グラタンコロッケの季節到来?

昨日の朝日新聞の読書欄で紹介されていた『台湾鉄道』ですが、紙面ではモノクロの画像でしたので、カラーでお見せいたします。それほど厚い本ではありませんが、比較的大判の一冊です。

一見すると絵本のような本です。もちろん絵本のように小さなお子さんが見て楽しんでくれるのも嬉しいですが、台湾の鉄道の歴史を描いているので大人の干渉にも耐えうる一冊となっています。そういうわけで、書店では世界史(中国台湾史)の棚に置かれていたり、実用(鉄道)の棚だったり、あるいは絵本の棚に置かれていると思います。是非、店頭で探して実物を手にしてみてください。

さて、昨日は午前中に髪を切りに出かけ、帰宅時に国分寺駅にあるクイーンズ伊勢丹でまい泉のサンドイッチを買ってきました。

定番の「ヒレかつサンド」は当然買うとして、その隣に「ミニグラタンコロッケバーガー」が置いてあったので、つい手に取ってしまいました。このバーガーは季節限定商品だそうです。そう言えば、ふだんは見かけないですね。

マクドナルドはまだまだ月見を販売しているので、たぶんそれが終了したらグラコロが登場するのでしょう。そちらも毎年のように食べているので、いまから楽しみです。

1818分の159

今朝の朝日新聞の読書欄に載っていた記事です。

筑摩書房から刊行されているちくま新書が創刊30周年を迎えたそうです。ついこの前スタートしたばかりという気がしていましたが、もうそんな歴史を紡いできたのですね。

まもなく、週明けには10月の新刊が数冊刊行されるはずですが、カバーに書いてあるナンバーを見ますと、9月の刊行分までで1818冊(1818点と呼ぶべきでしょうか?)が刊行されているようです。年間60冊、毎月5冊の刊行ペースということになります。

ちなみに2021年に70周年を迎えた文庫クセジュは一年に6冊程度の刊行ですから、あっという間に刊行点数も抜かれてしまいました。まあ、刊行点数の多さを競うものでもありませんが。

さて、あたしもちくま新書はよく買っていまして、わが家の書架にはこれだけのちくま新書が並んでいます。毎月買っているわけでもありませんし、もちろん全点買っているわけでもありません。

それでも興味のあるタイトルを買っていたら、これだけの分量になっていました。この機会に数えてみましたら、159冊ありました。ちゃんと計算すると8.7パーセントにあたります。全刊行点数の一割も架蔵していないのですね。これは多い方なのか、少ない方なのか。

最近では『アフリカ哲学史』が話題になっていて、あたしももちろん購入していますが、個人的には『アッシリア』が非常に面白かったですね。これからも岩波新書や中公新書とは異なるカラーで刊行を続けていくことを願っています。

香りのお試しセット?

あたしが、自宅の部屋でお線香を焚いているということは、以前にもこのダイアリーで書いたと思います。先日も松栄堂のお線香を買ったところです。そして松栄堂のお線香もまだまだ残っているのですが、別なお線香を買ってみました。

それがこちらです。玉和堂のお線香です。松栄堂は京都の老舗で300有余年の歴史を持つそうですが、玉和堂は大阪の香舗で、200年ほどの歴史があるようです。どちらも老舗と呼ぶに相応しい歴史ですね。

今回買ってみたのはお試しセットのようなものです。「香樹林」というブランドですが、それが四種類セットになっているものです。写真の左から清澄香樹林、淡麗香樹林、沈香香樹林、香樹林です。一函に十数本入っています。それぞれを焚いてみて、気に入ったのを見つけたら、もっと本数がたくさん入っているのを買えばよいのでしょう。

さて、あたしはどれが気に入るでしょうか?

これが最後のドームかしら?

今月半ばには店頭に並ぶと思いますが、今年も語学手帳が出来てきました。仏独西中の四か国語に加え、2025年版はタイ語がラインナップに加わりました。そして、事前の予約数を見ると、思いのほかタイ語の反応がよいのです。

タイ語と言えば、この数年、BLドラマの影響で学習者が伸びているようです。あたしの勤務先の語学書もお陰様でよく売れています。かつて韓流ドラマがブームになって韓国語学習者が伸びたように、ドラマの影響というのは大きなものです。

それはさておき、先日、乃木坂46を卒業した三期生・山下美月の卒業コンサートのブルーレイが届きました。既にあちこちで公開されていましたが、あたしが購入したのは、こんなパッケージのものです。

ここ数年のドラマや映画での活躍、最初こそ事務所の力や乃木坂46というブランド力もあったでしょうが、これだけ出演が続くのは本人の努力がそれらを上回るものだったからでしょう。そして、演技力も評価されているのだと思います。

乃木坂46は卒業生にしろ、現役生にしろ、演技の道に進む子が多いですね。それも必ずしもテレビドラマとは限らず、舞台で活躍しているメンバーが多数います。日本の芸能界と言いますか、世間の印象としては、テレビに出ていないと落ちぶれたと思われがちですが、海外ではテレビなどよりも舞台俳優の方が格上だったりしますので、乃木坂のメンバーの進路はこれでよいのではないでしょうか。

それにしても、山下美月の卒コンは東京ドームでした。今後、乃木坂46を卒業するメンバーで、ドームで卒コンをやれるメンバーっているのでしょうか?

あれれ、このちゃん、どっこー?

『月刊エンタメ』の11月号を買ってみました。

表紙は誰なのでしょう? 最近は坂道グループくらいしか追っていないので、48グループは知らないメンバーだらけです。

それなのにどうして買ったのかと言いますと、先日宮崎で行なわれた「ひなたフェス」の特集が組まれているからです。一冊まるごとであれば言うことないのですが、さすがにそれは高望みが過ぎるというものでしょう。

ちなみに、あたしが買ったのは通常表紙なんだと思いますが、日向坂46の正源司陽子と藤嶌果歩の二人が表紙を飾っている別バージョンも売られています。購入するときに、あたしが間違えてしまったようです、情けない。

まあ、中身は同じなのでよいとして、表紙には《日向坂46「ひなたフェス2024」総力特集》と書かれています。総力特集ですから期待しようじゃないですか。現地へ行かなかった身としては紙面で体験するしかありません。

同誌には何組かのインタビュー記事が載っていますが、あたしの推しメンであるみーぱんは松田好花との対談が載っているようです。どんなインタビューかと思ってページを開いても見つかりません。

みーぱんのインタビューはあるのですが、一緒に登場しているのは松田好花ではなく、ミーパンファミリーの一員である河田陽菜なのです。そう思って日向坂カバーの表紙を見ると「佐々木美玲・河田陽菜」と書いてあります。つまり、あたしが買った方の表紙は誤植ということのようです。

表紙、特に人の名前は絶対に間違えてはいけないと、編集部時代に先輩から口を酸っぱく言われたものですが、こういう雑誌でもケアレスミスというのはあるのですね。

好きな人には刺さるでしょう

セブンイレブンから新作の三角サンドイッチ「三角シャルロットサンド チョコクリーム」が発売されていたので、おやつに買ってみました。シャルロットサンドは、以前にクリーム味のものが発売されていたのを覚えています。それのチョコレート版ということですね。

お子様には、こちらの方が受けるのではないかと思いますが、どうでしょう。わが母はチョココロネとかが好きな人なので、このチョコのシャルロットサンドも美味しいと言ってパクついていました。

あたしとしては、もう少ししっとり感があってもよいかな、いやチョコの甘さが足りないのだろうか、という感じで何か一つ足りないものを感じました。決して不味くはないので、子供のおやつにはちょうどよいと思います。大人でも小腹が空いたときにはよいかも知れませんが、二つだとちょっと持たれるのでは(?)と思います。

そしてもう一つ。これはセブンイレブンではなく、近所のスーパーで見つけた商品です。

お茶で有名な伊藤園の新商品「杏仁烏龍」です。これたぶん商品名のセロハンを剥がしてしまったら、フルーツ牛乳やマミーと間違えてしまいそうな色をしています。そして、色の先入観から、そんな味を想像してしまいがちです、あたしは。

しかし、これはあくまで杏仁烏龍です。どんな感じかと言いますと、中華デザートの杏仁豆腐を液体にして飲んでいるです。ですから、商品名に偽りなしではあります。杏仁豆腐を飲んでいるみたいと感じていると、ほんのりと烏龍茶の風味がして、「あっ、お茶なんだ」と思わせられるのです。

杏仁豆腐味ですから、さっぱりとした感じはありますが、これなら杏仁豆腐を食べた方がいいや、と思う人もいると思います。ちなみに伊藤園のサイトには「飲むスイーツ第一弾」と書いてありますので、この後も第二弾、第三弾と続くのでしょう。いったいどんなスイーツがドリンクに変わるのでしょう。

最後に別の話題。今朝の朝日新聞、折々のことばです。

今朝取り上げられているのはジンメルです。出典は、あたしの勤務先から出ている『ジンメル著作集』(全12巻)の第7巻「文化の哲学」です。これは自社、他社共に単行本として刊行されてはいないので、どうしても欲しい方は分売不可の著作集を買っていただくしかありません(汗)。

お店によってずいぶん違うものですね

昨日のダイアリーでご紹介した、浜松のバウムクーヘン「きみのまま」ですが、昨日は箱の写真だけでしたので、実物の様子と味に関するレポートを少々。

ウェブサイトには

ふんわりあまーい想い出の味。
お母さんの愛情がこもった幸せの味。

そんなお母さんの卵焼きみたいな
たまごたっぷり、
ふわふわのバウムクーヘン。

と書いてあります。商品名のとおり、卵を存分に使ったバウムクーヘンのようです。

箱から取り出してみるとご覧のような感じ。まあ、よくあるバウムクーヘンです。取り立てて特徴的だとか、変わっているところは、見た目にはないようです。

カットして食べてみたのですが、確かに卵が比較的強く感じられます。しっとりという感じでもなく、あえて言うなら伊達巻きのような味わいでした。伊達巻きをスイーツに仕立てたような感じと言ったら、伝わる人には伝わるのではないかと期待しております。

前回のダイアリーに出した北海道は北菓楼のバウムクーヘンは、これよりもしっとりした感じのバウムクーヘンだった印象があるので、お店によってバウムクーヘンもさまざまなんだなあと、改めて感じたところです。こんどは治一郎のバウムクーヘンを買ってみたいと思います。

秋の静岡&長野フェア

このダイアリーではしょっちゅう登場する、JR国分寺駅ビルにあるクイーンズ伊勢丹。現在、そこでは「秋の長野&静岡フェア」が開催中です。こんどの日曜までのようです。

このフェアに注目したのは、もちろん妹家族が住んでいる静岡が絡んでいるからです。なので、このダイアリーのタイトルも「長野&静岡」ではなく、「静岡&長野」にしてしまいました(汗)。

両県のいろいろな特産、名産が売られていましたが、やはり静岡のものを選んでしまいます。まずチョイスしたのは「手造りプリン」です。富士山麓あさぎり宝山ファームという富士宮市のメーカーのプリンです。カラメルソースが別に付いていて、お好みでかけて食べるようです。

やや堅めの美味しいプリンです。あたし個人の好みとしては、もう少し堅くてもよかったかなと思いましたが、ちょっと苦みのあるカラメルソースはとてもよかったです。

続いては、スイーツではなく夕飯のおかずをチョイス。

唐揚げが好きなのですが、よく見るとこれは鶏の天ぷらです。浜名湖産の青のりを使っているのがポイントです。とり天というのは大分県の名物だったと思いますが、それを静岡でアレンジしたものなのでしょうか? それともクイーンズ伊勢丹オリジナル商品なのでしょうか?

そして最後はバウムクーヘンです。静岡のバウムクーヘンと言えば「治一郎のバウムクーヘン」が知られていますが、これはそれとは違いまして、「きみのまま」という商品です。

公式サイトには「ふんわりバウムクーヘン」とありますので、まだ食べていませんが、食べるのがとても楽しみです。

あたしは、この十年か二十年くらい、バウムクーヘンと言えば北海道は北菓楼の「バウムクーヘン・妖精の森」が一番のお気に入りで、あっちこっちのバウムクーヘンを食べ歩いたわけではありませんが、この商品が一番だと思っていました。果たして「きみのまま」はそれに匹敵する味わいなのでしょうか。

Take My Breath Away

先程のダイアリーでルシア・ベルリンに触れましたが、ベルリンと聞くとあたしは「Take My Breath Away」を思い出してしまう、と言いますか、頭の中にこの曲が流れ始めます。

とはいえ、映画「トップガン」は見たことがありません。あの頃って、とにかく洋楽が流行っていて、テレビ番組でも洋楽専門のものがありましたし、楽曲もラジオから頻繁に流れてきていたものです。ドラマや映画の主題歌になっているということだけは知っていても、ドラマも映画も見たことがない、ただその曲だけは耳に馴染んでいる、というのはよくあることでした。

で、話は戻ってルシア・ベルリンです。上掲の楽曲とは何の関係もありません。またベルリンというのはこの楽曲を演奏しているバンドの名前です。ベルリンという名前ですが、アメリカのバンドです。

さて、ルシア・ベルリンの新刊『楽園の夕べ』ですが、是非とも訳者・岸本佐知子さんの最新エッセイ『わからない』と併売していただけると、あたしはとても嬉しいです。岸本さんの翻訳書はいろいろ出ていますので、それらも一緒に並べて岸本佐知子翻訳書コーナーを作ってもよいかと思います。そんな中に、岸本さんの著書も混ぜ込んでみては如何でしょうか、という提案です。

書店員の皆さま、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

2024年9月26日 | カテゴリー : Rockfield Diary | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

年貢の納め時になりました

わが家に、DoCoMoからこんなDMが届きました。あたし宛ではあるのですが、母が使っている「らくらくホン」に関するDMでした。

母のらくらくホンは既に10年以上は使っていると思いますが、このところバッテリーの持ちが非常に悪くなってきました。半日くらいで、特にハードな使い方をしているわけではないのに、限りなく0%に近い数値になってしまいます。

もういい歳だから死ぬまで使い倒す、と言っていた母ですが、このところの自然災害をニュースで見るにつけ、避難した先でスマホの充電が切れたら困るからなんとかならないか、と言うようになっていたのです。じゃあ、近いうちにドコモショップへ行って聞いてくるよ、と言ってたのですが、機先を制してこんなDMが届いたわけです。

DMにはご丁寧にも母が使っている機種名が印字されていて、もうその機種は修理もできません、電池持ちが悪くなっていませんか、と書いてあります。多少の優待で新機種に機種変更できるとも書いてあります。母も機種変更したいと言っているので、これまた近いうちにドコモショップを予約して訪ねようと考えています。

さて、母のスマホはともかく、ルシア・ベルリンの新刊を手に入れました。ご覧のように過去の二冊も持っています。どこの書店へ行っても店頭にたくさん並んでいますが、過去の二冊を一緒に並べているところが少ないようです、あたしが回った限りでは。

二冊目の『すべての月、すべての年』が既に文庫化されているので、たいていの書店は単行本と文庫は棚が異なりますし、場合によっては担当者も違うので、一緒に並べようとならないのでしょうか。それなら最初に出た『掃除婦のための手引き書』だけでも横に並べたらと思うのですが、それも目に付きませんでした。どうしてなのでしょう?