いろいろ(?)買ってみました

テレビを見ていると、しばしば出演タレントが足つぼマッサージをされて激痛に声を上げるというシーンを見かけます。実際にマッサージ師の方がスタジオに来て施術をする場合もありますが、簡単なのは足つぼマットを使ったものです。

あれってそんなに痛いのかな、と前から思っていたのですが、そもそも足つぼは痛がらせて笑うものではなく、健康のために行なうものです。あたしも自分の健康のために体験してみたいと思い、ネット通販で足つぼマットを買ってみました。

自宅のパソコンデスクの脇に敷いてみました。それが一枚目の写真です。奥が部屋の入り口になるので、パソコンを操作するために部屋に来るたび足つぼマットを踏むことになります。もちろんパソコンから離れる時もです。休日は一日何度もこのマットを踏むことになるので、きっと健康になれることでしょう。

ネット通販で買ったと言えばもう一つ。お米です。

わが家の米櫃が空になりそうだったので購入しました。買ってみたのは秋田のお米、サキホコレです。初めて買った銘柄です。

秋田出身の元乃木坂46二期生の鈴木絢音ちゃんが地元の美味しいお米として紹介していたので、買ってみようと思った次第です。秋田と言えばあきたこまちが有名ですが、このサキホコレは最近誕生した品種だそうです。

少し前に妹家族のところへ送ってあげたら、「美味しいよ」という感想だったので、わが家でも買ってみることにしてみた次第。まだいただいていませんが、いまから食べてみるのが楽しみです。とはいえ、あたしは産地や品種による米の味の違い、ほとんどわからないのですが(汗)。

薔薇? バラ?

わが家の庭で、今年もバラが花開きました。

バラというと、あたしの世代では「ベルばら」になってしまいますが、あのイメージのバラは、やはり真っ赤なバラ、それも漢字で薔薇と書きたくなる印象があります。

それに比べると、わが家の庭のバラはピンク色で、こういう色だと漢字の薔薇ではなく、カタカナでバラと書いた方が似合う気がします。

バラというと、やはり真っ赤なイメージが強いですが、個人的には黄色い薔薇も好きです。バラもいろいろな種類がありますから、できればわが家の庭にも、いろいろな種類、そして色のバラを咲かせてみたいものです。

ところで、このバラは、本来ならまだ庭で咲いていないといけないのですが、数日前の強風で折れてしまったので、母が花瓶に挿したものです。

母が重い?

昨日は母の日。テレビでも盛んに取り上げていました。花卉業界がカーネーションを売りつけるために、意図的に仕掛けているのではないかという気もします。バレンタインデーのチョコと同じ構図です。

それはさておき、昨日の朝日新聞に「母の日がつらい私」という記事が載っていました。

12日の母の日に「モヤモヤ」や憂鬱(ゆううつ)を抱える人がいる。母親との関係に悩みを抱え、「感謝するのが当たり前」という空気に、戸惑いを覚えたり、取り残された気分になったり。そんな気持ちを共有するイベントも企画されている。

という書き出しで始まっているこの記事、あたしは幸いにも母に苦しめられるような人生ではなかったので、母の日がつらいという経験はありませんが、こういう気持ちはわかります。

これって、母だけでなく、父に対して似たような思いを抱いている人も多いのでしょうね。ただマスコミの取り上げ方を見ると、父の日は母の日ほど報じられていないので、父にわだかまりのある人のストレスはそこまでではないのかもしれません。

それにしても、母の日って何かしないといけないのでしょうか? わが家の場合、母は4月が誕生日、父は6月が誕生日なので、どちらも誕生日に何かすることはあっても、母の日も父の日もほぼ無視でした。

それにあたしが子供のころって、いまほどは母の日や父の日を報じていなかったと思います。もちろんカーネーションを買うという習慣(誰が仕掛けたのか?)は子供のころにもありましたけど、皆が皆買いに奔るようなことはなかったと記憶しています。

むしろ、あたしが子供のころはお母さんがいない子(お父さんがいない子)も、少数ですがクラスにはいたので、そういう子に気を遣うという空気があったと記憶しています。あるいは親の再婚によって、素直に感謝を伝えられない家庭だってあったと思います。

考えだすと、きりがないですね。

壁に耳あり障子に目あり?

このダイアリーでも、最近は歳をとったこととか、定年後はどうするのか、老後はどんな風な生活を送るのか、そんなことを書くことが多くなりました。やはりどうしても老い先を見つめざるを得ない歳になっているのでしょう。

そんな話題は、このダイアリーだけでなく、母ともよくそんな話をしています。普通に考えれば、母があたしよりも先に亡くなることは当たり前ですが、こういう話題になると、意外にも母はあたしより長生きするつもりなのか、「お前の本をどうするんだ」と言います。必ずというほどその話題になります。

母に言わせれば、外に仕事に出ているあたしが事故に遭って死亡する確率がかなり高く感じられているようです。まあ、自分が事故を起こすよりも、事故をもらってしまう可能性もありますから、何とも言えませんが。

そうなると、本の処分が母にとっては一大事になるみたいです。そうだね、そうしようかね、などとよく話していて、つい数日前にもそんな話をしたばかりなのです。そんな親子の会話をどこかで聞かれたのか、こんなハガキが届きました。

書籍の処分が必要ならご一報ください、というわけですね。神保町にある湘南堂という古書肆からのハガキです。どういうジャンルが得意な古書肆か知りませんが、ご丁寧にも「東洋史・中国史関係全般」と書いてあります。更には「中文・日文古くても傷んでいても、かまいません」とあって、中国発行の書籍も買い入れてくれるみたいです。

うーん、まるっきりわが家の状態を見透かしたようなハガキです。個人的には、近所に中国史や中国古典を勉強しようと思っている高校生はいないかなあ、と願っていて、そういう若者がいたら、是非この蔵書を差し上げたいと思っているのです。いや入りたての大学生でも構いませんけど。

それにしても、このハガキの届いたタイミングが絶妙すぎて、ちょっと怖くなってきます。

夢か現か

よく晴れた、気持ちのよい土曜日です。なぜか、宅配便がいくつも届く休日です。ネットショッピングで注文していたものが届いただけなのですが、注文した覚えのないものも届きました。

そんな土曜日の午前中に届いて、注文した覚えのなかったのが一枚目の写真です。よく見ると、函の横には「フジパン」、そして「オリジナルトースター」と書いてあります。

思い出しました。フジパンの「本仕込」などを買うと応募できる「おいしいeco生活キャンペーン」です。誰にでも当たりそうな「ミッフィーエコポーチ」と、これは当たらないだろうと思われる「オリジナルトースター」が景品でした。

既に何回か応募ハガキを出しているのですが、「まあ、ポーチが一つくらいは当たるかな」くらいの気持ちでした。なにせエコポーチの当選者が35,000名なのに対し、トースターの当選者は5,000名ですから。

函を開けると確かに「ご当選おめでとうございます」と書かれたチラシが入っていました。そしてもちろんトースター本体と保証書がありました。

函の中から取りだしたトースターが三枚目の写真です。キャンペーンのページの載っていた写真のとおりのトースターです。

いままで使っていたトースターがかなり古くなっていたので、「当たるといいなあ」と念じつつ応募していましたが、まさか本当に当たるとは! 新旧交代で、トースターを置くスペースに、新しいトースターを置いてみました。

ところで、あたしは数日前宝くじで1億円を当てる夢を見たのです。そのうちいくらを預金して、いくらをNISAなどに運用して、とニコニコしながら銀行の窓口で担当の方と話をしている、あり得ない妄想丸出しの夢でした。しかし、現実世界で当たったのはトースター。当たるために買って食べた食パンの値段、あるいはこれくらいシンプル機能のトースターの値段を考えると、現実は一万分の一くらいといったところでしょうか。予知夢としては、あまりにも惨めですね。

啓蟄にはかなり遅いですよね?

午後、買い物から帰ってきた母が、玄関で叫んでいます。途中で転んでケガでもしたのかと思いましたが、だったらあんなに元気な声は出ないはず。荷物が重いから玄関まで取りに来い、という呼びかけでもありません。

とりあえず玄関へ出向くと、母が息を切らすようにして、蛇が出た、と言うのです。「どこに?」と聞くと、玄関を出たところ、門のところと要領を得ないことを言います。こういう説明をきちんとできないのは歳を取った証拠ですね。

とにかく表に出てみましたが、玄関の周囲には何もいません。どこにもいないと母に言うと、もっと先、門のところだと言います。そこで門のところに行きましたが、蛇なんて見当たりません。

門の中なのか外なのか、そんな基本的な情報すら、歳を取ると落ち着いて語れなくなるものなんですね。右と左を間違えて言うのは、母にとっては日常茶飯事です。

で結局、蛇は門柱にへばりついていました。それが左の写真です。動こうとしているのか、じっとしているのか、と思ってスマホを構えつつ見ていると、折からの強風で門柱から剥がれて下へぶら下がるように落ちてしまいました。と言っても、まだシッポの部分は門柱に貼り付いていて、上半身(どこからかわかりませんが……)が門のところに置いてあったプランターの裏に入ってしまいました。そしてそのままプランの裏側の方へスルスルと移動してしまい、姿を隠してしまいました。

それにしても、噛むとも思えない、こんな小さくて可愛らしい蛇の一匹に大騒ぎをするなんて、母も老いたものです。この蛇、いつごろ冬眠から目覚めたのでしょうね。啓蟄ははるか前のこと、昨日は既に立夏でしたから。

お風呂には入れませんよ!

夏日は日本のあっちこっちで観測され、4月だというのに真夏日までも観測されるような陽気のゴールデンウィークです。乃木坂46の四期生、筒井あやめがセンターを務める「車道側」のMVがとてもステキなので、何度もリピートしてしまいます。

そして、あやめ繋がりでこちらの写真をどうぞ。わが家の玄関先です。こんな花が咲いております。母曰く、菖蒲だそうです。

菖蒲と書いて「しょうぶ」あるいは「あやめ」、読み方はどちらでも同じことでしょうか。菖蒲と聞くと東京周辺では千葉の佐原、あるいはもう少し近いどころでは葛飾区の堀切菖蒲園でしょうか。他にもあやめで知られた公園はいくつかありますが、やはり菖蒲というのは梅雨の季節を感じさせますね。

このあやめ、何という種類なんでしょう。ネットをちょっと検索してみますと、アヤメとショウブとカキツバタの三つがあって、微妙に異なるようですね。ここまであまり気にせずに書いてきてしまいましたが、果たしてこの写真の植物はアヤメなのか、ショウブなのか、カキツバタなのか。

そう思ってネットを調べてみますと、ほとんど同じような画像が見つかりましたが、それにはジャーマンアイリスと書かれています。ドイツアヤメとも呼ばれているようです。植えっぱなしでOKと書いてあるページもありました。

ちなみに、これを切ってこどもの日に風呂の湯船に浮かべようとは思っていませんので、悪しからず。

なんとか捻出しましたが……

世間には絶景本棚という言い方があるようです。わが家はそこまでの絶景ではありませんが、そもそも本棚を置くスペースがもうわが家にはありません。ちょっとした空きスペースを見つけては、そこに棚を作って収納するのがここ最近のやり方です。

ところで、3月にこのダイアリーに、海外文学シリーズ《エクス・リブリス》の収蔵場所がない、ということを書きました。その時には

いま考えているのは、一番上の「クレスト・ブックス」を他の棚に移動して、《エクス・リブリス》を一段ずつ上にずらそうか、ということです。

と書きました。ここ最近刊行された《エクス・リブリス》を収納するために、3月に書いた《クレスト・ブックス》の移動を実行しました。その結果。一枚目の写真のように《エクス・リブリス》の収納スペースを作り出すことに成功しました。厚みにもよりますが、これであと20点くらいは入りそうです。

そして《エクス・リブリス》に追い出された《クレスト・ブックス》は、奥行のある本棚の上のスペースを有効活用して並べることにしました。それが二枚目の写真です。

実はこの写真に写っている《クレスト・ブックス》の奥には別の書籍が並んでいます。下の本棚に奥行があるので、単行本をこうして二列で並べることができました。しかし、このスペースも《クレスト・ブックス》があと3冊か4冊も増えたらいっぱいになってしまいそうです。

ちなみに《クレスト・ブックス》の上には岩波文庫(中公文庫も数冊)が並んでいます。岩波文庫の中でも主に中国古典を並べていますが、これも他の書棚に並べきれないほど増えてしまったので、このような二段に並べられる棚を自分で作ったのです。こちらは、もうしばらくは並べる余裕がありそうです。

令和六年のソメイヨシノ

開花が遅れた今年の桜。

その後も天候不順で、満開にはなったようですが、とても花見をするような感じではありませんでした。しかし、本日ようやく曇りがちとはいえ晴れたので、近所の桜を見に行ってきました。

毎年のように写真を撮り、このダイアリーでもご紹介している桜のトンネルです。バス通りではあるのですが、それほどクルマが通るわけではないので、写真を取りに来ている人も多いです。

今年の桜はこんな感じです。遅れに遅れましたが、ほぼ満開と言ってよいでしょう。空が白っぽいせいなのか、例年より桜も白っぽく写っています。実際にもやや白っぽい感じがします。

写真を撮りながら歩いていた時に頭上を見上げて撮った写真も、花だらけです。今月3日のダイアリーでも、同じように桜の木を下から見上げて撮った写真をアップしましたが、隙間だらけで空がよく見えた写真に比べ、今日は空の面積が少ないです。

そして、どうしても電線とか住宅などが写り込んでしまうので、ちょっと離れたところの桜を撮りました。フェンス越しの桜がきれいです。

右端に電柱が写ってしまっていますが、Photoshopなどを使えば消せるのだと思います。でも、ひとまずそのままアップしました。どうせなら電柱を消すだけでなく、空をもっと青く、桜をもっとピンクに加工した方がよいでしょうか。

同じ場所の桜を、角度を変えて撮ってみました。こちらの方が空がちょっと青いですね。雲の量が異なるのでしょう。だからなのでしょうか、桜もちょっとピンクがかっているように見えます。

そして、また異なる場所の桜です。こちらは背景に建物が写ってしまっているのが難点ですが、電柱などが写っていないので、まあよく撮れた方でしょう。

それにしても、毎年思うのですが、これほど近所に何本も桜が植わっているのですが、全部がソメイヨシノではないみたいです。ピンクと言うよりはミドリがかった花びらの株もあります。そんな桜は開花と一緒に葉も生えています。ソメイヨシノは花が散ってから葉が出てくるので、やはり違う種類のサクラなのでしょう。

少しずつ、少しずつ咲け!

遅れに遅れた桜、ソメイヨシノの開花宣言が東京でもようやく発表されましたが、わが家の近所の桜並木も同時に開花したようです。写真は昨日撮影したものです。

写真でも多少はわかると思いますが、花よりもまだまだ蕾の方が多く、あたしの感覚では三分咲きという感じです。満開になると向こうが見えなくなるくらい、枝と枝の間はビッシリと花で埋まってしまいますから。

そして、そんな三分咲きがもう少しイメージできるかなと思って、頭上に覆い被さっている枝を撮影したのが二枚目の写真です。蕾ばかりの枝が目立ちます。これらの蕾が今週末には花開いて、こんなに空が見通せないくらいの状況になるはずです。

とはいえ、これもあたしの印象なのですが、十数年前に比べて花が減ったような気がします。枝を大量に伐採していたような記憶もないので、やはり桜も年を重ね、老齢の木は花を咲かせる力も衰えるものなのでしょうか。

枝や幹、花を見て、その木が樹齢何年なのかわかるほど、あたしは植物の知識がわるわけないので、この桜が若いのか、老木なのかはわかりません。とはいえ今住んでいる所へ越してきて30年近く、そのころから桜並木はきれいでしたから、どの桜も40年から50年は経っているのではないかと思います。