どのくらいの時間がかかるでしょうか?

自宅にいる時間が増えた子供たちのために有名人が童話などの読み聞かせ動画をネットで公開しているというニュースを見ました。

いったいどれくらいの子供たちが見て聞いているのでしょうか。しかし、少しでも世の中の役に立てればと思って行なわれた行為は素晴らしいものです。

しかし、こういう読み聞かせって童話とか昔話だからよいのですよね。ちゃんとした小説だったらどうなのでしょう。

そう言えば、前に俳優が文学作品を朗読するカセットやCDが思いのほかヒットしているというニュースを聞いたこともあります。意外とニーズがあるのかも知れません。

となると、権利の関係もあるので難しいかも知れませんが、あたしも何か読んでみようかな、なんて考えてしまいました。

たとえば『2666』なんて、全部を朗読(読み聞かせ?)したらどのくらいの時間がかかるのでしょう? 無謀ではありますが、ちょっとやってみたいかもと思ってしまいますね。

ジャパニーズ・ホラー

在宅勤務というのは休暇ではありません。ちゃんと家にいて仕事をしないとならないわけです。

とはいえ、家でできることというのは限られていますし、会社にいれば、かかってくる電話の対応など自分の仕事だけをやっていればよいというわけにはいきませんが、自宅ではそういう雑務からは解放されます。何より往復の通勤時間が節約できるわけですので、自由になる時間が増えるのも事実です。

と、こんなに風に書いてしまうと、あたしがまるでサボっているように聞こえてしまうので、そこは訂正しておきます。録画しておいたホラーを見たのはこの土日のことです。

まず試聴したのは池田エライザ主演の映画貞子」です。「リング」以来このシリーズは見続けてきましたが、だんだんとホラー要素が薄まって、ギャグ映画とまでは言いませんが、本来のおどろおどろしさが戻って欲しいなあと感じます。

貞子という人物を知れば知るほど、その境遇が憐れで同情してしまうのですが、今作では子供に対する虐待やネグレクトといったイマ風なテーマが味付けされています。これでいいのかなあ、というのが正直な感想です。もっと怨念を前面に押し出した方がよかったのではないかとも思います。

続きましては、日向坂46の小坂菜緒主演の映画「恐怖人形」です。

こちらはいわゆるアイドルホラーというジャンルになるのでしょうね。怖さは二の次です。見てくれの怖さもなければ、迫り来る恐怖も感じません。巨大な人形の着ぐるみで殺人犯が追ってくるシーンは、本当に殺す気があるのか疑わしくなります。だって、動きにくいじゃないですか。

もっと呪いの方へ寄せてくるかと思いきや、比較的早い段階から生きた人間が犯行に及んでいることがわかるストーリーで、ちょっと興醒めです。それに、流れから考えて共犯者がいると思ったのですが、どうも萩原聖人の単独犯行のようです。だとするとおかしなところが出て来ないでしょうか?

それに、あのレズシーンは必要でしょうかね?