時にはファミマ

わが家の近所にはセブンイレブンがあります。歩いて数分なので、休みの日にランチを買いに行ったり、何かとお世話になっています。

しかし、ローソンは歩いて10分~15分くらいかかる、やや離れたところにあり、セブンに飽きたりしたときには足を延ばしますが、真夏の炎天下や真冬の寒空だとそれも滞りがちです。ファミリーマートとなると、あることはあるのですが、ローソンよりもちょっと遠くなります。

なのでCMなので新商品が紹介されていても、セブン以外はなかなか気軽に買いに行けないのが悩みの種です。

しかし、本日、外回りの帰路、駅前にあるファミリーマートで新発売(?)の「ホットケーキなスフレ・プリン」を買いました。駅からは15分ほどバスに乗りますので、アイスのような冷たいもの、逆に熱々が美味しいものは買う気になれませんが、この程度であれば持って帰るのも厭いません。

お味は、とても美味しかったです。なかなかボリューミーで、食べでがありました。小腹を満たすにはちょうどよいと思います。

今日の配本(22/02/28)

アジアの脱植民地化と体制変動
民主制と独裁の歴史的起源

粕谷祐子 編

本書がとくに心血を注いだのは、脱植民地化を果たしたアジア諸国でなぜ一部の国は民主化し、他は種々の独裁体制となったのか、ということである。鍵となるのは、植民地期末期の「制度と運動」である。まず、制度としては自治制度と王室の二つを、また運動としては武装闘争をともなう急進的なものと非武装の穏健なものの二つを、独立前後の政治変動に影響する重要な要因と位置づける。そして、これらの制度の存否と運動の強弱の組み合わせから、四種のリーダー集団を導き出し、独立後の体制類型を解明するのだ。これまで多様に見えたアジアの近現代史は、この方法により初めて統一的な視野に収められる。比較政治学の記念碑的著作。

日本でわたしも考えた
インド人ジャーナリストが体感した禅とトイレと温泉と

パーラヴィ・アイヤール 著/笠井亮平 訳

本書は、2016年から20年まで東京に居を構えたインド人ジャーナリストの日本滞在記である。著者はインドを代表する英字紙『ヒンドゥー』の元北京支局長で、EU代表部に勤める夫と2人の息子とともに初めて来日。4年近くに及んだ滞日生活でインドでは考えられないような日常に目を瞠り、自身の知的好奇心をフルに発揮して多くの日本人や在住外国人と意見を交わした。生活習慣の違いから日本語習得の難しさ、俳句や金継ぎなどの伝統文化、政治・社会問題まで多岐にわたるテーマについての興味深い考察が本書には詰まっている。

2022年2月28日 | カテゴリー : Rockfield Diary | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

果たして、どんなお味でしょうか?

乃木坂46の29枚目シングルのセンターに、いきなりの五期生抜擢で世間的にはそこそこ話題になっていますし、五期生全体のお披露目についても好意的な記事が多く見受けられます。

その一方、ファンの間ではセンターに抜擢された五期生の過去について非難の声が高まっているようです。ネットで言われている過去について、どこまでが本当なのか、あたしには判断する術はありませんが、メンバーが新センターをみんなで支えていくと言っているのですから、ファンとしては一緒に盛り上げていくのが正道だと思います。

そんなシングルのタイトルは「Actually」で、和訳すると「実際に、現に」となります。MVなどはこれから公開されるのでしょう。ネットには先日の初披露となった46時間テレビやその後のテレ東音楽祭の映像が違法アップロードされていますが、どちらも視聴したあたしの感想からすると、それほど嫌いな曲調ではないな、というものです。

それはともかく、上の動画は遡ること数ヶ月前、乃木坂スター誕生のワンシーンです。SPEEDの楽曲を披露することになった賀喜遥香ですが、その衣装の胸に書かれている文字は「ACTUALITY」です。惜しいですね。ちなみに「actuality」だと意味は「現実」で、名詞ですね。なんとなく奇妙な縁を感じます。

話は変わって、近所のスーパーでこんなものを買ってきました。ロッテのチョコパイです。

チョコパイは、もうずいぶん長い間親しまれているお菓子の一つですよね。幼児のころにはなかったと思いますが、子供のころには存在していた記憶があります。

これまでもいろいろなフレーバーが発売されてきたのは知っていますし、チョコではなくカスタードのものも一時期はよく食べていたものです。そして、どうやら最近新発売になったようですが、「こだわりのティラミス」がこれです。

オリジナルのチョコパイはチョコレートの甘さがドンと来るのですが、こちらはやや苦みがある感じです。これがティラミスなのでしょう。美味しいです。チョコパイだと甘ったるくて苦手という方はこちらを試してみるのはいかがでしょう?

どんなどんでん返しがありえる?

昨晩放送されていたドラマ「愛しい嘘」を録画しておいたので視聴しました。

来週がいよいよ最終回ですね。今回でいろいろな謎が明らかになったわけですが、どういう着地点になるのでしょうかね?

雨宮が中野だというのはドラマが始まった当初から言われていて、それは原作コミックでもそういう流れなのかわかりませんが、結局そのとおりでした。たぶん、それ以外のストーリーにすると、原作とはまるっきり異なる作品になってしまうからでしょうし、そうなると中心メンバーのキャラ設定も変わってくることになりますから、それではあまりにも看板に偽りありですね。

とはいえ、ここまでのストーリーで起こった事件のあらましはほぼ判明したわけで、あたぶん雨宮(実は中野)は中学の時から好きだった望緒を今でも思っているのは真実なのでしょうね。

そして最終話までストーリーを引っ張ったのですから、もうひと波乱があるはず。本物の雨宮がどういう反撃をしてくるのか。なんとなく望緒を守るために雨宮と中野が差し違えて二人とも命を落とすのではないでしょうか? 望緒のお腹の赤ちゃんは、シングルマザーで育てていくのか、それとも時間のなかで流産してしまうのか、たぶんそんなエンディングだと予想します。

原作コミックを読んでいませんので、なんとも言えませんが、ワンクールのドラマに仕立てるために優美や奈々江の描き方があまりにも薄っぺらかったですね。原作でも早々に死んじゃったのでしょうか。夫からのDVは同情しますけど、だからといって簡単に不倫(までは行ってない?)に走るものでしょうか。

あと、あんなロケット花火の一つや二つで火事は起きないというのが常識だと思いますが、そこに関するツッコミは最後までないのでしょうか?

そして、あたしからすると、そもそも中学の時の仲良しグループが、30歳直前の同窓会まで再会もせずにいたというのも不思議なものです。まあ、望緒と稜は幼馴染みなので、高校時代以降も顔を合わせていたようですが。そして、そんな疎遠だった同級生が一度の同窓会でまた仲良くなるものなのでしょうか?

あたしのように卒業すると、小学校も中学も高校も大学も、一切人付き合いを絶ってしまう人間には理解のできない現象です。そんなあたしは数年後に迎える定年退職後は、仕事上で使いの会った人とも金輪際会わなくなると思っています。

今季初賞味!

外回りの帰路、JR国分寺の駅ビルで季節の和菓子を購入しました。あけぼのです。

もちろん、この季節ですから、桜餅です、いやパッケージに合わせるのであれば「さくらもち」と書くべきでしょうか? 今シーズン初です。

毎春、二、三回は食べますね。若いころはほとんど食べることはなかったのですが、大人になってから、こういう和菓子の美味しさに目覚めました。

桜餅は、この桜の葉っぱも一緒に食べる訳ですが、子供のころは、それも苦手な理由の一つでしたが、今じゃまるで平気なわけですから、味覚は変わるものですね。

ただ、桜餅のシーズンが終わってしばらくするとやって来る次の和菓子、柏餅の場合は、あの葉っぱは食べませんよね。不思議なものです。

そして、当たり前と言えば当たり前なのですが、この桜餅もお店によってだいぶ味が異なりますね。どのお店の桜餅が一番好みなのか語れるほど食べていないのが悲しいところです。

今日の配本(22/02/25)

李先生の中国語ライブ授業
1入門クラス

李軼倫 著

先生と生徒の会話で進む、すいすい読める入門書。発音も文法も、よくある質問に答えながら、わかりづらいところを丁寧に解説します。

アラビア語文法ハンドブック[増補新版]

新妻仁一 著

文字と発音から、格変化、動詞の派生形、数詞、例外的な表記など、現代アラビア語の理解に必要な基礎的な文法から、さらに上のレベルを目指す中級者も活用できるアラビア語学習の基本図書。アラビア語に本格的に取り組むためには欠かせない一冊です。つねに参照しながら、魅力的なアラビア語の世界をともに歩んでいきませんか。この増補版では、アラビア語の文法用語や索引を新たに加えるとともに、最新の知見をもとにしたコラムも多数掲載。

チェルノブイリ
「平和の原子力」の闇

アダム・ヒギンボタム 著/松島芳彦 訳

チェルノブイリは「平和の原子力」の象徴として、ソ連で最も安全で進んだ原発と言われていた。しかし、1986年4月の原子炉爆発事故によって、歴史に汚名を残す末路をたどった。事故からすでに36年が経過しようとし、その間にアレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り 未来の物語』をはじめ、数多の著作や研究が世に問われてきたが、ソ連やロシア連邦の根深い秘密主義のために、今でも全容が解明されたわけではない。最新刊の本書は、構造的な欠陥をはらんだ原発が誕生した経緯から、北半球を覆った未曾有の放射能汚染、多くの人々の心身に残した傷にいたるまで、気鋭のジャーナリストが綿密な取材と調査を通して、想像を絶する災厄の全体像に迫った、渾身のノンフィクション作品だ。

ヴェルサイユ宮殿に暮らす[新装版]
優雅で悲惨な宮廷生活

ウィリアム・リッチー・ニュートン 著/北浦春香 訳

フランス貴族社会の象徴、ヴェルサイユ宮殿。18世紀、ここには王を頂点に千人以上がひしめきあって暮らしていた。豪華絢爛な外観、贅沢な食事、着飾った女性たち、舞踏会や音楽会……。華やかな宮廷生活が思い浮かぶが、本書のテーマはこうした表の顔ではなく、より人間くさい日々の営みのほうにある。著者は残された書簡や官僚機構の報告書などを精力的に読み込み、宮殿での暮らしの実態をひもといてゆく。

思い違いをしているのはあたしだけでしょうか?

こんな初歩的な知識を間違えるなんてあたしだけかも知れませんが、ナチによる虐殺で知られるアウシュヴィッツって、日本人の多くはドイツにあると思っているのではないでしょうか。実はあたしも、学生時代にはその程度の知識でした。

でも現在の国名で言うと、アウシュヴィッツはポーランドですね。日本人の正答率はどれくらいになるのでしょうか? 二択か三択でポーランドも含まれていれば正答率も上がりそうですが、単純に「アウシュヴィッツはどこの国にありますか?」と尋ねれば、多くの日本人が「ドイツでしょ」と答えるような気がします。

それと似ているかも知れませんが、原発事故であまりにも有名になったチェルノブイリはどこの国にあるでしょう、と尋ねたときに日本人の多くは「ロシア」あるいは「ソ連」と答えると思います。

「ソ連」という答えであれば正解と言えるのですかね、当時の国家の名称としては。でも現在の国名では「ロシア」ではなく「ウクライナ」になります。これも意外と盲点ではないでしょうか? たぶんアウシュヴィッツ以上に日本人の正答率は低いと思います。

そんなチェルノブイリ原発の事故を検証したノンフイクション『チェルノブイリ 「平和の原子力」の闇』がまもなく刊行になります。しかし、ウクライナの平安はいつになったら訪れるのでしょうか。

そうか、同い年になるのか!

乃木坂46の新曲、29枚目シングルが、乃木坂46時間TVで披露されました。センターは5期生と発表されていましたが、ネットで言われていたとおりのメンバーでしたね。運営側に情報を漏らしている人がいるのでしょうか?

それはともかく、あたしのように乃木坂だけでなく、櫻坂も日向坂も好きなファンとしては、今回の新曲は往年の欅坂っぽいなあと感じられましたが、世間の反応はどうなのでしょう? 曲調が乃木坂と言うよりは欅坂っぽいと感じた面もありますが、センターが欅坂のセンター平手友梨奈に似ているなあという印象を受けた方も多いのではないでしょうか? あたしもその一人です。そしてネットでは「秋元康の好きそうなタイプ」とも言われているようです。

ただ、てちと顔立ちが似ているとは感じるものの、それを言うなら、むしろ同じ乃木坂46の4期生・林瑠奈に似ていると感じました。そして、それなら既に歌唱力がはっきりしている林をセンターに抜擢してもよかったのではないかと思うのですが、やはり話題性重視だったのですかね。

さて本日お披露目された5期生ですが、これから髪型も化粧も変わっていくのでしょうし、年齢的にはまだまだ成長途中でしょうから、今日の時点で評価を下すのは早いとは思います。それに、あたしは歌にしてもダンスにしてもド素人ですから、何の論評もできる立場にはいないのですが、そんなあたしでも一つだけ、パフォーマンスを見ていて思ったことがあります。

身長の高低は別にいいです、見てくれについてもこれから垢抜けていくでしょうから構いません。それよりも気になったのは、楽曲披露の時の体のしなやかさです。もっとわかりやすく言えば、体の硬さです。踊っている5期生を見ていて、「なんか体が硬そうだなあ」と感じるメンバーがいました。それがダンスのしなやかさに通じるのだと思います。

体の硬さも、今後の練習やトレーニング、そして経験で柔らかくなるのでしょうか。幼いころならともかく、高校生になると体が硬い子はもう柔軟性を身につけるのは厳しいのではないでしょうか。

そして、そんなことよりも驚いたのは、今回の5期生の最年少は14歳です。中学2年生ですよね。あたしの姪っ子と同い年です。もう乃木坂にうつつを抜かしていては犯罪になってしまいますか?

漢和辞典を購入しました

天長節ですね。

自宅でまったりと「乃木坂46時間TV」を見ながら、のんびりと過ごしております。五期生、初々しくてよかったですね。一人、直前になって新型コロナウイルスの濃厚接触者ということで欠席になってしまったのが残念でしたが、こればっかりは致し方ないでしょう。

さて、漢和辞典を買いました。学生時代の中国学を離れて数十年、今さら漢和辞典を買ってどうするのよと言われそうですが、たまに買ってしまいます。何でもかんでも出たら買うというわけではありませんが。

そもそも「辞書は何を買ったらよいですか?」「辞書はどれがお勧めですか?」と聞かれることがたまにありますが、中国学をやっているのであれば漢和辞典は複数持っていて当たり前、辞書とは引き比べるために存在するのではないでしょうか? 他のジャンルの辞典でも同じことです。

閑話休題。

購入したのは小学館の『新選漢和辞典』です。このたび新装版が出たそうなので購入したのですが、小学館の漢和辞典は学生時代に愛用していた辞典だったので、ついつい懐かしさで買ってしまったというわけです。

写真の右側が、その愛用の漢和辞典です。奥付を見ますと、「昭和56年3月5日 ワイド版5刷」とあります。まだ初版のようです。そして今回購入したのが写真の左、なんと第八版です。

編者の小林信明先生は、もちろん面識はありませんが、大学院時代の恩師の一人が小林先生の弟子だったようで名前はよく聞いていました。あたしが使っている辞典の編者だ、と思いながら。そんな学生時代の思い出もよみがえってくる漢和辞典です。

2022年2月23日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

魔都・上海

平凡社新書の新刊『上海』を購入しました。

何の修飾語もなく、シンプルに「上海」をタイトルにするなんて、なんと潔いのでしょう。

しかし、上海とはどれほど魅力的な都市なのでしょうか。わが家の書架を漁ってみたら、文庫・新書だけでこれだけの「上海本」が出て来ました。今では版元品切れのものもあるかもしれませんが、わが家にはこれくらいありました。

が、やはり見落としというのはあるもので、更に三冊で来ましたし、たぶんあと数冊は書架にあると思います。

そして、あたしが買いそびれている「上海本」もたくさんあるのだと思います。日本人って、本当に上海が好きなんですね!

魔都と呼ばれたあの街、あたしも何度か訪れたことがありますが、北京とは異なる魅力があります。

2022年2月22日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー