宣言が解除になり、書店回りも10月から再開しています。やはり書店回りは楽しいですね。
そんな書店回り、本日は久しぶり、本当に何ヶ月ぶりでしょう、横浜まで足を延ばしました。その横浜、有隣堂のルミネ横浜店の文書コーナーでこんなフェアを見つけました。
筑摩書房と白水社のシェイクスピア読み比べフェアです。同じ作品を上下に並べ、その間に読み比べポップを配置してくださっていて、これならお客様も楽しんでくれるだろうという展開になっています。
さて、そんな本日、10月7日はナタリア・ギンズブルグの没後30年です。
白水Uブックスに『ある家族の会話』『マンゾーニ家の人々(上)』『マンゾーニ家の人々(下)』の3点が入っていて、気軽に読むことが可能です。この没後30年にあたって、しばらくの間品切れになっていた『マンゾーニ家の人々』も重版しましたので、この機会にぜひ。
さて、今月の中旬には配本になりますが、ゼーバルトの新装版も今回の『カンポ・サント』で一段落となります。全部で6冊となりました。
たまたま本日はノーベル文学賞の発表日ですが、ゼーバルトも存命であればきっと受賞しただろうと言われる作家の一人ですね。
ただ、受賞せずに亡くなりましたけど、そう言われるだけの作家なわけですから、受賞の有無にかかわらず、これからも読み継がれていって欲しいと思います。