これくらいの人数がいいですね

日向坂46の12名目シングル「絶対的第六感」の選抜メンバーが発表されました。そのフォーメーションは画像の通りです。

選抜メンバーが20名以上の乃木坂46に慣れていると、日向坂46の15名という選抜メンバーはとても少なく感じます。でも、音楽番組でメンバーをしっかり認識してもらうには、このくらいの人数がちょうどよいと思います。乃木坂46も15名、せいぜい18名くらいに減らせないものでしょうか。

さて、今回の選抜メンバーについて雑感をいくつか。

今回のシングルで一期生の加藤史帆、東村芽依、二期生の丹生明里、濱岸ひよりの四名が卒業を発表しています。なので、今回はその四名は選抜メンバーに入るかなと思っていましたが、ひよたんが入れませんでした。ちょっと残念です。

事前のSNSでは日向フェスとの関係で佐々木美玲がセンターを務めるのではないかとも言われていましたが、蓋を開けてみるとみーぱんは裏センターでした。個人的にはみーぱん推しなのでセンターだったら嬉しいですが、世代交代を図っている日向坂46では、もうみーぱんが表題曲でセンターになることはないのではないかと思っています、非常に残念ですが。

もう一曲、正源司陽子のセンターで行くかと思っていましたが、藤嶌果歩とのダブルセンターでした。やはり、しょげこともう一人、四期生の核となるメンバーを育てたいという運営側の意図を感じます。これはこれでよいのではないでしょうか。ただ世代交代を考えるのであれば、一列目は加藤史帆ではなく、金村美玖でよかったのではないかと思います。

河田陽菜が三列目になったのはちょっとが意外でした。でも前列の端っこよりは後ろの列でもセンターラインの方が、実はテレビではよく映るのでそんなに悪くないポジションなのかも知れません。

どういう人選?

JAグループ国産国消キャンペーン。地産地消という言葉は人口に膾炙して久しいと思いますが、この国産国消という言葉はどれくらい広まっているのでしょう。

そんなキャンペーンを乃木坂46が担当して、もう数年になります。昨日の朝日新聞に一面広告が載っていまして、卒業した山下美月に代わって五期生の五百城茉央が新たにメンバーに選ばれたようです。五期生からは唯一のメンバー入りです。

ところで、こうした外仕事を担当するメンバーって、どういう基準で選ばれるのでしょう。人気順なのでしょうか? ただ人気順と言っても公式的には客観的な人気ランキングを発表しているわけではなく、ファンがSNSで訴えているのはあくまで主観でしかありません。

やはり世間的に名前の知られているメンバーを中心に、本人の適性とか、やる気を勘案して選んでいるではないかと思います。グループとしては五期生の中心は井上和ですが、先日までの朝の帯番組「ラヴィット」やラジオの冠番組「乃木のの」に菅原咲月を選んだのは、何かしらの意図を感じます。セーラームーンも井上和と菅原咲月が主役でしたから。

アート方面では池田瑛紗がいますし、演技・舞台仕事はこれから奥田いろはが仕事を増やしていくのではないかと思われます。そんな中、今回の国産国消は五百城茉央でした。素朴っぽい雰囲気、農業や大地との相性がよいと思われたのでしょうか。

円盤化が早いですね!

日向坂46のブルーレイ、「齊藤京子卒業コンサート&5周年記念MEMORIAL LIVE」が届きました。今年の4月に三日間にわたって行なわれたライブがもう円盤化されるのですね。

乃木坂46もライブの円盤は何枚も発売されていますが、バースデーライブの円盤は、翌年のバースデーライブが行なわれるころになってようやく発売されるのが常でしたから、ほんの数ヶ月で発売される日向坂46の円盤は異常に早く感じられます。

どうしてなのでしょう。円盤化が遅れる理由として考えられるのは、権利関係の処理だと思いますが、ファンとスタッフとメンバーしかいないライブ会場で、映ってはいけないものが映り込むことってどれくらいあるのでしょう。想像を逞しくするなら、メンバーの下着とか変な表情が映っているような場合でしょうか。特にメインで映っているメンバーの後ろの方にいるメンバーが要注意ではないかと思います。

あとは声の修正ですかね。会場では音響の関係で聞き取れなくても会場にいるという興奮と一体感で帳消しにされるのだと思いますが、ブルーレイやDVDの形で視聴するとなると、歌声が聞き取れないのはつらいでしょう。そして音程が外れるのもライブの醍醐味と言えますが、これもやはり円盤となると、あまりにもひどいものは修正しないと興醒めになりそうです。

そういう修正に、日向坂46はあまり手間がかからなかったということなのでしょうか。

小さなラッキー

仕事から帰宅すると、やや薄い封筒が届いていました。封を開けてみると、こんな小冊子が入っていました。

表紙には乃木坂46の五期生の写真が配置され、「乃木坂46 5期生写真集 MEMORIAL NOTE 思い出ノート」と書いてあります。「5期生写真集」と言えば、今年の2月に発売された『あの頃、乃木坂にいた』です。

そうか、そうか、確か購買者プレゼントがあって、応募したなあ、と思い出しました。どうやらそれに当選したようです。

当選賞品である冊子と一緒に、左のような挨拶文が入っていました。「当選」や「プレゼント企画」という言葉が見えます。

それにしても、乃木坂46のメンバー写真集には、応募者プレゼントとして、アナザーカット集がしばしば作られます。あたしも何回か応募していますけれど、意外と当たるものですね。たぶん、今回で数回目の当選です。片手くらいの数は当たったのではないかと思います。

カバー違いを購入することはありますが、それでも各一冊で、同じ写真集を数十冊も購入するなんてことはしておりません。なので、この当選確率は思いのほか高いのではないかと思います。こんなことに人生の幸運を使ってしまってよいのか、とも思います。でも恋人もいない(いたことがない)、結婚もしていない、冴えない人間の唯一の愉しみのようなものですから、これくらいの見返りは受け取って当然なのではないでしょうか。

36枚目シングルの感想を少々

先のダイアアリーで、乃木坂46の36枚目シングルについて、発表後に予想を云々と書いておきながら、結局、巷間言われていた五百城茉央のセンターはないだろう、ということくらいしか書いていませんでした。それではタイトルに偽りありですので、今回は簡単にあたしの感想を述べたいと思います。

まず、ここ何枚ものシングル発売に当たって書いていると思いますが、選抜メンバーが多すぎると思います。アンダーとのアンバランスが著しいのではないでしょうか。

選抜が19名で、アンダーが13名というのは、どう考えてもアンバランスだと思います。ここは選抜・アンダー16名ずつでよかったのではないでしょうか。

その上で、今回の選抜メンバーについて思うことを勝手気ままに書きますと、梅澤のような背の高いメンバーは中心線ではなく両サイドに置くべきだと思います。五百城茉央とか、それ以外のメンバーについても身長についてはそう思っています。

あと運営は、井上和・菅原咲月のペアはもう諦めたのでしょうかね。個人的にはこの二人が数年後にはかつての白橋のごとく、センターを両脇から支えるメンバーになると思っていたので、このところの両者の差には多少残念な気持ちがあります。

筒井あやめも、アンダーセンターとして十二分に頑張ったと思いますが、今回の位置は解せないところがあります。そしてアルノを選抜復帰させたのであれば、本当に歌えるメンバーで選抜を組むという、以前からあたしが言っているような選抜も見てみたいものです。そうなると、遠藤さくらや田村真佑といったメンバーがアンダー行きになりますが、それも致し方ないかな、と思っています。

そうなると、逆にアンダーの方が、林瑠奈を筆頭に歌えるメンバーが揃っているかも知れませんね。

後出しジャンケン

言霊というのはやはりあるようです。数日前に、このダイアリーで本物のメロンが食べたいと書きましたが、なんとそれが実現しました。それもスーパーで売っているカットフルーツなどではありません。

ご覧ください。カットされたものではありますが、立派な大玉のメロンです。シールには「ふらのメロン」と書いてあります。

メロンと言えば夕張メロンが有名ですが、知名度は劣るけれど富良野メロンも負けず劣らず美味しいよ、という話をずいぶん前に聞いたことがあります。そのころ東京のスーパーなどでも少しずつ富良野メロンを見かけるようになりました。

そんな富良野メロンをご近所からいただいたので、夕食後のデザートとして賞味しました。久々の高級メロン、とても美味しかったです。大満足の味でした。やはり、たまには食べたいものですね。

さて、昨晩の「乃木坂工事中」で乃木坂46の36枚目シングル選抜メンバーが発表されました。ネット上ではいろいろな情報が飛び交っていましたし、誰が選抜に選ばれるのか、誰がセンターを務めるのか、そういう話題がファンにとっては楽しいものです。

ただネット社会の弊害なのか、誹謗中傷、自分だけが正しいと信じて疑わないような意見が散見どころか、かなり多く見られるのは悲しいことです。ファンじゃない人やアンチなのでしょうけど、あえてネットに書き込む必要性が感じられません。

さて発表されてから予想を書くのは後出しジャンケンと言われても仕方ありませんが、事前予想ではセンター五百城茉央という声が大きかったように感じます。でも、あたしは五百城茉央はセンターというタイプではないと思っています。五期生曲のセンターを務めはしましたが、グループ全体のセンターという印象は持っていませんでした。

ファンの間では「人気から見て、某々が最有力」「センターじゃないのはおかしい」という意見が見られますが、その「人気」というもの、誰がどうやって客観的に計測しているのでしょう。ミーグリの完売速度やグッズの売上など個人戦の指標もありますが、あくまで一部ですしファンからは内情までは見えませんから。ですから、ネットでファンが「人気から考えると……」という意見、あたしは信用していません。

とはいえ、そんなものよりももっと客観性が低いですが、やはりセンターに向いている人とそうでない人っていると思うのですよね。フォーメーションのどこに置いても目を惹かれる人と、センターに置くことによってより輝く人といのがあると思います。

時代考証の厳密さ

NHK大河ドラマ「光る君へ」は越前が舞台。そこに宋からやって来た中国人が出て来ます。彼らは日本との貿易を求めているようです。

松下洸平演じる宋人、実は日本人から、吉高由里子演じる後の紫式部、まひろが宋の言葉を教わるシーンが出て来ます。まひろはみるみる上達し、別れ際に「再見」なんて挨拶を発します。

ここでふと疑問が湧きました。「再見」って日本人にもお馴染みの中国語「さようなら」「また会いましょう」という言葉ですが、この時代に使われていたのだろうか、ということです。それを言ってしまったら、松下洸平を含め宋人たちの使っている中国語は紛れもなく現代の「普通話」です。あの時代の中国語って、これで合ってるの、という疑問が湧いてきます。

ただ、これを言い出したら、日本人側だって話している言葉はまるっきりの現代語です。平安時代が舞台ですから、語彙が違うのはもちろんのこと、発音も現在とはずいぶんと異なっていたはずです。しかし、江戸時代を舞台にした時代劇を始め、喋っている言葉はどの映画、ドラマも現代語です。

ここを忠実にやり出したら、たぶん専門家でも考証しきれないところになってしまうのでしょう。日本人が現代日本語で話しているのですから、宋人が現代中国語で話していても、何ら問題ないわけですよね。とはいいえ、あの時代にはなさそうな語彙を紫式部が教わっているというのは、どうしても違和感を感じます。

落とし所

そろそろ今シーズンのドラマも最終回を迎えようとしています。先週はNHKの「パーセント」が早々と終わってしまいました。まあ、あのドラマは全四回の短いものでしたから致し方ありませんが、いろいろと考えさせられるドラマでした。

そしてTBS系「くるり」は、主人公の記憶がだいぶ戻ってきて、いろいろと真相が明らかになってきました。一番胡散臭く見えていた律と付き合っていたらしいですが、だとしたら事故後の出会いとか不自然な感じを受けます。もしかして別れ話が出ていたのかもしれませんね。

また花屋の公太郎さんも元カレなんて嘘をついた理由は何でしょう。そして主人公誠をストーカーしていたのは誰なのか。記憶を失うきっかけとなった事故は誰のせいで引き起こされたものなのか。恋愛ドラマでありつつもミステリー仕立てなのが楽しく見ております。

公太郎と言えば、同じTBS系の「ナインボーダー」にもコウタロウが出て来ます。こちらのコウタロウさんも記憶喪失で、今回は彼の正体が判明するという内容でした。あたしは最初のころ何か事件を追っている刑事かと思っていたのですが、だとしたら同僚刑事がすぐにでも探しに来るだろうから違うなあ、と思い直し、そこから先は考えるのをやめていました。

意外な正体でしたが、出張に来て、たぶん泊まりがけでしょうけど、荷物をロッカーに入れますかね。ほぼ東京に滞在するのであれば、駅ではなく予約していたホテルに預けるのが普通だと思うのですけど、あたしならそうします。それに免許証まで荷物の中って、ちょっと不自然です。

不自然と言えば、免許証の交付日が9月31日になっていたのは単純なミスなのか、視聴者の突っ込み待ちなのか、あたしには何とも言えませんが、一番引っかかったシーンです。

次回が最終回と言えばテレビ朝日系の「あなたの恋人、強奪します。」も主人公の恩人は無事に見つかるのでしょうか。そして連続女性失踪事件にまで風呂敷を広げてしまうと、あと一回で終わらせるのは難しいのではないでしょうか。

記憶喪失

今期は以下のようなドラマを見ています。

くるり~誰が私と恋をした?(TBS系)

9ボーダー(TBS系)

あなたの恋人、強奪します。(テレビ朝日系)

そして、光る君へ(大河ドラマ)です。

このうち、「くるり」と「9ボーダー」には記憶喪失の人物が登場します。どちらも自分の名前も、どんなことをしてきたのか思い出せないということになっています。

「くるり」の方は、それは主人公なのですが、社会人をやっていただけに同僚が自分の名前や住所などを教えてくれたので、自分が誰なのか履歴書的な情報は得ることができました。それに対して「9ボーダー」の方は、名前も職業もすべてが謎に包まれたままです。近所の人の目撃談があるのですが、ほとんど手掛かりにならない情報ばかりでした。あたしが思うに、事件を追っていた警察関係者(たぶん刑事)だったのではないかと予想しています。

それはさておき、以前に本で読んだか、テレビで見たか、どちらかだと思いますが、こういうドラマや小説にありがちな記憶喪失って現実にはほとんど起こらないとのことです。幸か不幸か、あたしはこれまで生きてきて、身近に記憶喪失の人に接したことがないので、この話が本当なのかわかりません。ただ、専門家(医者か大学教授か)が語っていたと記憶しているので、きっと間違いないことなのだろうと記憶に留めたはずです。

その後この件を自分で調べたわけではありませんので、果たして実際はどうなのか、記憶もうろ覚えな部分があるので、いつかちゃんと改めて調べてみたいと思っています。ただ、これ以外のドラマはわかりませんが、どうして今期は記憶喪失のドラマが多いのでしょう。

偶然なのでしょうか。それとも多くなる社会背景があって、その結果こうしたドラマが作られているのでしょうか。そちらの方も気になりますね。

ユニコーンには乗れない

昨夕、たまたまスカパー!のチューナーのスイッチを入れたらTBSチャンネルで、数年前のドラマ「ユニコーンに乗って」が一挙放送されていたので、ついつい見てしまいました。永野芽郁ちゃん、カワイイですよね。

数年前に放送されていた時も、リアルタイムで視聴していたドラマですので、ここでストーリーを語ることはしませんが、今回再び見て改めて思ったのは西島秀俊演じる小鳥さんの安定感、安心感です。

大手ではなかったと思いますが、そこそこの銀行の立川支店長を務めたほどの人材が何を血迷ったかその職を抛って、娘、息子と呼んでもおかしくない連中が起業した会社に再就職したわけです。そこで若い同僚に対して、一歩退きつつもしっかりとサポートをし、経験に裏打ちされた的確なアドバイスをするという役回りです。

ドラマの中の西島秀俊の設定はたぶん50歳になっていないあたりです。永野芽郁をはじめとする起業した若者たちから見たら何もかもが異なる人生の先輩です。ドラマの中ではそのアドバンテージを遺憾なく発揮していましたね。そんなドラマを見ていて、わが身を振り返ると自分の不甲斐なさに茫然自失です。

ドラマの西島秀俊よりも十歳近く年上にもかかわらず、あたしにはあんな知識も経験もありません。もちろん的確なアドバイスだってできっこないです。銀行からユニコーン企業へ転職して、あれだけやれるなんて、正直すごいと思います。あたしなど、他の出版社へ転職したとしても、そこで何も発揮できるようなスキルはありませんし、今の今までそんなもの身につけてきませんでした。

あんなのはドラマの中の話だよ、出来過ぎたフィクションの世界だよ、と言ってしまうことは可能ですが、やはりドラマとはああいうカッコ良さを見せつけられると、落ち込みはしませんが、自分のダメさがよーくわかるものです。