ロシア文学を学びにアメリカへ? 屋根の上のバイリンガル

ロシア文学を学びにアメリカへ?
屋根の上のバイリンガル

沼野充義 著

一九八〇年代、ロシア文学を専攻していた著者は、ソ連ではなく米国へ飛んだ。ハーバード大で古代教会スラヴ語を習得し、街角でポーランド移民と交流。多様な文化を内包する「サラダボール」の国で得た体験と考察をユーモラスに綴る、ヌマノ教授の原点たるエッセイ。「ハーバード生活から三つのエピソード」他を新規収録。〈解説〉奈倉有里。

2025年1月22日