ようやく落手
共通性はあるか?
結局、ご覧のように『百年戦争 中世ヨーロッパ最後の戦い』『東アジアの論理 日中韓の歴史から読み解く』『鉄道のドイツ史 帝国の形成からナチス時代、そして東西統一へ』の三冊を買ってしまいました。
どうしてこの三冊なの? と聞かれると、この三冊に統一性とか共通性があるような、ないような。わかっていただけますかね? 基本的には歴史が好き、ということになりますでしょうか?
ドラマが始まりました!
装丁はエゴン・シーレ
今日の配本(2020/3/17)
生誕150年
今年はそれほど遅れずに……
ただし、風が冷たく強く、温かさはちょっと弱めです。
東京は昨日の雪の中、ソメイヨシノの開花宣言が出されましたが、わが家の近所もご覧のように開花宣言を出せる程度には咲いていました。
株によって蕾の膨らみ具合も異なるので、全く一輪も咲いていない桜もありますが、写真に収めた株は既に両手で数えられるくらいは咲いています。この株は満開に向けて今週一気に花開くことでしょう。
例年、東京で開花宣言しても、あたしの住んでいる地区は一日か二日くらいは遅れるものです。都心部よりは気温が低いからだと思います。ですが、ご覧のように今年は都心と同じタイミングで開花しましたので、満開になる時期もほぼ同じではないでしょうか?
わが家の近所で咲き始めたということは、多摩地区なら井の頭公園や小金井公園といった桜の名所も開花しているだろうと思われます。やはり東京はこの三連休が見頃になるのでしょうか? あるいはその次の週末でしょうか?
ただ、今年はコロナウイルスの影響で、いわゆるお花見はできないですから、桜の下をそぞろ歩いて愛でるしかないですね。でも、目黒川のように多くの人が集まってしまったら、オープンな場所とはいえ、やはり感染リスクは高まってしまうのでしょう。
日常のちょっとした不安や不条理
亜紀書房の『誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノ』読了。
本作は同社が刊行中の《となりの国のものがたり》シリーズの4冊目、最新刊です。「となりの国」というのは韓国のことで、韓国現代文学のシリーズになります。これまでに既に『フィフティ・ピープル』『娘について』『外は夏』の3冊が刊行されていました。
写真の4冊はすべて架蔵本です。つまり、あたし、結局全部買ってしまいました、そして読んでしまいました。韓国文学と言うとフェミニズムと思われがちですが、このシリーズはそういうものとは異なる作品も収録されていて、韓国文学の別な一面が垣間見られます。
4冊をすべて並べてみると二枚目の写真のようになりますが、決して派手ではないもののどれも印象的なカバーです。シリーズとしての統一感よりも、作品ごとの雰囲気を優先しているようです。一枚目の写真をよく見ていただければわかるように、背の上部にシリーズ全体のロゴマークが入っているのが唯一の決まりのように思えます。
それにしても、世の韓国文学ブームに乗って、あたしもこの数年ずいぶんと韓国文学を読んでしまいました。このシリーズだけでなく、晶文社の《韓国文学のオクリモノ》シリーズも実はコンプリートしていまして……(汗)
それにしても各社がこうして手を変え品を変え、趣向を凝らした韓国文学のシリーズを出してくれるのは韓国文学ファン、海外文学ファンにとってはとても嬉しいことですね。ある程度読んでみると、韓国文学の特徴というのが見えてくる気もします。フェミニズムを別とすれば、日常生活のちょっとした隙、ひび割れ、落とし穴みたいなもの、あるいは登場人物が思い煩う不安感、陥ってしまう不条理な現実。そういうものが描かれがちなように感じます。それは、翻訳者や出版社がそういうものを選んで翻訳しているからなのか、あるいは韓実際にそういう作品が多いのか? どうなのでしょうね?
ひかりTV顛末記
このたび、ひかりTVを導入しました。
自宅のテレビはもともとひかりTVに対応していて、加入申し込みをして設定をすれば見られる機種でしたが、わが家が《ドコモ光 》なので、あえて「ひかりTV」ではなく、「ひかりTV for docomo」を選択しました。
「ひかりTV for docomo」 を試聴するにはテレビの設定ではダメで、別途「ドコモテレビターミナル」という製品を購入またはレンタルしなければなりません。今回は「ドコモテレビターミナル02」をレンタルすることにしました。
このテレビターミナルにLANケーブルを繋ぎ、HDMIケーブルをテレビ繋げば見られるわけです。スカパー!のチューナーと似たようなものです。が、これがうまくいきません。全然映らないのです。
というわけで、以下は自分の備忘も兼ね、《ひかりTV 》 導入までの顛末を記します。
まず接続の手引きどおりに繋げば見られると思いますが、あたしの場合ダメでした。そこで手引きとは何が違うのか、改めて確認したわけです。しかし、LANケーブルはしっかり繋がっているし、HDMIケーブルも問題ありません。ネットもいろいろ検索してみました。
そのものズバリという回答はネットにもありませんでしたが、ヒントはありました。それは、ひかりTVの回線はかなりデリケートらしいということです。そこで、もう一度わが家の繋ぎ方を見てみました。
接続の手引きではルーターからLANケーブルを引いていますが、わが家の場合、ルーターはテレビとは別の部屋にあるので、ハブを経由しての接続になっていました。そこで、長いLANケーブルを購入しルーターから直接テレビターミナルにLANケーブルを繋ぎました。(「無線LANで接続する」という選択肢もありますが、回線が安定しないので推奨されていません。)
さらにもう一つ、HDMIケーブルです。これもテレビにレコーダーなどいろいろ繋いでいるので、HDMI切替器を経由して繋いでいました。これをテレビのHDMI端子にダイレクトに繋ぎたいところです。たぶん、これで解決し、見事《ひかりTV》を見られるようになると思いますが、わが家では諸事情によりHDMI切替器経由でしか繋ぎようがありません。
そこでHDMI切替器を確認してみたのですが、これは4K放送などが開始される以前の、ごくごく普通の製品でした。そこでHDMI切替器も「4K対応」というものを新たに購入しました。
ここで「4K対応」に拘ったのはテレビが4Kテレビであるということもありますが、このテレビターミナルが4K対応製品なので、能力を最大限に引き出すためにも、ここは「4K対応」は必須だろうと判断したわけです。
HDMIを4K対応のものに取り替えたところ、わが家の《ひかりTV》は見事に映りました。これで楽しい《ひかりTV 》 ライフがスタートです。別途HDDを用意すれば録画も可能です。さらにただの《ひかりTV》ではなく《ひかりTV for docomo》ですと、ドコモのdTVやdTVチャンネルも追加料金なしで試聴できるので、これも楽しみです。
というわけで、《ひかりTV》がうまく映らない方のチェックポイントでした。