今号は、今年創刊70周年を迎えた文庫クセジュの特集です。
創刊70周年ということは、『ライ麦畑でつかまえて』『ハドリアヌス帝の回想』それぞれの原書が刊行されたのと同じ年月です。ある意味、同い年と言えるわけですね。
そんな文庫クセジュのフェア、この秋にいくつかの書店で開催予定です、否、既に開催している書店もあります。この機会に復刊した銘柄もありますので、お近くの書店をのぞいてみてください。
ちなみに、文庫クセジュは既に多くの銘柄が品切れとなっています。残念ですが致し方ありません。
仕方なく、古本屋などで見つけたときに買い求めた文庫クセジュが二枚目の写真です。同じアイテムを複数冊買ってしまっているのもありますが……
いまから思うと、こんなテーマのものも出していたんだ、というアイテムが意外と多いです。今後も、クセジュだからこそのテーマのものを出していければと思います。