見覚えのある本の書影が載っていると思ったら、なんとUブックスの『ほとんど記憶のない女』でした。長島有里枝さんの紹介です。
紙幅の関係で書影が載っているのはそれだけですが、文章中では『ミラノ霧の風景』も紹介してくれています。ありがたいことです。
紹介されている本も、なんとなく共通性を感じる、相通じるなあという気がしますが、それはあたしの気のせいでしょうか?
見覚えのある本の書影が載っていると思ったら、なんとUブックスの『ほとんど記憶のない女』でした。長島有里枝さんの紹介です。
紙幅の関係で書影が載っているのはそれだけですが、文章中では『ミラノ霧の風景』も紹介してくれています。ありがたいことです。
紹介されている本も、なんとなく共通性を感じる、相通じるなあという気がしますが、それはあたしの気のせいでしょうか?
神奈川県の茅ヶ崎市は北マケドニアのホストタウンなのだそうです。
ということで、昨年末から市内各所にて北マケドニアのフェアが開催されています。
でも、北マケドニアってどこだかわかりますか? マケドニアと聞けば世界史のアレクサンダー大王くらいを思い出すことができますが、その北なんですよね。ギリシャとかバルカン半島のあたりかしら、というところまで想起できれば御の字でしょうか?
で、あたしが時々営業に伺っている茅ヶ崎駅前の長谷川書店でも北マケドニアのフェアをやっています。『比較で読みとく スラヴ語のしくみ』『古代スラヴ語の世界史』『アルシノエ二世』を並べていただいています。
新型コロナウイルスの流行を受け、新潮文庫の『ペスト』が売り上げを伸ばしているようです。「新型」と言うくらいですから、このウイルスに関する書籍は皆無でしょう。何かしら情報を得たいという人が買っているのでしょう。
そうなると、感染症とかウイルスとかそういったテーマの本も売れてもよさそうですが、理系の専門的な本になると一般の方にはちょっと難しいのかも。
そういうわけで、あたしの勤務先の『ゾンビ襲来 国際政治理論で、その日に備える』の引きも悪くないです。こういった状況になった時どう対処すればよいの火の処方箋です。
毎週土曜日の読売新聞朝刊に連載されていた乃木坂46・白石麻衣のインタビュー記事、先月末の会で最終回でした。
「連載」と書きましたが、2月のみ、週に一回でしたから、計4回、連載と言うほど大袈裟なものではなかったかも知れません。
とはいえ、毎回カラー写真が載って、それなりに大きな扱いでしたから、ファンにとってはありがたい記事でした。映画の宣伝も兼ねていたはずなので、映画会社も相当プッシュした(裏で動いていた)のでしょう。
それにしても、白石麻衣の卒業で乃木坂46はどうなるのでしょう? 既にいろいろなデータでピークを過ぎたと指摘されています。女性アイドルの寿命など推して知るべし、十年も二十年も続けることが奇跡です。
だから新しいメンバー、否、より若いメンバーを補充して新陳代謝を図り、息長く続けようとするのでしょう。これがジャニーズのような男性アイドルだと次から次へと新しいグループを作りますよね。姉妹グループがいくつかはあるとはいえ、女性アイドルグループはそういうやり方を採らず、一つのグループで続けていくのが特徴なのでしょうか? 宝塚歌劇団的なものを感じます。
新刊『アウステルリッツ』が好調です。既に都内の書店からは次々に追加注文が入っています。
ただ、既に品切れ重版中で、今月半ばまでお待ちください。
その『アウステルリッツ』ですが、これまでに二回刊行されていまして、今回が三回目になります。写真は一番左が最初に刊行された時のもの、真ん中は《ゼーバルト・コレクション》のもの、一番右が今回のものになります。
ミネルヴァ書房から『中国思想基本用語集』が刊行されました。昨日の朝日新聞読書欄でも紹介されていました。
目次など詳しいことは同社のウェブサイトをご覧いただくとして、本書の付録「資料編」がなかなか便利なのでご紹介します。
まずは『諸子集成』です。そこに「さらに『諸子集成』未収の諸子(先秦から唐)を加えたシリーズ『新編諸子集成』が現在刊行中である」と書いてあるように、あたしが学生のころに『新編諸子集成』の刊行が始まりました。もともとの『諸子集成』も架蔵していますが、『新編諸子集成』もずいぶんと架蔵していますので、こちらをご覧ください。
なお『新編諸子集成』は現在、「続編」が刊行中で、書目は中華書局のサイトでご確認ください。
「資料編」での掲載順では前後しますが、『十三経注疏』も学生のころに『十三経清人注疏』というシリーズが刊行開始され、これも刊行されるたび(日本に輸入されるたび)に購入していました。
中国古典に手軽に触れたい方には「文庫・新書で読む中国の古典」が便利でしょう。たぶん、ここに挙がっているものはほとんど架蔵していますし、この一覧に漏れているものもずいぶんと所持しています。学生時代に作ったものなので、その後刊行されたものをフォローしていませんが、あたしも「中国古典叢書内容簡介」というページを作っていましたので、よろしければご覧ください。
日本中が戒厳令下のような週末、こんな時は自宅に籠もって、ひたすら本を読むのにふさわしいところです。
が、あたしは夕方にWOWOWで再放送されていたドラマ「父と息子の地下アイドル」を見ておりました。なにせ、あたしの推しメンは若様でしたから!
若様・若月佑美を含む三人組の地下アイドルの物語ですが、案の定、途中で仲間割れになります。そして若月が二人の元へ戻ってきた時にメンバーが「おかえり」と声をかけます。なんてことのないセリフですが、乃木坂46ファンにとっては非常に気になるひとことです。
乃木坂46にとって「おかえり」で思い出されるのは横浜アリーナで行なわれた「2ND YEAR BIRTHDAY LIVE」です。このライブで西野七瀬と秋元真夏の間のわだかまりが解けるきっかけとなる西野七瀬のセリフが「真夏、おかえり」だったのです。
このセリフを聞いた時のファンの盛り上がりは尋常ではなかったと、会場にいたファンの感想がネット上にたくさんアップされています。
そして次の「おかえり」は表題曲ではありませんが人気の楽曲「立ち直り中」のMVです。
芸能人になって遠い人になった白石麻衣が、かつての想い出の場所を訪れ、親友の橋本奈々未と再会するシーンがラストにあります。そこで都会から故郷へ戻ってきた白石麻衣に橋本奈々未が投げかけるセリフが「おかえり」なのです。
そして三つ目が、西野七瀬のラスト参加シングル「帰り道は遠回りしたくなる」のMVです。このMVの途中、3分10秒過ぎのあたり、レッスン上に西野七瀬が戻ってくるシーンがあります。ここで西野七瀬に秋元真夏が「おかえり」と声をかけるのです。
乃木坂46の冠番組「乃木坂工事中」の中で西野七瀬がこのシーンについて二人の間にある関係性を語っていましたが、ファンなら当然、たくさんいたメンバーの中であえて秋元真夏に「おかえり」のセリフを言わせた監督の意図は理解できるはずです。
こんな風に、乃木坂46にはとって「おかえり」という言葉はとても重要なセリフなのではないかと、そんなことを思ったのでした。