懐メロが流れていました

日吉にオープンした丸善へ行って来ました。もともと同じ場所には天一書房という本屋があったのですが閉店してしまい、その後に丸善が出店したというわけです。

什器の並べ方、文具売り場の位置、主なジャンルの場所などほとんど天一書房のままです。これならお客さんは戸惑わずに済むでしょう。もしかすると書店が代わったということに気づかない方もいるのではないでしょうか?

ところで、この丸善が入っている駅ビル、どうしてこんなに懐メロが流れているのでしょう? 懐メロと言っても演歌などの邦楽ではありません、洋楽なんです。

入店した頃に流れていたのはホワイトスネークの「Here I Go Again」です。そして、その次に流れていたのがこちら。

カッティングクルーの「Died In Your Arms」です。もう懐かしくて、涙がちょちょ切れそうになります。いわゆる80年代の洋楽です。あたしの学生時代です。

あの頃って、とにかく洋楽が非常に流行っていた時代ですよね。デュランデュランとかカルチャークラブ、マドンナにシンディ・ローパー、マイケル・ジャクソンなんかもいました。あたしはトト、エアサプライ、ジャーニーなどが好きでしたね。フォリナーも流行っていたし、ブライアン・アダムス、カジャグーグー、ハワード・ジョーンズもこの時代ですね。

もしかしたらレアもの?

キティーちゃんのぬいぐるみをもらいました。

勤務先の後輩(女性)がフラッと寄ってきて、「実家で断捨離していたら出て来たので、あげます」と言ってくれたのです。

なんでも、小さいころ、妹と二人、買ってもらった品のようです。それが数十年ぶりに出て来たのでしょうか?

最近のキティちゃんとはちょっと顔つきが違う気もしますが、やはりキティちゃんも時代に連れ変化しているのでしょう。

しかし、このぬいぐるみは大量生産されたものでしょうか? あるいは実は極めて稀少なぬいぐるみってことはないですよね?

カバンを元へ戻そうか……

コロナ禍の少し前から、通勤カバンをショルダー型からリュック型に変えていました。リュック型と言ってもいろいろあって、何回か試行錯誤もしました。

途中で、ビジネスバッグを横向き(縦向き?)にしてリュックとして背負う3WAYタイプを使ってみたこともありましたが、やはり使いにくいのですぐに断念したこともあります。ショルダー型をやめたのは、体が歪むのではないか、片方だけに重心がかかるのは腰にも負担がかかるだろう、という理由からでした。

しかし、この一年くらいリュックを背負っていましたら、肩甲骨がこすれたのか、傷のようなものができてしまい、お風呂に入ると石けんがしみることもあり、そろそろまたショルダー型に戻そうと思いました。

そこで、リュック型にする前に使っていたカバンの準備というわけで、匂い袋を購入しました、これをカバンのポケットに入れるのです。

あたしは昔からカバンに匂い袋を忍ばせていまして、時にはジャケットの内ポケットに忍ばせていたこともあります。書店で注文書をカバンから取り出す時にほんのり香るところがたまりませんし、注文書にも匂いが移り、ちょっと雅な感じがして、個人的には気に入っています。

感動話にしてよいのか?

今朝のニュースで報じていましたが、水泳の池江選手がオリンピック代表に内定したとのこと。

重い病気からの奇跡の復活、というストーリーは、いかにも日本人が好みそうな話です。そして、これぞスポーツの醍醐味という感じもします。

しかし、そんなニュースに水を差すようですが、なんとなくテレビの報道を視ていると、「よし、これで東京五輪に弾みがつく」という思惑が見え隠れしている気がします。

いや、穿ちすぎなのかもしれませんが、テレビ各局は五輪に大金を出しているはずですから、実施してもらわないと困る、というのが本音なのではないでしょうか。

トラブル続きで支持率の上がらない東京五輪。国民の大多数が開催に反対している東京五輪。聖火リレーが始まれば少しは風向きも変わるかと期待しても、むしろ沿道の「密」批判、そして蔓延防止の発令。

そんな逆風ばかりの東京五輪にとって久々のよいニュースが池江選手の復活です。テレビ局がこぞって必死になって盛り上げようとしている感じが、見ていて痛々しく感じられるのはあたしだけでしょうか?

痒いところに手が届かないミュージアムショップって……

今日は在宅ワークではなく休暇を取りました。そして、母を連れて東京国立博物館へ。お目当ては右の写真、「きもの」展を見るためです。

あいにくの空模様でしたが、なんとか傘を使わずには済みました。しかし、時折パラパラと降ってくる空模様、湿度はほぼ100パーセントだったのではないでしょうか? 直射日光が照りつけるのもいやですが、ムシムシと湿気が多いのもいやですね。

コロナウイルスのため会期が大幅に変わり、なおかつ展示品の中には日本へ持ってくることが出来なかったものも何点かあったようでした、それでも古くから現代までの着物を一気に観られるとあって、とてもよい目の保養になりました。密を避けるために入場の人数制限をしているので、最初の数点こそやや混み合っていたものの、その後は広々とした会場でほとんど他の来場者に邪魔されず、じっくりゆっくり見て回ることができました。

やはり、それなりの入場料を取るわけですから、本来、美術館や博物館にはこのくらいの参観環境を日頃から整備して欲しいところです。とはいえ、本館の常設展なんて、いつ行ってもガラガラだったりするわけですが……

朝イチで見に行って、少し早めの昼食は、上野駅前にあるねぎしの牛タンでした。とても美味しかったです。満足、満足!

さて、今回の展覧会、実はいくつか不満というか、改善して欲しいところがありました。まずは入場時です。日時予約をしなければいけないのはわかりますし、そのチケットの確認も大事です。しかし、正門のところでは持っているのかを確認するだけで、バーコードを機械で読み取るようなことはしません(これは会場である平成館の受付で行なわれました)。いったい何のために正門であれだけの人数をかけてチェックしているのでしょう?

なおかつ、日時予約券のチェックだけなのかと思いきや、チケットも見せてくださいとその場に来てから言われました。繰り返しになりますが、あれだけ無駄に人員がいるのですから、並んでいるときにどのチケットを用意しておくべきかきちんと伝えて欲しいと思います。たぶん、民間であれば、その半分の人数で捌けるでしょうね。

そして、今回の一番の後悔、あたしの痛恨のミスかも知れませんが、一番不満が残ったのはミュージアムショップでした。いつものように、展覧会に関するグッズなどは会場内、平成館の二階にありまして、図録や一筆箋など買って帰りたくなるものがたくさん並んでいました。

しかし、今回あたしは、前に見に来た展覧会の図録を買っていなかったので、それも欲しかったのです。なので、「きもの」展の図録も一緒に買えばいいやと思って、会場を出て本館のミュージアムショップへ向かいました、こちらでは過去の特別展の図録なども売っていますから。

そして、目的の展覧会図録は見つかったのですが、こんどは「きもの」展の図録やグッズなどは全く置いてありません。ちょっと待ってよ! これではなんのために平成館で買わずに出て来たかわかりません。そんなことを言えば、見つけたところで買っておけ、と言われるのでしょうが、確かここのショップは1万円以上でないとクレジットカードが使えないはずでした。ちょっと財布に持ち合わせが少なかったので、カードを使おうと思っていたので、そして合計金額が図録を複数買って、一筆箋とかいろいろ買えば、ちょうど1万円くらいだなと算盤を弾いていたのですが、それがすべてパーです。

結局、買いたかった過去の図録も買わず、きもの展の図録も買わず、もちろん一筆箋などのグッズも買えず、ただ展覧会を見て帰ってきただけになってしまいました。確かに密を作らないようにという配慮があるのかも知れませんが、本館のショップにも平成館で売っているものを(すべてとは言わないけれど、主立ったものは)並べて欲しいところです。せめて図録くらいは置いてくれないと話になりません。

今後、きもの展の会期中に常設展を見に行って、「そうだ、この前買わなかった図録を買いに行こう」と本館のショップへ行っても図録が買えないなんて、ちょっとおかしくはないでしょうか、と思うのです。