音楽と新型肺炎
今回の新型コロナウイルスの騒動、大阪のライブハウスに行っていた人が軒並み感染しているようですね。狭い空間で一気に広まったのでしょうか?
それはそうと、あたしなど古い感覚の持ち主なので、ライブハウスと聞くと10代や20代の若者が行くところという先入観を持ってしまいますが\、今回の感染者を見ると、40代や50代の人がほとんどで、そういう年代の人もライブハウスに行くんだなあというのが正直な、そして新鮮な感想です。
40代、50代と言えば、あたしとそれほど変わりません。あたしはライブハウスなど生まれてこの方一度も行ったことがないですし、行こうとも思いません。それでもこういうニュースを聞くと、40代や50代でも楽しめるライブハウスがあるのかもしれない、と思います。いったい、どんな演し物が行なわれていたのでしょうか?
今日は国際女性デーなのか……
女性の権利とか社会進出とか、そういったものを改めて考えてみる一日なのでしょうが、日本の女性の活躍ぶりは、特に政治の世界においては惨憺たる有り様のようで……
「女は家庭を守って夫や子供の世話をするのが美徳」という意識が、なんだかんだ言ってもまだまだ根強い日本社会では女性の意識改革も必要なのかも知れませんが、やはり男性側の意識が変わらないとダメなのでしょう。確かにいくつかの制度や法律は作ったかも知れませんが、それだけでは「仏作って魂入れず」と同じこと、意味ないですね。
そんな国際女性デーの本日、新型コロナウイルスの影響で人々がなかなか街へ出ない週末、特に今日のように雨が降っていては本屋に足を運ぶ人がどれくらいいるのでしょうか? もし、今日本屋へ行ったのであれば、是非とも岩波新書の『女性のいない民主主義』を買って読んでいただきたいところです。売っていなかったら注文してください(笑)。
いや、書店や出版社も、本当に売る気があるのであれば、少し前から準備してきちんと仕入れて棚でコーナーでも作るべきなのでしょうね。ただ漠然とお客さんが買いに来るのを待っているだけでは売れませんから。
言葉から歴史へ
『古代スラヴ語の世界史』が載っています。評者は出口治明さんです。
出口さんの評でもわかるように、本書は「スラヴ語」というタイトルではありますが、語学書の棚よりも人文書の棚で売れています。世界史(文化史や東ヨーロッパ史)だったり言語学だったりのコーナーに置いてあることが多いです。
もちろん語学書の棚に置かれている書店もありますが、もし語学書の棚では埋もれてしまっていたり、いまひとつ動きがよくないと感じるようであれば、この機会に人文書コーナーでの展開は如何でしょうか?
再訪
新型ころのウイルスの影響で、各種会合が軒並みキャンセルとなっているこのご時世。この時季と言えば、卒業式にお別れ会、謝恩会ですが、そういったものが次々にキャンセル、中止になってしまうと飲食店は大打撃でしょう。
報道によると、飲食業だけではなく、花屋さんも相当な打撃を受けているそうです。ああ、そうか。卒業式と言えば壇上に大きな花が飾ってありましたし、在校生から卒業生へ一輪挿しを手渡したり、といったセレモニーもあったなあという記憶があります。お世話になった先生に花束を贈ったか否か、その記憶はありませんが……
そんな世間を尻目に、昨夜は会食でした。場所は昨年の忘年会で訪れたお店、新宿歌舞伎町の茶茶花です。京都のおばんざいが食べられるお店で、忘年会の時に食べた料理が美味しかったので再訪したというわけです。
メニューを見ると、忘年会の時に出た(食べた)と記憶しているものもあれば、こんな料理もあったのかと思ったものもあり、適当にチョイスしていただきましたが、どれもとても美味しかったです。
空いているかと思いきや、ほぼ満席でした。さすがに宴席はないようで、どこも二人連れ、三人連れといった、ごくごく少人数の会食のようでした。
旧型コロナ?
もうかなり年季が入っています。春になって物置に仕舞う前に掃除をしても取れない汚れが多々あります。どれくらい使っているのでしょう? さすがに何十年と言うことはないですが、数年来使っていることは間違いありません。もしかしたら10年近い歳月が経っているのかも?
石油ストーブは東日本大震災で計画停電が行なわれた時に大活躍しました。このストーブも、着火の時にこそ電気を使いますが、それは単一電池なので、停電中でも問題ありません。そんな事情もあって、完全な電気のみのストーブやヒーターでは何かあった時に困ると考え、石油ストーブも使っているのです。そんな家庭、多いと思います。
で、このストーブ、よく見たらコロナ製でした(汗)。
今回の新型肺炎で人口に膾炙するようになった「コロナ」という言葉ですが、昔からストーブのメーカーとしてはそれなりに有名だったのではないでしょうか? 湯沸かし器などでもお馴染みだと思います。
映画公開中と映画公開予定
今月のおすすめ本[2020年3月]
今日はアブサン・デー
本日は、アブサン・デーなのだそうです。
アブサンと言えば、水島新司の野球漫画を思い浮かべる人もいるでしょうが、ここは正真正銘、西洋史にもしばしば登場するお酒、アブサンのことです。
というわけで『アブサンの文化史 禁断の酒の二百年』のご案内です。ただし、本書は現在在庫僅少です。ご注文はお早めにどうぞ!
ドラマ化進行中
台湾文学のベストセラー、呉明益『歩道橋の魔術師』のドラマ化が進んでいるという記事です。楽しみですね。
なんとか日本でも放送してもらえないものでしょうか? BS放送の深夜枠でもいいですから、なんとかお願いしたいものです。
それにしても、かつて台北駅のすぐ近くにあった中華商場をセットで再現するなんて驚きです。どんな感じになっているのでしょう? ドラマ撮影終了後に、このセットをそのままテーマパーク的に公開してもよいのではないでしょうか?