やはりGoToトラベルは必要なのでしょうか?

総選挙も終わり、選挙について思うことは多々ありますが、それはひとまずおくとして、選集の関西ツアーについて、しつこくまだ書きます。

今回の関西ツアーは大阪、京都、兵庫を駆け足で回ったと書きましたが、つまり大阪は梅田と主要駅周辺、京都も中心部のみ、兵庫に至っては三宮に半日程度の滞在でした。

そんな三都物語で感じたのは京都の通りの寂しさです。

ほんの数時間ではありましたが、京都の様子を見てみると、観光客は確かに増えていると感じます。それっぽい人を多数見かけましたから。ただ、現状では国内からの観光客のみで、海外からの観光客がドッと押し寄せるのはいつになることやら……

烏丸通り、三条通り、河原町通り、四条通りという京都のど真ん中、一番繁華な通りですが、これらの通りを歩いてみたところ、シャッターが閉まっているテナントがなんと多いことか! 改装中というところももちろんありましたが、大半は以前のテナントが撤退して次のテナントが見つかっていない、という感じです。京都のど真ん中ですから、路面の家賃は相当なものでしょう。コロナが治まっていない現状では、とても入居しようというテナントが現われないのだと思います。

これはかなり深刻な状況ではないでしょうか。もちろん、観光客が戻ってくれば京都の契機はすぐにでも上向くのかも知れませんが、それがいつになるかわからない現状では、観光業界としては起爆剤としてのGoToをすぐにでも始めてもらいたいところなのでしょう。

しかし、やはりGoTo、特にトラベルは金持ち優遇策であって、富める者だけがますます富むような政策なので、あたしは反対です。