これなら怖くない?

数日前にテレビのニュース番組で、オランダの戦後補償に関して報じていました。

ニュースに関する感想や戦争責任に向かい合う姿勢とか、書きたいこと書くべきことは多々ありますが、このニュースが日本で報じられた理由の一つに、犠牲者の中にアンネ・フランクがいたからではないかと思います。ナチスによるユダヤ人逆殺の被害者の中でも飛びきりの有名人、恐らく一番有名な犠牲者ではないでしょうか? これなら日本で報道してもそれなりに耳目の注目を集めるだろうとテレビ局が判断したとしても理解できます。

それはともかくアンネ・フランクです。皆さん、どう思いますか?

 

あたし、実はかの有名な『アンネの日記』は読んだことがありません。あたしが小さいころの『アンネの日記』と言えば、上の画像のようなアンネの写真があしらわれた装丁のものがほとんどでした。以前にこのダイアリーに書きましたが、この手の偉人伝の表紙に描かれている人物画ってちょっと怖くないですか?

あたしにはとても怖く感じられ、特にアンネ・フランクは特に苦手は顔でした。正直、大人になった今でも、ちょっと怖さを感じますし、とても愛らしいなどとは思えません。

 

 

ところが昨今の偉人伝はどうでしょう? 上に四つほど挙げてみましたが、あたしが怖がったアンネ・フランクとはまるで異なります。これなら手に取ることもできそうです。

そう感じている子どもたち、多いのではないでしょうか? しかし、そのお陰でユダヤ人らしさの欠片もなくなってしまっていますが……

忖度

勤務先で同僚にこんなものをもらってしまいました。

バレンタインには少し早いですが、一応はチョコレート菓子です。

ありがたく受け取りましたが、このパッケージ、如何でしょう?

忖度、という表題はともかくとして、その脇の方に「他人の心をおしはかること」とあります。

いや、これは辞書そのままの「忖度」の意味なんでしょうけど、つまりあれですか、あたしって、それくらい他人の心を推し量ることをしていないと思われているのでしょうか?

確かに、どうせ他人の心なんてわかるわけないんだし、わかりたいとも思わないので忖度なんてしませんが……

とりあえず美味しくいただくことにします。