半休とは?

昨日と今日、午後から半休を取りました。

昨日は母の大学病院通院に付き添うための半休で、今日はあたし自身の胃カメラ検査のためです。

今日の午前中は会議などもありましたので出社しましたが、昨日の午前中は在宅勤務にしました。

その昨日の在宅勤務ですが、いつものように起きていますので、そして通勤という苦痛もないので、朝の5時から仕事を始めていました。そして昼までですので12時まで自宅で働きましたが、そうするとそれだけで7時間働いていることになります。

これって半休じゃなくて、在宅でフルに働いたことになりませんかね?

とはいえ、月火と外回りができていないので、明日から猛暑の中、また外回りを頑張らないとなりません。

忙しなく、落ち着かない……

先週の月曜日から水曜日まで関西ツアーでしたが、こんどは明日から金曜日まで中四国へ出ます。

なので、その準備で今日一日はとにかくバタバタしていた気がします。

今回のツアーは、まず広島に入って、そこから倉敷、岡山と東へ向かい、四国へ渡って丸亀、そして徳島という行程です。人文会の研修旅行ですが、四名で行くこぢんまりとしたものです。

広島、倉敷、岡山は数年前にも行っていますが、徳島は何年ぶりでしょう? 以前に訪れてから、たぶん10年近くたっていると思います。その時も人文会の研修旅行でした。

さて、今回はどんな経験が出来るのでしょうか?

語学書コーナーに置かれるべき?

中公新書から『広東語の世界』という本が刊行されました。中公新書ですから、どこの本屋に行っても、シリーズが並んでいる棚があるでしょうし、当然そこに置かれていることと思います。

別に中国語を学んでいるわけでもないし、ましてや広東語を勉強しようなんて考えてもいない、でもブルース・リーの映画とか香港には前から興味を持っていたから……、という人であれば、この本を新書コーナーで見つけて思わず手に取るのでしょう。そういう出会いも本屋の醍醐味です。

でも、この本の場合、語学書コーナーに置いてみるのもアリだと思います。著者は、あたしの勤務先から『ニューエクスプレスプラス 広東語』を出している飯田真紀さん。広東語を勉強しようと思っている人が、語学書の棚でこの本を見つけたら迷わず手が伸びる可能性が大だと思います。だとしたら、語学書コーナーにも置かない手はないでしょう。

最近ではSB新書の『ゼロから12カ国語マスターした私の最強の外国語習得法』というベストセラーが、あえて語学書コーナーに置かれている書店も見かけます。検索機の設定などクリアすべき問題も本屋にはあるのでしょうが、こういう場合は融通無碍に、いろいろと置く場所を試してみていただけると出版社としても可能性が広がるので嬉しいです。さすがに『ニューエクスプレスプラス 広東語』を中公新書の棚に置くわけにはいかないでしょうから……

ツアーの想い出?

本日は週の後半ではなく、前半に行って来た関西ツアーを振り返っておきます。

そもそもこの季節なので、一番気になったのは天候です。雨に降られたら厄介ですから。

そう考えると、一番雨の心配がなさそうな初日の月曜日に京都を回りました。京都の書店は駅直結がほぼなく、バス移動も多く、中心部では歩くケースも多々ありますので、雨だけは勘弁して欲しい町です。

そして、関東では一日土砂降りになったという二日目の火曜日。関西も月曜の夜から雨という予報でした。そして火曜日は午前中は強い雨になるけれど、昼過ぎには雨も上がって晴れてくる、という予報でした。案の定、火曜の朝は雨でした。

火曜日はまずは神戸に向かいました。梅田では雨でしたが、宿泊ホテルは駅まで濡れずに行けるので没問題。10時過ぎに三宮に着いたころには雨は上がっていました。雲の隙間には青空もわずかに見えています。思ったよりも天気の回復が早くなったようです。

三宮で仕事をし、戻る足で西宮に立ち寄ったところ、ジュンク堂書店内の喫茶店がお店の入り口の目立つところに看板を出していました。お店の屋号は「春秋」というのですね。春秋社が経営しているのか、と思ってしまいました(汗)。

午後から大阪に戻りまして、もう雨の心配はありません。

紀伊國屋書店で『わからない』刊行記念冊子が配布されていたので、一部いただいてきました。紀伊國屋書店の有志の方が、岸本佐知子さんと『わからない』の編集担当へ直接連絡を取ってインタビューをし、それをまとめたものです。

なかなかの読み応えです。『わからない』を読んでからこの冊子を読むか、あるいはこの冊子を先に読んでから『わからない』を読むか。どちらにしても小冊子なのですが、かなりの力作です。

 

これが最後です!

2024年版のブックカタログが出来上がりました。春先に辞典・語学書カタログが出来、夏前に新書カタログが出来上がっていたので、これで三種類のカタログがすべて出来上がったわけです。

ちなみに、紙のカタログは今年で最後になります。来年から紙版のカタログは発行しないので、これが正真正銘、最後の紙カタログとなります。

周囲を見回してみますと、紙のカタログを発行しなくなった出版社がいつの間にか増えていました。いまや誰もがスマホやPCで検索する時代です。PCなどの検索だと最新の情報が手に入ります。

それに比べて一年に一回しか発行されない紙のカタログは時代に合わなくなってきたのでしょう。致し方ないことです。確かに、お客様からの「カタログを送って欲しい」という電話も、この数年はめっきり少なくなってしまいました。

今回のカタログが底をついたら、お客様からの希望にもゼロ回答になってしまいますが、ご了承ください。

いとやんごとなきニューエクスプレスプラス

先日は秋篠宮家の佳子様のギリシア訪問が毎日のようにテレビで報じられていました。ギリシアと聞くとエーゲ海、ギリシア神話など、なんとなくキラキラとしたイメージを持ってしまいます。現実のギリシアは、たぶん政治的にはなかなか困難を抱えているのではないかと思いますが……

それはさておき、そのギリシア訪問を機にギリシア語を初めて見ようと思った方はいらっしゃいませんか? あたしの勤務先からは『ニューエクスプレスプラス 現代ギリシア語』という入門書が刊行されていますので、最初の一冊に是非どうぞ! ちなみに《エクスプレス》シリーズには『CDエクスプレス 古典ギリシア語』もありますので、よければ古代と現代、合わせて学習してみてください。

そして皇族と言えば、今月下旬に天皇皇后両陛下がイギリスを訪問されるというニュースも入ってきました。イギリスとくれば『ニューエクスプレスプラス イギリス英語』は外せません。アメリカの英語とはひと味もふた味も違う、本場イギリスの英語を本書で勉強してみませんか?

まさしくこういう方のための本です!

まずは、少し前にもご紹介した東京の郊外、小田急線とJR横浜線の町田駅前にある地元の書店、久美堂本店一階で行なわれているフェアです。

今回は中公文庫のフェアを開催中でした。前回、今年の一月のダイアリーで紹介した時は、岩波文庫のフェアをやっていたわけですが、今回は中公文庫です。

なかなか手堅いフェアです。そして、既に棚が傾いていますので、今回のフェアも好調なのでしょう。確かに中公文庫のラインナップは惹かれるものがありますから。

さて、話は変わって今朝の朝日新聞の声欄です。二枚目の画像のような投書が載っていました。

パンダ好きから中国語の学習を始めたなんて、嬉しいことを言ってくれるじゃないですか! そんな投稿主へお勧めしたいのが、新刊ながら既に二回の重版に取りかかっている『はなと学ぶ パンダに会いに行くための中国語』です。著者のはなさんは

NHK「中国語会話」に出演したことから、日本パンダ保護協会のパンダ大使を務める著者は熱烈なパンダファン。特にシャンシャンへの思いは強く、「中国に会いに行きたい!」との願いを実現すべく、中国語のレッスンを始めた。

ということで、この投稿主とまるで同じような学習動機です。そして

だが一般的なレッスンでは中国にパンダに会いに行く時に使えるフレーズがまったく出てこない。それなら、自分が旅に出ることを想定して必要な会話、単語やフレーズを集中して勉強した方がいいと思い立った。

と思い、本書を作られたわけです。パンダ好きから中国語を始めた方って多いのでしょうね。そういう方には、本書を是非手に取っていただきたいものです。

これがヒルズか!

午後から、麻布台ヒルズへ行って来ました。

東京には○○ヒルズがいくつかありますが、ここが一番新しいヒルズですよね? そもそも、この麻布台ヒルズはまだすべての建物が完成していない見たいですし、すべてのテナントがオープンしているわけでもないようです。

完成した暁には、住んでいる人、働いている人、全部でどれくらいになるのでしょうか? 万単位の人が生活する場になるのでしょうかね。働く人もそうですが、住む人となると、あたしなどが逆立ちしたって叶わないような資産家なのでしょう。株とか、そういうもので稼いでいるのでしょう。少なくとも汗水垂らして働いている人とは思えないのですが、それって偏見でしょうか。

さて、そんな麻布台ヒルズに行った記念といっては何ですが、自宅へお土産を買ってみました。

鈴懸(すずかけ)という、福岡の和菓子匠です。

この時季なので柏餅、それと涼やかな見た目の麩乃餅、そしてとても可愛らしい鈴乃最中です。それとたまには勤務先にも何か差し入れようと思って、〇すず籠を買ってみました。

春号が出来ました

あたしの勤務先が年に四回発行している無料のPR誌『白水社の本棚』、その2024年春号が完成しました。

ちなみに、年四回とは1月、4月、7月、10月の刊行です。この刊行はよいとして、号数の名付け方に違和感を覚えるということは、以前にこのダイアリーで書きましたので、ここでまた語るのはやめておきます。

さて、今号の巻頭は「カフカ」です。今年が没後100年にあたるのでタイムリーな記事だと思います。後は人気連載記事と近刊・新刊のご案内です。

「えーっ、そんな冊子を出していたの?」と初めて知った方もいらっしゃると思います。そのような方はこちらをご覧あれ!

出来ました!

赤いバインダーの上に置いて撮ったので、却って見えにくくなってしまったきらいがありますが、2024年版の辞典・語学書カタログが出来上がりました。

この数年、多くの出版社が紙のカタログ、目録を廃止していますが、あたしの勤務先は、いまだ紙のカタログを作っています。この後、5月末から6月初めころには、文庫クセジュとUブックスを収録した新書カタログ、夏にはそれ以外の単行本を掲載しているブックカタログも出来上がってきます。

パラパラとページをめくると、改めていろいろな言葉、言語の参考書を出しているのだなあと思ってしまいます。それが売りであり、柱であるのは重々承知していますし、社内の棚にズラリと並んだ刊行物を見て、ふだんから実感はしているはずですが、カタログで見るのは、またちょっと違う感慨があるものです。