いろいろな日があるものですね

今日はオーケストラの日なのだそうです。

ネットで調べますと、「耳にいい日」という語呂合わせから来ているようです。あたしはてっきり、日本で初めてのオーケストラが創設されたとか、海外のオーケストラが初来日して演奏した日だとか、そんないわれがあるのかと思っていましたが、そうではないんですね(汗)。

というわけで、あたしの勤務先ですとまずは『指揮者は何を考えているか』になるでしょうか?

ただ、もっとストレートなタイトルの本もありまして、それが『オーケストラの音楽史』です。しばらく品切れだったのですが、4月に新装版として復活します。いましばらくお待ちください。

知らなかった……

朝日新聞の夕刊にこんな記事が載っていました。

神奈川県を中心にチェーン展開している書店・有隣堂のYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」です。

あたしも有隣堂は何店舗か担当していて、しばしば営業回りで立ち寄りますが、こんな取り組みをやっていたとは不覚にも知りませんでした。有隣堂の店内でもポスターなどが貼ってあるのを見たことがないので、本当にどれほど知られているのでしょうか?

と思いましたが、なんと14万人近いチャンネル登録者がいるのですね。2020年2月18日登録とありますから、かれこれ2年近くもやっていたとは……

今日の配本(22/03/30)

アフガニスタン マスードが命を懸けた国

長倉洋海 著

2021年8月、タリバンが首都カブールを制圧し、20年ぶりに権力を掌握した。暫定政権を発足させたが、アフガニスタンの人々は不安な日々を強いられている。長い間、大国の侵略や周辺国の介入に蹂躙されてきた祖国アフガニスタンの自由と平和のために戦い続けた司令官アフマッド・シャー・マスード(1955-2001)。79年から10年間続いたソ連侵攻を撃退し、タリバンに最後まで抵抗したマスードは、9・11の2日前にジャーナリストを装ったアラブ人の自爆テロによって暗殺された。フォトジャーナリストの著者は83年からマスードを取材し、彼が愛するアフガニスタンの国土を、人々を、子どもたちを撮り続け、親交を深めてきた。現在もマスードの息子や家族とつながり、アフガニスタンの学校の支援も続けている。

とても縁のある施設です

昨日の朝日新聞夕刊に載っていた記事です。

秋田県の雄物川図書館が載っていました。

それがどうしたの? と問われそうですし、そもそも「雄物川」って読めますか?

実はこの図書館、秋田県にあるのですが、あたしの勤務先の創業者の故郷でありまして、こちらの図書館にはあたしの勤務先の刊行物が常設で展示されているのです。

数年前に社員旅行で訪れたことがありますが、その時にはこんなハイテク機器は導入されていなかったはずです。ちょっと記事を読んで驚かされてしまいました。

今日の配本(22/03/28)

仏検対策準2級問題集[三訂版]

モーリス・ジャケ、舟杉真一、中山智子 編著

一歩進んだフランス語を目指す仏検準2級。本書は実際の試験に合わせた章立て、過去問・練習ともその場でチェックできる解答、ゆきとどいたヒントと豊富な聞き取り問題、そして的確な文法のまとめで、どんどん進める「仏検対策」の決定版です。過去問はすべて一新、本番さながらの面接練習付き。巻末には「準2級対策単語集」。この1冊で仏検を突破してください。豊富な聞き取り問題はCDでもDLでも。

五分咲きくらい、かしら?

この季節恒例(?)とまでは言えないですが、毎年のようにこのダイアリーで紹介している、わが家の近所の桜です。

先日の開花をお知らせしましたが、それがこの数日でここまで咲きました。

咲き具合は株によって異なりますが、まだまだ隙間が目立つので、平均すると五分咲きくらいではないかと思われます。

次の土日が見頃なのか、今週半ばには見頃を迎えてしまうのか、専門家でもないあたしにはわかりませんが、ひとまず今日はきれいに咲き誇っていましたし、暑くもなく、寒くもなく、散歩日和な昼下がりでした。

ただ残念だったのは、ちょっと曇りがちな空模様です。桜の花が薄いピンクですので、雲が多めの空を背景にすると、花の美しさが映えないです。写真を撮りましたが、こんな感じでちょっと残念な桜のトンネルになってしまいました。

それでもところどころ青空がのぞいているところもありましたので、そこをバックに撮ってみたのが最後の写真です。これくらいの青空ですと、桜の花も映えますね。しかし、今度は逆に花がまだ五分咲きくらいなのが残念です。

そして、昨年も書いたと思うのですが、曇り空よりも残念なのは、桜並木の中を縦横無尽に走っている電線です。せっかくこれだけの桜のトンネルですから、ここだけでも電線を地下に埋設してもらいたいなあと思います。

居酒屋のぞみは開業しません

一泊二日、駆け足で京阪神を回ってきました。どこも街を歩く人が増えていると感じましたし、行きの新幹線は卒業らしきグループを数多く見かけました。本当なら海外へ行きたかったのでしょうが、この状況では我慢して国内旅行にしたのでしょう。

とはいえ、昨年、一昨年だと国内旅行も白い目で見られかねない状況でしたから、卒業旅行に行けるだけマシなのでしょうが。

そして、昨夕の帰路ののぞみ号、行き(木曜の朝)に比べると車内の人数は少なめに感じましたが、あたしの夕食は写真のようなお弁当でした。筍の炊き込みご飯です。新幹線に乗り込む前、大阪駅で改札口を入る前に阪急百貨店の地下で買いました。やはり、この手のお弁当は駅で売っているものよりも、デパ地下の方が美味しいと感じます。気のせいでしょうか?

お弁当は二枚目の写真のように、二段重ねになっていて、一段目は筍の炊き込みご飯が敷き詰められ、二段目がおかずです。全体としてはお上品な和食のお弁当です。

この数年、たぶんもう5年くらいになりますが、食事をするとお腹を壊す状況が続いていて、外で食事をするのは怖いのですが、朝パンを食べたきりだったのでお腹も空いていますし、意を決して新幹線車内で夕食にしたわけです。

肉料理もよいですが、少しはお腹にやさしいだろうと判断して和食を選びました。それに旬の筍も食べたかったという気持ちもありましたし。色とりどりのおかずも美味しく、満足していただきました。

ちなみに、あたしは車中でアルコールはいただきませんので、横に見えているペットボトルはジャスミン茶です。

今日の配本(22/03/25)

父 水上勉[新装版]

窪島誠一郎 著

日本の近代文学史上、稀代の私小説作家として知られ、数々のベストセラーを生んだ水上勉の生涯が、実子の目をとおして語られる傑作評伝。戦没画家の作品展示で知られる「無言館」館主が、父である文豪の魅力を描き出す。 水上勉は小説家を志して福井から上京。転職を重ねながらもやがてある女性と同棲し、一子をもうける。わけあって父母は幼な子を養子に出すことになるのだが、その子こそ著者だったのである。著者は、戦後30余年を経て「父」と奇跡の再会を果たす。20年かけて実父を捜し歩いた記録はテレビの連続ドラマでも放映され、感動的な物語としてよく知られるところになった。早い話、父母から捨てられた形ではあったが、著者は「父」を許すどころか、敬意をもって接することとなるのだった──。本書は〈わたしは父親の真実を知りたいという欲求におそわれる。その「人」に惹かれる。何とかして、その「人」を知りたいと思う〉という著者の強い意欲のたまもので、丹念な資料収集や作品の精読はもとより、「父」との対話を通じ、評伝を超えた評伝の姿を見せている。

一九三九年 誰も望まなかった戦争

フレデリック・テイラー 著/清水雅大 訳

1938年9月、ズデーテン危機が戦争に至ることなく「解決」され、戦争熱を全く欠いていた英独両国民は安堵していた。イギリスでは宥和背策がもてはやされ、ドイツでは「水晶の夜」事件が起きた。英国民は戦争に巻き込まれることを恐れながらも現実感を持てないでいた。しかし1939年に入ると国際的な小康状態は終わりを迎える。3月にドイツ軍がチェコに進駐するが、英政府や世論は他人事のように振る舞い、宥和政策を手放せなかった。戦争が間近に迫っていたにもかかわらず、英独両国民は「平和」な生活を営み、戦争は遠い出来事のように感じられた。8月に独ソ不可侵条約が締結され、世界中に衝撃を与えた。もはや英独両国民の意識がどうであれ、ヒトラーのポーランド侵攻は目前に迫っていた。ナチは独国民に対するアリバイづくりのために、また戦争に国民を誘導するために宣伝活動をしていた。こうして9月1日から3日にかけて、凄惨な暴力を伴う大戦への決定的な一歩が踏み出されることとなった……。第二次世界大戦開戦前の1年間、英独の普通の人びとの日常生活と心情、その変化を英国の歴史家が活写する。新たな侵略戦争が進む現在、示唆に富む書。

チェコ語の隙間の隙間

黒田龍之助 著

著者が長年つき合ってきたチェコ語やポーランド語、スロベニア語、セルビア語、クロアチア語、マケドニア語など、スラブのさまざまなことばにまつわる、魅力的なエピソード集。隙間の時間を使って、にぎやかな外国語の世界を覗いてみませんか。書籍や映画、音楽、料理など、扱われる素材も多彩で、あたらしい世界がどんどん広がっていきます。今回は新たに「ウクライナ語の隙間、あるいは烏学事始」を増補。同じ著者による『ロシア語の余白の余白』と合わせてお楽しみください。

多くて、少なくて

関西ツアーです。

 

一泊二日で京阪神三都なので主だったところだけ駆け足です。

 

今回は神戸(三宮)からスタートしたので新幹線で新神戸まで来ました。まん防が明けたから、それに春休みだからでしょうか、新幹線は恋人や友人といった人たちの姿が目立ちました。卒業旅行でしょうかね。

 

そんなわけで一年以上前のツアー時には閑散とした車内はほぼサラリーマンのみでしたので、車内の風景が一変した感じです。

 

ところが新神戸で降りる人って思いのほか少なかったです。ほとんどののぞみが停まる駅なのに閑散としていると言ってもよいくらいでした。やはり神戸に来る人も新大阪で降りて在来線を使うのでしょうか。

まあ東京から来ると新大阪までは本数も多いですが、新大阪以西まで行く新幹線はぐっと減りますからね。