パラリンピックも平和の祭典ですよね?

あたしは五輪に反対です。

別にコロナ禍でやらなくてもよいではないか、という理由で反対しているのではなく、そもそも五輪に反対なのです。ですから、コロナ禍のはるか以前、東京五輪の招致運動のころから一貫して反対で、東京が選ばれなければよいのに、と願っていました。

当時の感覚としては、復興五輪を謳うのであれば東京ではなく東北でやるべきだろう、と思っていました。その復興という言葉すらどこかへ吹き飛んでしまいましたけどね。

さて、ここで語りたいのはブルーインパルスです。五輪の時に登場しただけでは飽き足らず、パラにまで出てくるとは、なんとも厚顔無恥な戦闘機でしょう。

それにしても、どうして平和の祭典であるオリ・パラに戦闘機が登場するのでしょう。そして、そんな戦闘機をどうして多くの国民が熱狂的に見上げるのでしょう。あたしには理解できません。

きれい? 格好いい? すごい?

どんなに言葉を並べてもブルーインパルスは戦闘機であって、平和の祭典という理念にふさわしくないと思うのはあたしだけでしょうか? あれだけオリ・パラに懐疑的だったテレビの情報番組もブルーインパルスの話題を好意的に取り上げているのは理解に苦しみます。

日本酒を冷やしていただきました

昨晩は、先日は発売された「乃木坂工事中」のBlu-ray4タイトルのうち「乃木坂選手権開催中」を視ながら、新潟から取り寄せた日本酒をいただきました。

収録回の「センス見極めバトル」は、まだ三期生すら参加していないころ(加入前?)の映像で、既に卒業しているメンバーが多数出演していて、それはそれはもう懐かしい映像でした。ただし、このころの「乃木坂工事中」は既に録画して視聴していたので、「ああ、こんな回、あったなあ」という気持ちで視ることになりました。もちろん、未公開映像もあるので、「こんなシーンがカットされていたのか」という新鮮な驚きもありました。

それにしても、一期生と二期生はずいぶんと少なくなりましたね。映っていたメンバーの半分はいないのではないでしょうか。きちんと数えたわけではありませんが、そんな気がします。そして、一期生も二期生もまだまだアグレッシブというのでしょうか、よい意味でガツガツしていたように感じられました。

そんな「乃木坂工事中」視聴のお供はこちらのお酒です。

「金曜日、午後9時45分のお酒」と書いてありますから、一週間働いた週末にこれを飲んで疲れを癒してください、という意味なのでしょう。しかしあたしは金曜日ではなく土曜日に飲んでおりました。

味は、やや甘め。日本酒好きの中にはこういう味を受け付けない方もいらっしゃるでしょうね。

竹田酒造店の「かたふね はなじかん」というお酒です。恐らくは、日本酒好きのオッサンではなく、ふだんあまり日本酒など飲まないような若い女性を意識して作られたものではないでしょうか。そういう意味では、ジュースのような飲みやすさがありました。

それにしても、昨晩は福岡で乃木坂46のコンサートが行なわれていたはず。配信もあったので(もちろん有料ですが)、視ればよかったのですが、視るなら今宵の大園桃子卒業セレモニーの方ですよね。笑顔で卒業するのか、それとも大号泣してしまうのか。

パンが美味しい!

近所にある大手スーパー・いなげやでこんなパンが売られていたので買ってみました。

ちょっと甘めのクリームが中に入った菓子パンです。大手パン屋・神戸屋の「しあわせ届ける」シリーズだそうです。ふだんから売っているわけではなく、「広告の品」としてたまたま数日間だけ売られた商品のようです。

さすがは神戸屋です。一口かじったときのパンが美味しかったです。中のクリームもしつこくなく、ちょうどよい味と量でした。ただし、クリームなので一つ食べればそれなりに空腹は満たされ、二つも食べれば十二分に一食分となります。

好評であれば、今後は常時売られるようになるのでしょうか?

話はガラッと変わって本日の朝日新聞夕刊。

夕刊には写真入りでなーちゃん(西野七瀬)のインタビュー記事が載っていましたが、その対向ページに載っていたのが静岡県にある柿田川公園の記事です。

ここ、行ったことあります。記事のとおり、とてもきれいな流れでした。そして自然豊かな公園でした。

どうして行ったことがあるかと言いますと、かつて妹家族がこの近所に住んでいたからです。妹家族は静岡在住ですが、三島近辺で何度か引っ越しをしていまして、一時期はこの柿田川公園から比較的近いところに住んでいたことがあるのです。それで、妹家族のところへ遊びに行ったときに、この公園にも立ち寄ったという次第です。

鈍器です

ロマノフ朝史 1613-1918(下)』の見本が出来てきました。

先月は『ロマノフ朝史 1613-1918(上)』が刊行になり、下巻も今月末には店頭に並ぶ予定です。

ロマノフ朝を俯瞰する、この重厚な上下本。上下で重さは1.8キロ、積むと厚さの合計は10cmを超えます。値段もそこそこ致しますので、大型店でないと店頭に並んでいないかも知れませんが、見かけたら手に取ってご覧いただければ幸いです。

いつか行けるのかしら?

中公新書の『物語 パリの歴史』を落手しました。

どっかで見覚えのあるタイトルと思ったのですが、少し前に読んだ講談社現代新書の『物語 パリの歴史』と全く同じなんですね。本屋で注文を受けた書店員さんが間違えないか心配です。

商売柄と言いますか、職業柄と言いますか、パリと聞くとちょっと食指が動いてしまいがちで、かつては岩波新書の『パリ 都市統治の近代』も買って読んでしまいました。

あとは白水Uブックスの『職業別 パリ風俗』が揃えば、新書パリ四姉妹揃い踏みです。しかし、あたしが実際にパリの地を踏むことは、いつかあるのでしょうか?

今日の配本(21/08/18)

スペイン語の語源

岡本信照 著

「読む」「法律」「伝説」が同じ語源? 「働く」は「3本の棒」から生まれた? 語彙の間の隠れた関係性を、語源から解き明かしていきます。取り上げた語は2200以上。膨大なスペイン語の語彙も、語源に立ち返ると意外と限られた数に収束することがわかります。アラビア語借用語や実は否定に由来する語彙などコラムも充実。巻末には語根一覧も付しました。既知の単語はもちろん、新たに出会った単語の成り立ちを想像するのにも役立つ、あなたの知的好奇心を刺激する一冊です。

第七師団と戦争の時代
帝国日本の北の記憶

渡辺浩平 著

大東亜共栄圏から東南アジア進出にいたるまで日本の対外認識を大きく形作ってきたのは、「南進」論であるといわれる。 しかし、果たして、それは正しい理解なのだろうか? これが本書の問題関心である。第七師団は北辺の守りを司る「北鎮」師団として北の民の心の拠り所だった。日露戦争では旅順攻略戦や奉天会戦に参戦、シベリア出兵(尼港事件に遭遇)やノモンハン事件でも戦い、太平洋戦争時にはアリューシャン列島やアッツ島に派遣、敗戦直前には占守島や樺太でソ連の侵攻を食い止める役割を担った。「最強」師団はいかに戦い、そして負けたのか? 「北鎮」という忘れられた北への眼差しを恢復する試み。

そしてアンダーはどうなる?

昨日は、乃木坂46の次のシングルとそれを歌唱する選抜メンバーについて書きましたので、本日はアンダーメンバーについてちょっと語ります。

結成当初から表題曲を歌う「選抜メンバー」とそれ以外の「アンダーメンバー」に別れていたのは人数を考えるとやむを得なかったと思います。もちろん、最初から全員で歌えるように8人から12人くらいでスタートすれば話は別ですが、それではAKB48の公式ライバルという立ち位置にはなりません。大勢のメンバーを擁し、それぞれのメンバーにファンを付け、メンバーを競わせることによってCDの売上を伸ばすというビジネスモデルですから、少数精鋭は最初から選択肢としてなかったのでしょう。

あたしが書くまでもないですが、「AKB48の公式ライバル? なにそれ?」と鼻で笑われていた初期のころは音楽番組に出られる選抜メンバーが雑誌やメディアの取材も中心となって受けていて、アンダーメンバーはほとんど仕事がなかったようです。レッスンも必ずしも毎日ではなかったようですし、テレビで出られるわけでもないのに何のためにレッスンをしているのか、と疑問に思ったメンバーも多かったことでしょう。

乃木坂46の人気がある程度付いてきて、アンダーメンバーにもそれなりの人気や注目が集まるようになったころ「アンダーライブ」が始まったと記憶しています。アンダーメンバーはここでライブの数をこなし、パフォーマンスでは選抜メンバーに負けない、という自信と意地、そして誇りを身につけたのだと思います。いつか選抜メンバーを見返してやるというギラギラしたものがあったのではないでしょうか。

結果的に、専用の劇場を持たない乃木坂46にとってアンダーライブは貴重なパフォーマンスの場となり、また乃木坂46の人気上昇と相俟って、そこそこの規模の会場を埋められるだけのコンテンツに成長しました。よくも悪くも、功罪どちらもあると思いますが、一期生と二期生は一緒に乃木坂46を育てていった創成メンバーなんだと思います。

ところが三期生、四期生は、加入当初から別行動を取るようになり、何名かは選抜メンバーになるものの、それ以外のメンバーがアンダーに合流するのは遅れました。アンダーライブにもしばらく参加していませんでした。運営側がどうしてこういうやり方を選んだのかはわかりませんが、このころからアンダーから選抜への下剋上が少なくなったような気がします。

かつては入れ替わりがあったものですが、この数年、選抜メンバーがアンダーへ落ちることはなくなりました。選抜メンバーが体調不良で休業したり卒業したりして欠員ができると、そこにアンダーメンバーが補充されるという状態です。流動性やダイナミズムは皆無です。

もちろん選抜メンバーには選抜されるだけの理由があり、そう簡単にアンダーへ落とせるわけではありませんし、選抜とアンダーの明確な境界線なり、基準なりが示されているわけではないので、選抜メンバーについて書いたことの繰り返しになりますが、長老メンバーは自分から辞退しない限り半永久的に選抜メンバーでいられるのです。

男性アイドルが長く続けられるように、女性アイドルだって30過ぎても、40になったってアイドルを続けたっていいではないか、これからはむしろそうなるべきだ、という意見があるのは承知しています。しかし、それをやるのであれば、初めから少人数で新規加入メンバーなど作らず、オリジナルメンバーだけで活動をするべきです。

数年ごとに新メンバーを加入させる現在のやり方では、一定年齢に達したら必然的に卒業せざるを得なくなります。これはかなり大きな決断、運営の方針転換になると思いますので、既にコンテンツとして出来上がっている乃木坂46で行なうのは至難でしょう。

話がそれてしまいましたが、次のシングルのアンダーについてです。今回から四期生がアンダーに合流することになるようです。そうなるとアンダーもかなり大所帯になりますね。コロナがなければ、全国を回ってアンダーライブを行なうところでしょうが、たぶん乃木坂46に限らず、多くのアイドルやアーチストの活動方針にコロナは大きな影響を及ぼしてしまったのではないでしょうか。

誰がアンダーのセンターになるのかよりも、あたしはアンダーライブが行なえるか否かが大きな鍵なのではないかと思っています。現在の選抜の卒業予備軍の数を見ていると、五期生からの大抜擢も考えられますが、アンダーメンバーからも数名(5名くらい?)は選抜への昇格のチャンスがあると思います。そのチャンスをつかめるか否かの場としてアンダーライブができると、メンバーにとってもよいのではないかと思っています。

個人的には蘭世には選抜に昇ってきてもらいたいと切に願っています。

これで世代交代はできたの?

「乃木坂工事中」で乃木坂46の「28th シングル」のフォーメーションが発表されました。誰が選抜に選ばれたか、誰が選ばれなかったか、ファンは一喜一憂していることでしょう。

前作、27枚目の時にこのダイアリーであたしなりの感想を書きましたので、今回も感想を書きたいと思います。とはいえ、こんな感想は自分の推しメンが選抜に選ばれているか否か、ポジションがどこなのかで、ファンは勝手なことを言うものですから、ここに書くことも一ファンの勝手な戯言だと思っていただければと思っていただければ幸いです。

あたしの基本的な考えは世代交代をどう進めていくかなので、前回も書きましたが、新内・高山・松村・真夏の長老には選抜から外すべきだというものです。前作で松村が卒業し、なおかつ桃子も卒業を発表したので、この枠は新内・高山・真夏の三名となります。

高山も今作で卒業を発表していますが、9月末で卒業と表明しているので、このシングルでの活動期間を考えると、やはり選抜メンバーからは外すべきではなかったかと思います。これだけ抜けば、昨今のコロナ禍を踏まえると「多すぎる」という批判を多少はかわせるのではないかと思います。

ただ、長老を外すだけでは世代交代にはなりません。そこで今回は4期生の掛橋が初選抜となったわけだと思います。2期生の北野と鈴木が選ばれたのがファンの間では異論百出なのかも知れませんし、この二人が選ばれるのであれば蘭世が外れたのはおかしいという意見、あたしももっともだと思います。

なんとなくですが、発売前に発表はされていませんが、高山に続いて新内、真夏も今回のシングルで卒業なのかな、という気もしました。もしかすると樋口、北野なども卒業かも知れません。そう考えたとき、次期キャプテン候補として2期生の鈴木か3期生の久保を運営は考えているのかな、なんて思います。

客観的な人気などを考えると鈴木キャプテンはありえないかも知れませんが、たたずまいを見ているとキャプテンとして十二分にやってくれそうな気もします。ただしポジションを見たときに現キャプテンである真夏と生ちゃんに挟まれた久保が今作はキャプテンとしての修行期間になるのかな、という気もするのです。

一番気になるのは蘭世ですね。鈴木、蘭世あたりは年上世代がごっそり抜けた後、3期、4期を引っ張っていくのに一番ちょうどよい年齢とキャリアだと思うのですが……