ツァーリの時代?

ロマノフ朝史 1613-1918(下)』が刊行になり、先月刊行の『ロマノフ朝史 1613-1918(上)』と、まずは併売をお願いしたいのですが、振り返ってみますと、あたしの勤務先、意外とロシア帝国に関する書籍を刊行しているのですよね。ちょっと並べてみました。

ロシア帝国の人物の中でも最も有名な一人である『エカチェリーナ大帝(上)』『エカチェリーナ大帝(下)』、そしてロシア帝国時代の戦役である『クリミア戦争(上)』『クリミア戦争(下)』を覚えている方も多いのではないでしょうか。

そして、これらロシア帝国の舞台の一つ、『クレムリン 赤い城塞の歴史(上)』『クレムリン 赤い城塞の歴史(下)』も記憶に新しいところではないでしょうか?

しかし、どれも上下本というボリューム、たった4点なのですが、これだけで十二分に壮観です。余力があるのであれば、『ロマノフ朝史』と同時期に刊行した、これまた上下本の『ナターシャの踊り(上)』『ナターシャの踊り(下)』も一緒に如何でしょうか?

今日の配本(21/08/30)

眠りの航路

呉明益 著/倉本知明 訳

睡眠に異常を来した「ぼく」の意識は、太平洋戦争末期に少年工として神奈川県の海軍工廠に従事した父・三郎の記憶へ漕ぎ出す――。

アメリカ副大統領
権力への階段

ケイト・アンダーセン・ブラウワー 著/笠井亮平 訳

権力闘争、相互協力、反目、そして友情。正副大統領の力関係と人間模様を軸に、ナンバー2の視点からアメリカ政治の中枢を描く。

ロマノフ朝史 1613-1918(下)

サイモン・セバーグ・モンテフィオーリ 著/染谷徹 訳

愛憎相半ばする一族、戦争と革命、陰謀と謀反、弾圧と殺害、性愛と嗜虐……王朝の絢爛たる歴史絵巻と血にまみれた秘史を語りつくす。