とうとう3刷

先日の朝日新聞の書評で注文が更に伸びている『民主主義の壊れ方』の重版が決まりました。二度目ですので、こんどが3刷になります。

アメリカのトランプ政権も極端な事例ですが、ロシアや中国など強権的な体制も存在感を増していて、それに倣おうとする発展途上国も多いようです。そんな時代からこそ、本書が売れているのではないでしょうか。

なお、3刷では朝日新聞で本書を紹介してくださった宇野重規先生の推薦オビが付きます。

テーマは愛!

コロナ禍ではありますが、来月にはバレンタインデーが巡ってきます。今年はスイーツショップやデパートもネット販売に力を入れているようです。コロナ禍ではありますが、やはりちょっと浮かれた気分になってしまう季節なのでしょう。

そんな時流に乗るべく、こんなフェアを企画してみました。題して

《エクス・リブリス》で読む さまざまな愛のかたち

です。海外文学のシリーズ《エクス・リブリス》の中から、愛をテーマにした作品を集めた、ちょっとこじんまりとしたフェアです。このくらいのボリュームですと、書店の棚一段でも展開が可能だと思いますし、他社の作品を合わせて大規模な恋愛作品フェアに広げることも可能です。

特製の看板と全点ミニポップが付きます。一筋縄ではいかない恋愛の、さまざまなパターンをこの機会に味わってみるのは如何でしょうか?

ご案内を二つほど……

二つほど、ご案内いたします。

 

まずは毎月恒例、「今月のおすすめ本」です。新年一発目は経済書を特集してみました。あたしの勤務先に経済書のイメージはないかも知れませんが、驚くなかれ、この数年じわじわと刊行点数を伸ばし、いまではこれだけあるのです。少しずつ経済書担当の書店員にも認知されてきているのではないでしょうか?

続きましては、テレビでの紹介がある書籍です。ほぼ全国ネットの「世界!ニッポン行きたい人応援団」次回の放送で、沖縄語を学ぶオランダ人が、沖縄語を学ぶために使っていたのが『沖縄語の入門』なのだそうです。

新年最初の書評です

次回の朝日新聞読書欄に『民主主義の壊れ方』が取り上げられることになりました。

読売新聞やエコノミスト誌などで紹介されて売れ行きが上がり、それを承けて昨年暮れに重版が出来てきたところですが、この勢いであれば更なる重版も視野に入ってきそうです。

年末年始の補充はお早めに

こんなチラシを作って全国の書店に案内しました。

あたしの勤務先のベストセラーにしてロングセラーの二点です。どんな書店でも置いていただきたい商品ですし、多くの書店では年がら年中積んでいただいています。

それでも、気づくと売り切れている書店もあるようなので、改めてご案内した次第です。

チラシ、いろいろ

続けざまに、同報ファクスを送信しましたので、まとめてご案内します。

 

まずは受賞関係です。齋藤真理子さんが韓国文学翻訳賞を受賞されました。受賞自体は少し前のことですが、ここへ来てYahoo!ニュースで取り上げられ、世間に周知されたようので、改めてのご案内です。小さい文字ではありますが、他社観光の主立ったものも載せてあります。

続いては発表間もない、温又柔さんの織田作之助賞です。受賞作は残念ながら、あたしの勤務先の刊行物ではありませんが、温又柔さんと言えばこれ、という代表作はむしろこれらだと思いますので、受賞作と一緒に並べていただければ幸いです。

 

続きましては、好評既刊の重版が決まりましたので、そのご案内です。文庫クセジュの『脱成長』と、こちらは単行本『民主主義の壊れ方』です。

どちらも月末出来予定です。なんとか年内店着できるのではないかと思いますので、よろしくお願いします。

着実に売れています

ひとりでも学べるフランス語』が着実に売り上げを伸ばしています。3月に刊行したので、もう半年以上経っていますが、いまだにランキングに入っています。

実は、著者の書籍は以前にも『フランス文法はじめての練習帳』『15日間フランス文法おさらい帳』を出していて、特に後者は「改訂版」になるほど実績のある学参です。

というわけで、改めて三冊揃えての展開を勧めるべく、チラシを作ってみました。ポップも用意しましたので、よろしくお願いいたします。

今月のおすすめ本[2020年12月]

毎月恒例、今月のおすすめ本のご案内です。今年最後のご案内になります。

11月のベストテンと、今年一年を振り返ってよく売れた本、話題になった本を特集してみました。

同じ新書サイズなので

文庫クセジュの新刊『脱成長』が好調です。

ベストセラー『人新世の「資本論」』の著者、斎藤幸平さんがご自身のTwitterで取り上げてくださったことも追い風になっているようです。それに、なんといっても日本全体が、コロナもありますけど、この数十年ずーっと低成長の時代が続いています。そんな時代にマッチしているのかも知れません。

もちろん、もともとはフランスの本なので日本の現状をどうこうしようというものではありませんが……