哲学の女王からソロデビュー?

晶文社から今年の5月に刊行された『哲学の女王たち』という本があります。

タイトルからおおよその内容はわかると思いますが、西洋史の中で知的活動を行なっていた女性たちにスポットをあてた評伝集のような本です。取り上げられている女性は、ディオティマ、班昭ヒュパティア、ララ、メアリー・アステル、メアリ・ウルストンクラフト、ハリエット・テイラー・ミル、ジョージ・エリオット(メアリー・アン・エヴァンズ)、エーディト・シュタイン、ハンナ・アーレントシモーヌ・ド・ボーヴォワール、アイリス・マードック、メアリー・ミッジリー、エリザベス・アンスコム、メアリー・ウォーノック、ソフィー・ボセデ・オルウォレ、アンジェラ・デイヴィス、アイリス・マリオン・ヤング、アニタ・L・アレン、アジザ・イ・アル=ヒブリの20名です。

欧米の読者であればよく知っている名前ばかりなのかもしれませんが、あたしにはとんとチンプンカンプンで、赤字にした4名くらいしか知りません。

そんな中、緑字にしましたヒュパティアは来月半ばにあたしの勤務先から評伝が刊行になります。タイトルは『ヒュパティア 後期ローマ帝国の女性知識人』です。内容は「優れた数学者・哲学者として弟子から政界と宗教界に要人を輩出しつつも、政治的対立に巻き込まれ非業の死を遂げた女性の、伝説と実像」というものです。

晶文社の本を読んで興味を持たれた方、ぜひ本書を手に取ってみてください。

みーぱんファミリー

日向坂46亡いのユニット、みーぱんファミリーのMV「酸っぱい自己嫌悪」が好調なようです。

多くのおひさまが感じていると思うのですが、昨年のライブで披露された時はなんとなくふわーっとした曲だなという印象だったものが、MVで非常に好印象に変わりました。ちょっと懐かしくくって切ないメロディーが頭に残って離れません。

それに、MVの内容が歌詞のまんま、歌の世界をそのまま映像化したようなところが好評の原因なのかも知れません。4人とも同級生なのか、先輩後輩なのか、最初はちょっと戸惑いましたけど、四人で机を並べているシーンがあったので同級生という設定なのでしょうね。

で、YouTubeで公開されているMVを毎日のように視聴しているのですが、昨日の見た時の再生回数が目に留まったので、画面をキャプチャしてしまいました。

なお、MVの撮影場所は神奈川県三浦半島の先の方、みーぱんが自転車を押して歩いている時に過去の自分とすれ違うのは「神奈川県三浦市三崎5丁目2−9」あたりの路地だと思われます。Googleマップで検索し、ストリートビューで確認してみてください。