今日は、シュリーマンの生誕200年です。1822年の1月6日生まれだそうです。日本では江戸時代の末期ですね。
それに合わせて、しばらく品切れになっていた『シュリーマン トロイア発掘者の生涯』を新装版として復刊いたしました。もう店頭に並び始めていると思いますので、気になる方は是非どうぞ。
ところで、シュリーマンってトロイ遺跡と共に名前だけは昔から知っていましたが、実はどんな生涯を送った人なのかよく知りません。子供のころにトロイの木馬の話を聞いて興味を持ち、それを大人になるまで抱き続け、遂に偉大な発見を成し遂げた、そんなおぼろげな記憶ですが、合っているのでしょうか。
あの時代の考古学や発掘、探検といったものは帝国主義の国策と深く結びついているというイメージがあるのですが、シュリーマンの場合はどうなのでしょう?