Nancy Sensual World
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まもなく自著も刊行予定
元フィギュアスケート選手の町田樹選手が本を紹介している記事です。
この町田選手、近々あたしの勤務先から書籍を刊行いたします。それが『アーティスティックスポーツ研究序説 フィギュアスケートを基軸とした創造と享受の文化論
』です。
フィギュアスケート選手時代の写真ではありません。タイトルからもわかるとおり立派な研究書です。アーティスティックスポーツというと、少し前から名称が変わったシンクロナイズドスイミングが有名など思いますが、こういった、誰にでもわかりやすい数値で順位や勝ち負けが判定されるのではなく、芸術性や表現力などを競う競技はなかなか奥深いものがありますね。
最近のRockfield's Diary
こんな併売はダメかしら? と思うのですが……
新潮社の《クレスト・ブックス》の新刊『秋
』が気になります。ウェブサイトには
EU離脱に揺れるイギリスのとある施設で眠る謎の老人と、彼を見舞う若い美術史家の女。かつて隣人同士だった二人の人生は、六〇年代に早世した女性アーティストを介して再び交錯し――不協和音が響く現代に、生きることの意味を改めて問いかける。『両方になる』で読者を驚かせた著者による、奇想とユーモアに満ちた話題作。
とあります。
眠り続ける男とその傍らにいる女、そんなシチュエーションで思い出す作品があります。一緒に並べたらよいのではないかと思いました。
その作品とは《エクス・リブリス》の『悲しみを聴く石』です。
せまくて何もない部屋に、戦場から植物状態となって戻った男が横たわる。その傍らで、コーランの祈りを唱えながら看病を続ける妻。やがて女は、快復の兆しを見せない夫に向かって、自分の悲しみ、疼き、悦びについて、そして誰にも告げたことのない罪深い秘密について語り始める。夫は、ただ黙ってそれを聞き、時に、何も見ていないその目が、妻の裏切りを目撃することになる。
如何でしょう? 似ていると言えば似ている両作品ではないでしょうか? 『秋』はまだ読んでいないので、これから読もうと思っていますが、梗概だけを読むと似た作品だと感じるのあたしだけでしょうか?
来月オープン
今年はこんな感じになりました
2020年版の『辞典・語学参考書カタログ』が出来上がりました。今年度の表紙はこんな感じになりました。如何でしょうか?
いろいろな国の言葉が書かれています。これくらいはわかって当然、一般常識でしょうか? うーん、何とも言えません。たぶん世間からは、あたしの勤務先の社員は数か国語に堪能だと思われているみたいなので……(汗)
さて、語学は新年度から、ということもあって、語学書のカタログは毎年この時季に出来上がります。次に出来上がるのは5月下旬頃の新書カタログになります。こちらは文庫クセジュとUブックスのカタログです。
最後は夏前に一般書籍のカタログの完成となります。一年の班分が過ぎようとしている時期に出来上がって「2020年版」を名乗ってもよいのでしょうか? という思いは個人的にはしばらく前から思っています。
さて、話は戻って語学書のカタログの表4はご覧のようになっています。これはアラビア語ですよね? どんな意味なのでしょう?
たぶん、書体が異なるだけで表1にも同じ言葉があしらわれていたと思うのですが、実は異なる言葉・セリフなのでしょうか?