アニメも、映画も!

来月から人気アニメ「ゴールデンカムイ」の第三期が放送スタートです。

アニメの放送があると、そして原作コミックが発売になると売り上げが伸びるのが、アイヌ語関連の書籍、特に『ニューエクスプレス アイヌ語』は著者が同作のアイヌ語監修をされていることもあって、コミック・アニメファンには必携の一冊となっているようです。

先日は、コロナの影響で遅れていた北海道のウポポイがようやくオープンし、アイヌの民俗・民族や文化を巡るニュースが非常に増えてきています。またアニメ同様、来月には映画「アイヌモシリ」も公開になります。

この機会に、アイヌ文化フェアなど如何でしょうか?

今月のおすすめ本[2020年9月]

毎月恒例「今月のおすすめ本」です。

8月のベストテンと、今回はベストテンに中国関連書籍が2点ランクインしているので、現代中国を考えるための書籍を特集してみました。

増刷決定です

夏の初めに刊行した『パトリックと本を読む 絶望から立ち上がるための読書会』の重版が決まりました。この間、紹介が何回かあり、そのたびに注文が集まり、気づくと在庫が底をつくような状態になっていました。

本書は、読書が人を助けるとか、人生を豊かにするといったありきたりな内容の作品ではありません。もっと現実はシビアです、苛酷です。希望を持ちすぎてもいけないし、持たないのもよくない、そんなことがわかると思います。

そして本書の紹介が続き、じわじわと売り上げが伸びて行っている背景の一つとして、アメリカの黒人差別問題が挙げられます。本書を読むと、アメリカ社会の根深い差別、貧困、絶望などが理解できると思います。

今月末には出来ますので、この機会に是非。

書評が続きました

このところ『女の答えはピッチにある』の紹介が続いています。じわじわと売り上げも伸びています。

サッカー本ということでスポーツの棚に並んでいる書店も多いかと思いますが、紹介記事を読むといわゆるサッカー本と聞いてイメージされるものとはちょっと違うと思います。フェミニズムとまで言ってしまうと、敬遠される方もいらっしゃるかも知れませんが、ふとしたことからサッカーチームに入った、サッカーをやるには決して若くはない女性の奮闘記です。

そんな軽いノリで読み始めてもらえれば、読み終わったときには周りの見方(見え方?)がちょっと変わっているのではないかと思います。

広告を出します!

ほぼ一か月後に発売予定のNHKラジオ講座「まいにちフランス語」10月号のテキストに広告を出します。

ベストセラーにしてロングセラーの語学書《フラ語》シリーズをフィーチャーした広告です。特にその中心となる『フラ語入門』は改訂新版の刊行から10か月ほどで3万部という売れ行き。旧版以来のトータルでは14万部を突破する商品です。

広告掲載までまだ一か月ありますので、いまからの発注でも余裕をもって店着するはずです。この機会に《フラ語》シリーズの在庫をご確認ください。

いよいよ映画公開です!

9月から全国で順次、映画「マーティン・エデン」が公開になります。

この映画の原作はジャック・ロンドンの自伝的作品『マーティン・イーデン』です。

映画配給会社の協力を得て、帯も営業用に新調しました。

映画ではよくあることですが、地域によって公開日が異なりますので、公開時には店頭にしっかり並べていただけると幸いです。やや厚い本ですが、厚さなどものともせず、一気に作品世界に引きずり込まれてしまう、非常に力のある作品です。映画がどんな風にできあがっているのか楽しみです。

まもなく重版出来です!

売り上げ好調の『ホーム・ラン』の重版が、来週には出来上がります。

さすが、ミルハウザーと柴田元幸さんのコンビです。

タイトルにも選ばれている「ホーム・ラン」は、柴田さんがこの数年、トークイベントでは必ずと言ってよいほど朗読する作品です。メジャーも始まったこの時季にぴったりな野球の話です。その他にも、手を替え品を替えた短篇集が並んでいますので、気になるタイトルから読んでみてください。

なんとか今年も実施されるようです

コロナ禍で五輪も延期になりましたが(個人的には中止すべきだと思っています)、高校野球にしろ中止に追い込まれたイベントが多い今年。プロスポーツは野球やサッカーなど無観客や入場制限をしながらなんとか開催にこぎ着けたようです。

そんな中、夏季五輪、サッカーW杯と並んでスポーツの三大大会と呼ばれるのがツール・ド・フランスです。ふらんすを舞台に行なわれる自転車レースです。例年ですと7月に行なわれるのですが、今年は延期となりましたが、なんとか一か月後の8月29日スタートと決まりました。

というわけで、今年も文庫クセジュの『ツール・ド・フランス100話』のご案内です。この時季だけでも並べてみては如何でしょうか?

書評が続きます

先日、毎日新聞で池澤夏樹さんに紹介いただいた『ピジン・クレオル諸語の世界』ですが、こんどは朝日新聞で紹介予定という情報が入ってきました。

毎日の紹介は、非常に素敵な、そして本書の魅力を余すところなく伝えているもので、自社の商品ながら改めて「ああ、そういう内容の本なのか」と気づかされました。そして著者の西江さんの偉大さも。

順調に注文が伸びているので、こんどの朝日で初版は品切れになる可能性があります。その動き次第で重版も検討しなければ鳴りませんね。