刊行即重版

新刊『中国・アメリカ 謎SF』の重版が決まりました。

刊行前から「謎SFってなんなんだ?」という声と共に期待値も高まっていたのですが、蓋を開けてみたら予想以上のスピードで売れていますし、追加注文も来ています。早々に初犯がなくなりそうなので重犯が決まった次第です。

今月下旬には出来る予定ですので、手に入らなかった方、しばしお待ちください!

♪謎が謎よ呼ぶ、殺人事件♪
♪アア、パイプくわえて探偵登場♪

今月のおすすめ本[2021年2月]

毎月恒例、「今月のおすすめ本」のご案内です。

 

今月は語学書篇も作りました。昨年12月と今年1月のベストテンと、その間に重版が出来上がってきた商品のご案内になります。また今月は語学書の新刊が4点もありますので、それも合わせて語あんなしています。

一般書の方は、先月のベストテンに、来月には10年を迎える東日本大震災関係の書籍を集めてみました。

期待の新刊!

2月と3月に出る新刊、『ニューエクスプレスプラス サンスクリット語』と『なぜミンスキーは重要か』のご案内です。

「期待の」なんて書いてしまうと、これ以外の新刊は期待していないみたいに思われてしまいそうですが、決してそんなことはありません。どの新刊も売れて欲しいと願っています。もちろん、あたしだって人間ですから、好みはありますけど……(汗)

なんでこの二点をプッシュするかと言いますと、まず『サンスクリット』ですが、こちらはこれまでの歴代《エクスプレス》にはなかった言語であるからです。《エクスプレス》《ニューエクスプレス》で出していた言語ですと、どのくらい売れるのか、大まかな予想はつきます。しかし、サンスクリットは初めてです。

また、たとえ出していなかった言語でも近隣の国の言語などが出ていれば、そこから類推できますが、サンスクリットのような古典語はそういうわけにもいきません。「ラテン語」や「古典ヘブライ語」などと似たような売れ方になるのか、いまひとつ掴みきれません。

ただ、一つ予想できるのは、サンスクリットなので語学書コーナーだけでなく、人文書の仏教やインド哲学のコーナーでも売れるであろうということです。否、むしろ語学書コーナーよりもこちらに置かれていた方が売れるのではないかと、個人的には予想しています。

しかし、いつものように普通に配本してしまうと語学書コーナーに置かれるだけで、書店の方も「エクスプレスは語学書でしょ?」と思ってスルーされそうです。それを少しでも阻止(?)するために、こうやってチラシを作って、人文書担当の方にもアピールしようというわけです。

もう一点の『ミンスキー』は、いま注目のMMTに関する本で、あたしの勤務先では初めての刊行です。経済関係の書籍はこの数年出すようになってきましたが、それでもこんなバリバリの経済書、ビジネスマンが注目しそうな本はそんなにあるわけではないので、やや本腰を入れてのご案内です。

特に他社から出ている類書が非常によく売れているようなので、本書もかなり期待大です。他社本の売れ行き実績を見ていただければ、本書も各店でそれなりの売り上げになると予想されます。

こちらは、書店によっては初動からトップギアになる可能性もありますので、売り逃しのないようにお願いします。

もう一つ重版です

先日、松田青子さんが紹介してくださってから注文が殺到している『オレンジだけが果物じゃない』の重版が決まりました。

紹介が出た時は在庫がかなり薄い状態で、ご注文いただいた分も迅速に対応できないところがありましたが、重版が決まりましたので、しばらくお待ちいただければ確実に入手可能です。

今回の重版にあたっては、松田青子さんのコメントを帯に使わせていただけることになりましたので、それも乞うご期待!

紹介&重版!

土曜日の朝日新聞読書欄で、『中二階』が紹介されました。この週末も注文が殺到中です。

というわけで、チラシを作ってご案内です。今回の紹介にもありますように、物語が苦手な方でもストーリーのない小説なので取っ付きやすいはずです! 是非、チャレンジしてみてください。

そして、続いてのご紹介は『ブルーシート』です。

こちらはここしばらく品切れ状態だったのですが、東日本大震災から10年の節目をむかえる今年、やはりこの作品を再び読んでもらいたい、もっと多くの人に知ってもらいたいという思いで重版することになりました。

来月上旬には出来予定ですので、いましばらくお待ちください。

とうとう3刷

先日の朝日新聞の書評で注文が更に伸びている『民主主義の壊れ方』の重版が決まりました。二度目ですので、こんどが3刷になります。

アメリカのトランプ政権も極端な事例ですが、ロシアや中国など強権的な体制も存在感を増していて、それに倣おうとする発展途上国も多いようです。そんな時代からこそ、本書が売れているのではないでしょうか。

なお、3刷では朝日新聞で本書を紹介してくださった宇野重規先生の推薦オビが付きます。

テーマは愛!

コロナ禍ではありますが、来月にはバレンタインデーが巡ってきます。今年はスイーツショップやデパートもネット販売に力を入れているようです。コロナ禍ではありますが、やはりちょっと浮かれた気分になってしまう季節なのでしょう。

そんな時流に乗るべく、こんなフェアを企画してみました。題して

《エクス・リブリス》で読む さまざまな愛のかたち

です。海外文学のシリーズ《エクス・リブリス》の中から、愛をテーマにした作品を集めた、ちょっとこじんまりとしたフェアです。このくらいのボリュームですと、書店の棚一段でも展開が可能だと思いますし、他社の作品を合わせて大規模な恋愛作品フェアに広げることも可能です。

特製の看板と全点ミニポップが付きます。一筋縄ではいかない恋愛の、さまざまなパターンをこの機会に味わってみるのは如何でしょうか?

ご案内を二つほど……

二つほど、ご案内いたします。

 

まずは毎月恒例、「今月のおすすめ本」です。新年一発目は経済書を特集してみました。あたしの勤務先に経済書のイメージはないかも知れませんが、驚くなかれ、この数年じわじわと刊行点数を伸ばし、いまではこれだけあるのです。少しずつ経済書担当の書店員にも認知されてきているのではないでしょうか?

続きましては、テレビでの紹介がある書籍です。ほぼ全国ネットの「世界!ニッポン行きたい人応援団」次回の放送で、沖縄語を学ぶオランダ人が、沖縄語を学ぶために使っていたのが『沖縄語の入門』なのだそうです。

新年最初の書評です

次回の朝日新聞読書欄に『民主主義の壊れ方』が取り上げられることになりました。

読売新聞やエコノミスト誌などで紹介されて売れ行きが上がり、それを承けて昨年暮れに重版が出来てきたところですが、この勢いであれば更なる重版も視野に入ってきそうです。

年末年始の補充はお早めに

こんなチラシを作って全国の書店に案内しました。

あたしの勤務先のベストセラーにしてロングセラーの二点です。どんな書店でも置いていただきたい商品ですし、多くの書店では年がら年中積んでいただいています。

それでも、気づくと売り切れている書店もあるようなので、改めてご案内した次第です。