第三刷です

14歳からの生物学』の二度目の重版が決まりました。第三刷となります。

お陰様で、書店店頭での動きもよいですが、学校などからの注文も毎朝ファクスで届いています。

「オランダの生物の教科書?」と聞いただけでは、あまり興味を持っていただけないかも知れませんが、日本の生物学の教科書との違いを知れば、「これはちょっと読んでみよう」という気になること間違いありません。

恐らく、これだけ売れているのにはそういった理由が大きいのではないかと思います。では日本とは何が違うのか? 一言言うのは難しいですが、もっと人間に注目して記述されている、ということだと思います。あとは実際に手に取ってご確認ください。

手帳・カレンダー特設コーナーで?

書店店頭では、カレンダーや手帳のコーナーが設けられています。気づけば10月下旬、今年も残すところあと二か月です。

手帳やカレンダーのコーナーが出来るようになると、こんな本の注文が増えてきます。

フランス語で日記をつけよう』と『毎日1文 筆記体でフランス語』です。

来年こそは、フランス語で日記やちょっとしたメモのを書いてみようと一念発起した人が買って行かれるのだと思います。今年も是非よろしくお願いいたします。

オペラの日

ちょうど一か月後、11月24日はオペラの日だそうです。

というわけで、オペラ関係の書籍のご案内です。

モーツァルト 魔法のオペラ』『魔笛 秘教オペラ』の二点はややお値段も高く、本格的なオペラ好きな方向けの書籍かも知れません。

一番最初に挙げた『100語でたのしむオペラ』は文庫クセジュの一冊で新書判のお手軽な一冊ですから、「オペラってどんなものなの?」という方にはもってこいだと思いますし、オペラファンにも満足できる一冊です。

ハロウィンが終わったら!

今月末はハロウィンです。「ハロウィン」なのか「ハロウィーン」なのかはどうでもよいですが、今年はコロナもあって、どんな感じになるのでしょう? 少なくとも渋谷の喧騒は、今年はないですよね?

そんなハロウィンが終わると、世間の関心はクリスマスに移ります。書店でもプレゼントブック、ギフトブックのコーナーが作られたりします。そんなコーナーの一角においていただきたいのがこちら、『クリスマスの文化史』です。

この季節になると受注が伸び、書店店頭で見かける機会も多くなります。もし在庫が切れていましたら、この時季だけでも補充していただければ幸いです。

システマティックに増やせます

語学書の重版が続きます。

こんどはドイツ語です。『造語法で増やすドイツ語ボキャブラリー』の重版が決まりました。11月上旬の出来になります。

ドイツ語は単語が割れて、他の単語のくっついたり、なかなか手強そうですが、本書を使えば、効率的に覚えることができます。ドイツ語の単語で戸惑っている方は是非どうぞ!

重版→完売→重版

新刊『フランス語っぽい日々』の勢いが止まりません。

先頃重版が決定し、来週にはそれが出来上がってくるのですが、書店店頭では品切れになっているお店が続出で、追加注文のファクスや電話が陸続と届いております。

そして重版前にもかかわらず、とうとう重版分が満数となってしまいました。第二刷が出来上がってくる前に第三刷が決定いたしました。

この勢い、どこまで続くのでしょうか? いや、より長く続くように、こちらでもできるだけのことはしなければ!

またまたご案内を二つほど

先日に引き続き、またまたご案内です。

まずは文庫クセジュの一冊、『100語でわかる遺伝学』です。

なんでこの本をご案内するのかと言いますと、昨日発表されたノーベル化学賞と関わるからです。今回の受賞者の研究テーマはゲノムです。つまり遺伝子、遺伝学です。そうなると、本書が新書サイズでコンパクトで重宝するのではないでしょうか?

本書には、今回の受賞のキーワードのように紹介されている「CRISPR-Cas9」(クリスパー・キャスナイン)も出て来ますし、そこには今回受賞した二人の研究者の名前も登場します。広く遺伝学の現状を知るには最適な一冊だと思われます。

続きましては『パトリックと本を読む』です。

先日重版の第2刷が出来てきたと思ったらいつの間にか在庫が少なくなってきていまして、再度重版、第3刷です。

本書は、このままのペースで行きますと一過性のブームではなく、ロングセラー賞品となるでしょうし、しばらくは棚必備の一冊になると思われます。

まだ在庫されていない書店はこの機会に是非一冊、既に在庫している書店であれば面陳、平積みをお願いいたします。

いろいろご案内です

本日はいろいろとご案内があります。

まずは、毎月恒例の「今月のおすすめ本」です。9月のベストテンと、読書の秋なので書物にまつわる本を特集してみました。

お陰様で、新刊がなかなか調子よく売れております。入荷していなかったら、あるいは既に売れてしまっていましたら是非補充をお願いします。

続いてのご案内は新刊『フランス語っぽい日々』です。

なんと先週末に発売になったばかりですが、既に多くの書店から追加注文が届いておりまして、初動が非常によいです。なので、重版が決まりました。

と言うよりも、もうほぼ品切れ状態なのです。重版は下旬出来予定ですので、いましばらくお待ちください。

ラジオの影響力

出社すると、注文書のファクスが何枚も届いています。書評などが出た翌週は特に増えます。衰えたと言われたりもしますが、書評の影響力はまだまだバカになりません。

ところで、四大紙ですと勤務先で講読しているので週が明けると「どこに何が出た」のかすぐにわかりますので、送信されてくるファクスやかかってくる電話注文で手応えを感じられます。しかし、書評に出たという情報もないのに注文がにわかに増えるときがあります。多くの場合、地方紙で紹介されたのが理由だったりします。東京では地方紙の書評情報はすぐに入手できないので、出所をつかむまで多少のタイムラグが生じます。昨今はSNS発のヒットもあるので、TwitterやFacebookのチェックも欠かせませんが、今日の場合はラジオでした。

朝のファクスで何枚かの注文書を見かけ、新刊でもないし書評が出たという情報もないのに不思議だなと思っていました。そうこうするうちに午前中に数本の脚注電話を受けました。これはきっと何かあると思ってネットを検索してみたところ、ラジオで武田鉄矢さんが紹介してくれていたのです。

同番組では、かつて『哲学者とオオカミ』も取り上げていただき、その時もものすごい動きとなりました。ラジオの影響力ってこんなにあるんだ、と改めて感じたものです。最近の若者はもっぱらSNSばかりでテレビを見ないと言われますが、ラジオに関しては営業の車の中や職場で一日中つけっぱなしというところもあるようです。この手のラジオのリスナーとあたしの勤務先の刊行物というのは比較的親和性が高いようで、これからも要チェックです。

14歳という年齢は……

新刊『14歳からの生物学 学校では教えてくれない〈ヒト〉の科学』の重版が決まりました。

本書の原本はオランダの学校で使われている生物の教科書です。日本の生物学の教科書や教授内容とあまりにも違いがあることに衝撃を受けた監訳者が「これは日本に紹介しなければ」と翻訳してくださったものです。14歳の方はもちろん、広く中学生、高校生、そしてとっくに学生生活を終えている大人の方にもページを繙いていただきたい一書です。

ところで、14歳っていうのは人世の中でどういう時期に当たるのでしょうね? やはり人格形成などに非常に重要なタイミングなのでしょうか?

そう思うのは、あたしの勤務先で「14歳」が含まれたタイトルの書籍が他にもあるからです。『14歳のアウシュヴィッツ 』『14歳の国』『14歳のX計画』です。

他社を含めると、タイトルに「14歳」を含む作品はたくさん見つかります。やはりターニングポイントとなる年齢なのでしょうね。

ところで、『14歳からの生物学』の重版は今月末の出来予定です。