前回、最後の宮崎空港で食べたチキン南蛮定食が美味しかったと書きましたが、南九州ツアーの食について、それ以外の食事についても少々語りたいと思います。
と、その前に朝日新聞の夕刊「素粒子」欄に、ハン・ガン『別れを告げない』がさらっと取り上げられていました。ますます注文が伸びそうです。
話は戻って南九州の食です。初日の晩は熊本で懇親会を開きました。会場は西銀ぼたんというお店。もともとは別のお店を予約していたのですが、そこが工事になってしまったので、系列の別のお店を紹介してもらったという次第です。くどいようですが、本場の馬刺しは美味しかったです。
二日目の昼食は、食べた後に新幹線で鹿児島へ向かうので、熊本駅の近くでお店を探しました。そして予約したのが駅前花屋という食堂です。
誰か地元の人に聞いたわけでもなく、訪れるまではどんなお店なのか全くわからなかったのですが、次から次へとお客さんがやって来る、大人気のお店でした。そしてなによりも、とにかくボリューミーな料理が圧巻でした。
男子高校生が部活の後に食べに来るのではないか、あるいはガテン系の労働者がとにかく安くたくさん食べたいときに訪れるお店、そんな感じのお店でした。果たして夜に来たらどんな料理が供されたのでしょうか?
二日目の晩は鹿児島です。ホテルから徒歩5分ほどにある黒豚屋という居酒屋です。ここも料理が美味しかったです。さつま揚げや知覧鶏など、やはり地元の特産を食べるのは何とも言えない旅の醍醐味です。
三日目は鹿児島から宮崎へ向かったのですが、特急で二時間かかることもあり、あらかじめしまづ屋の仕出し弁当を頼んでおき、鹿児島中央駅で受け取って車内でいただきました。お弁当はとても美味しかったのですが、箸が付いていなかったのが致命的(!)でした。一緒に頼んでおいたペットボトルの知覧茶も美味しいお茶でしたので、本当に箸の一件だけが画竜点睛を欠くになってしまいました。
そんな食を堪能したツアーでした。最後に宮崎空港で買ったお酒をご紹介します。
南九州と言えば焼酎なのでしょう。売店でも焼酎ばかりが並んでいました。あとは地ビール。日本酒はいったいどこにあるのでしょう、と探していたら見つけたのがこちら。
千徳酒造の高千穂神楽献上純米酒「舞」です。限定商品と書いてあったので、それに天孫降臨の地、高千穂に縁があるお酒のようなので買ってしまいました。同じく空港の売店で買った宮崎鶏の炭火焼きと一緒にいただきました。