなお店であたしはランチをすることなって入店したのです。

ワンプレートにサンドイッチとミニサラダが付いたようなメニューで、ドリンクは珈琲か紅茶が選べます。もちろん、コーヒーが飲めないあたしは紅茶をチョイスしまして、好きにサンドイッチなどが運ばれてきました。

ところがここでケータイに連絡が来て、あたしは急いで別の場所へ向かわなければならなくなり、サンドイッチを慌てて頬張ると、ドリンクは持ち帰りにしてもらおうとレジへ向かいました。こういうお店ですから、持ち帰りの客も多く、持ち帰り用のカップに紅茶を入れてくれれば簡単だろうと思っていたのですが、レジですました顔の店員(優男風のすました若造)はそれは出来ないと言います。

店内飲食で準備したので、持ち帰りたければ紅茶を改めて買う必要があるというのです。こっちはまだ紅茶がテーブルに運ばれてきてもいなかったので、それを持ち帰り用のカップに入れてくれればいいではないかと主張したのですが、それは出来ないの一点張りです。

レジのあんちゃんは、次のお客さんも並んでいるので、お前はさっさとどけ、と言わんばかりの態度で、こちらも頭にきたので一歩も退かず、紅茶を持ち帰らせろと言い続け、しまいには、この店は非常識で接客態度もなっていないとSNSに書き込むぞと威したりしましたが、怯むことなく、すました顔で出来ませんを繰り返すばかりです。

急がなければならないのに、30分近く押し問答をして、ついにレジのあんちゃんは、僕は休憩なのでそれでは、と言って去ってしまったではないですか。おいおい、ちょっと待てよ、と言う暇もなく、あたしが取り残されて目が覚めました。