ブルーライトと言ったら……

つい最近知った言葉に「ブルーライト文芸」というのがあります。人気ドラマ「不適切にもほどがある」ではありませんが、「ブルーライト」と言ったら「ブルーライトヨコハマ」だと思ってしまうのは昭和世代の性でしょうか。

それはさておき、最近、こんな記事を読んだのです。「「青い」キラキラした、エモいイラストが表紙になっている文芸作品のこと」とあります。それで思い出したのが、あたしの勤務先から刊行した最近の文芸書です。

画像をご覧ください。青っぽいと思いませんか。まあ、百歩譲って青っぽいは認めるとしても、「キラキラした」「エモいイラスト」かと問われると、ちょっと首をかしげてしまうかも知れません。そこはご寛恕いただければと思います。また同記事には内容に関しても

ブルーライト文芸には典型的な話のパターンがあります。ヒロイン(や恋人、想い人)と出会い、最後に消失するということです。また、最近の作品ではそこまで露骨ではありませんが、『田舎』や『郊外』の『夏』を舞台にしがちであるという共通点もありました

とありますが、『房思琪の初恋の楽園』などはイイ線いっているのではないでしょうか。

今日の配本(24/03/19)

カフカふかふか
とっておきの名場面集

下薗りさ、木田綾子 編

魅力的なキャラがいっぱい登場し、出だしも面白い。描かれる世界は謎だらけ。そんなカフカ作品のふかふかエッセンスがこの一冊に。

探しているのは、ビジネスバッグではなく、営業バッグ!

昨年の6月にカバンについて書きました。どちらかというと不満をたらたらと書いてしまったようなダイアリーでした。その後、7月にはカバンを買い直そうとも書きました。実は、そのカバン(リュック)ですが、壊れました。

頭の部分、持ち手が付いていますが、そのあたりのファスナーのところがほつれてしまったのです。荷物の重さに耐えきれなかったのでしょうか。とにかく縫ってあったところなのか、布自体なのかわかりませんが、ちょっと穴が空いていたのを見つけたと思ったら、あっという間に広がってしまい、使い物にならなくなりました。

そして購入して、いま使っているのが右の画像のカバンです。肩掛けのトートバッグにもなるし、リュックにもなるというタイプのカバンです。

リュックとトートのいいとこ取りならよいのですが、やはりリュックとしてもトートとしても中途半端な感じがします。そして、最大の欠点は、やはり外ポケットのマチがほとんどないこと、そしてポケットの大きさが小さすぎることです。前にも書きましたが、これでは本を持ち歩くには不便極まりないです。

ネットで「ビジネスリュック」と検索すると、安いものから高いものまで、たくさんの商品がヒットします。でもこれって結局、通勤用のリュックでありカバンなんですよね。だから見た目はスマートにすっきりとしたものが多いように感じます。

あたしのように営業向けのリュックやカバンではないのです。たまに営業向きと謳っているカバンでも、それは営業先の会議室や応接室で椅子に座って資料を広げる、あるいはノートPCでプレゼンをする、というの使い方を念頭に置いた商品のようです。

でも、そんな営業をあたしはしていません。あたしの場合は、書店に行って、棚の前でファイルを広げて、商品を勧める、そしてまた次の書店へ行ってファイルを広げ、注文書を渡し、セールストークを繰り出す、という営業です。ファイルを出したり仕舞ったりを繰り返すので、背中に背負ったリュックよりは肩から懸けるカバンの方が圧倒的に使いやすいのです。

しかし、注文書が入った重いカバンを肩に懸けて歩くのは体力的にもキツいので、やはりリュックの方が体への負担が軽くなります。そんなところからトート兼リュックというカバンを買ってみたのですが、少々期待はずれでした。

こんなかなり特殊な用途に特化したリュックってどこかに売っていないものでしょうか?