無料の小冊子、二つ

書店でこんな冊子が置いてあったので、いただきました。

左は『千年の読書 人生を変える本との出会い』の刊行記念リーフレットです。間違えて裏表紙を撮ってしまいました(汗)。

冊子の中には10名の書店員が推薦する、10冊の本が紹介されています。あたしの知っている方も何名か名前がありました。

そして右側に並べたのは、亜紀書房と晶文社のコラボフェアの冊子です。「並べて考える このテーマ、この著作」というタイトルのフェアです。

なんと30のテーマで両社一冊ずつの本が選ばれています。つまり60点のフェアというわけですか。ボリュームもそうですが、こういうフェアですと、テーマを設定するのもひと仕事です。そしてよいテーマが見つかったとしても、両社に該当する本がなければフェアになりませんから、二重の難しさがあります。

テーマで本を集めるといえば、数年おきに実施していたみすず書房、東京大学出版会、そして白水社のフェアもありましたね。

今日の配本(22/01/19)

年月日

閻連科 著/谷川毅 訳

千年に一度の大日照りの年。一本のトウモロコシの苗を守るため、村に残った老人と盲目の犬が、命をつなぐために選んだ手段とは……

羊皮紙に眠る文字たち再入門

黒田龍之助 著

ロシア語などで使われるキリル文字。このあまり知られていない不思議な文字の歴史を探りながら、にぎやかで魅力的な世界を味わう。