世間を騒がす大問題?

乃木坂46の白石麻衣、否、まいやんがグループからの卒業を発表しました。

これがどれほどすごいニュースなのか、朝日新聞が夕刊でカラー写真入りで伝えていることからもわかるというものです。女性アイドルだと誰以来でしょうね? AKB48の前田敦子とか大島優子以来でしょうか? 指原はどうだったでしょうか?

女性アイドルグループのナンバーワンと言われるようになったこの数年、とはいえ世間一般に名前が知られているのは「まいやん」くらいしかいないでしょうね。乃木坂46ファンとしてはちょっと悔しくもあります。

それはさておき、新聞に夕刊があるのは大都市圏のみです。ですので、こういった夕刊に第一報が載った記事はこのままでは限られて人にしか届きません。とうわけで、煮豆医の写真は今朝の朝日新聞の紙面です。

なんと再びのまいやんです。それだけ大きなニュースなのですね。

ところであたしですが、多くのファンと同様、ここ二年くらいはまいやんの卒業はいつ来てもおかしくないと覚悟していました。もちろんまいやんは大好きですが、決して推しメンというわけではないので、そこそこ冷静に事態を受けとめています。特に今回の卒業は、ななみんの時のようにこのまま芸能界引退というわけではなく、これからもまいやんの活躍を目にする機会はあるでしょうし。

そういう意味では、芸能界をすっぱり引退したななみん(橋本奈々未)の卒業のショックは乃木坂ファンの間でも最大級だったのでは亡いかと、あたしは思うのです。

さて、今後の乃木坂46です。

まいやんの卒業を受けて、ものすごーく心を打つブログを書いた桃子に期待しています。それに、一期生が強い、強すぎると言われる乃木坂ですが、あたしは二期生にも三期生にも有望な人材は多いと思っています。まだまだ頑張れるのではないか、否、頑張って欲しいと思います。

生誕100年と没後70年

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占いを信じますか?

朝の星占いで一日の気分が左右される人ってどれくらいいるのでしょう?

あたしは毎朝、TBSの「はやドキ!」とテレビ朝日の「グッド!モーニング」を見ていまして、両番組の星占いをチェックしています。

局によってと言いますか、番組によって、つまりは占い師によって、同じ星占いなのに結果が全然異なることは日常茶飯事で、これに新聞や雑誌などの星占いを加えたら、星占いはまるで信用するに値しない代物と結論づけざるを得ません。

以前は、フジテレビの「めざましテレビ アクア」と「グッド!モーニング」を見ていたのですが、この両番組の星占いは本当に見事なまでに対照的でした。ですから、信じられないと思うよりも、よりよかった方のご託宣を信じるようにしていました。

ところが上述の、現在視聴している二番組は、星占いの結果(順位)が比較的一致することが多いです。かなりの確率で一位と最下位が同じになります。そうなりますと、俄然信じたくなるものです(笑)。

というわけで、本日のご託宣(テレビ朝日版)は画像のとおりです。問題は、あたしには「気になる人」がいないという点です(汗)。

今年は子年なのに……

新年最初の出社です。

あたしの勤務先は世間のほとんどの社と同じく本日からで、特に時短はありません。今日も5時までの勤務です。

午前中は取次への挨拶回りでほぼ終わり、昼前にようやく落ち着きました。今年の出版界は少しは景気が上向いてくれるのでしょうか?

そんな年明けの仕事始めのいでたちはこちらです。

わかりにくいでしょうか? 犬のネクタイと犬のブラウスです。ネクタイは既に何回もご紹介したものですが、ブラウスはおニューです。ようやく犬のブラウスを見つけました。

しかし、子年の仕事始めに犬で固めるとは、あたしもなかなかの強者です。多くの人から指摘を受けました、なんで犬なんですかって?

犬とは言ってもフレンチブルドッグです。個人的には好きな犬種ではありませんが、これしかなかったので致し方ありません、世間では人気の犬種のようですから。

では何が好きなのかと問われると、あたしは大型犬が好きです。シェパードとかコリー、セントバーナード、秋田犬などなど、少なくとも室内で飼いたいとは思いません。

そんな犬種のブラウスがあれば、ぜひ手に入れたいと思うのが今年の目標ですかね?

正月早々騙されました

パク・ミンギュの『短篇集ダブル サイドA』を読み始めました。

巻頭の作品「近所」は、ちょっとノスタルジックで甘酸っぱい作品、余命宣告された主人公と幼馴染みの年月を超えた逢瀬のような純愛小説家と思いきや、見事に騙されました。

余命を覚悟して、久々に小学校時代の仲間に再会する、その中に一人女性が含まれている、そしてその女性は夫と別れて女手一つで子供を育てている境遇。特に昔好きだったわけでもないけれど、なんとなく惹かれるものもあり、いかにもの展開で「昔好きだったんだよ」となんて告白される主人公。徐々に逢う機会が頻繁になり、かつての同級生の耳にもその噂が入ってきて、たぶん人生経験豊富な、否、男女の機微に聡い人であれば、そのあたりでその後の展開は読めたのでしょう。

あたし見事に純愛路線を予想していました。たぶん束の間の恋、最後の恋、初恋(?)の女性に人生の最期を看取ってもらうラブストーリーを期待したあたしは、いい歳をして余りにも青すぎたのでしょうか?

次の作品は一転して読み進めるのが辛い話です。妻が認知症を発想した主人公。二人して死のうと決意して最後のドライブ旅行に出発します。若いころさんざん苦労をさせたからせめてもの罪滅ぼしという思いも抱えての旅です。

あたしには妻などいないので、この話の設定はわかりませんが、近い将来には同居する母が似たような状況になるのかと考えると決して他人事とは思えないストーリーでした。そんな状況になったら、あたしはどうするのだろうか? 妹にヘルプを頼むことになるのか、はたまた老人ホームに母を入れてしまうのか。

この手の話を読むと、いろいろと考えさせられます。さて、第三話へと進みますか。

これも実験小説?

暮れに『俺の歯の話』を読んでいました。

ストーリー自体は、決して波瀾万丈とか血湧き肉躍るといったものではなく、意外と淡々と進んで行ったなあと感じました。もちろん面白くないというのではなく、ちょっと滑稽で、ちょっぴり物悲しく、そしてとんでもない要素もあって。

むしろ「訳者あとがき」などにもあるように、この作品が作られた背景の方に興味があります。出版に至るまでのいくつかのバージョンや各国語版など、単なる翻訳ではなく、そこから新たに発展して生まれた別のバージョンとも呼ぶべき作品の成長。そこが非常に心を引かれました。

海外小説として読むと、「へえー、こんな作品もあるんだ」という驚きもありますが、オークションなどに興味がある人には更に楽しめる内容なのではないかと思います。そう考えますと、海外文学の棚に置かれるのが王道ですが、美術書・芸術書の棚に置かれても面白いかな、という気がします。そう言えば、かつて『オークションこそわが人生』なんて本を出したこともありました。こちらは小説ではありませんが……

こういう美術界を舞台にした作品ですから、原田マハさんの作品なんかが好きな人には面白く読んでもらえるのではないかという気もします。

あたしは「先生」ではないのですが……

暮れに自宅へミネルヴァ書房からダイレクトメールが届いていました。中国関係の書籍の案内です。

年に何回か届くのですが、毎回あたしの名前の敬称は「様」ではなく「先生」となっています(汗)。恐らく、中国学会か何かの名簿を使って送っているのでしょう。あたしの勤務先も語学の教科書を発送するときなど、敬称はほぼ一律で「先生」にしていますから。ちなみに、大学などの教員でこの手のDMの敬称が「様」になっていると不機嫌になる人っているのでしょうかね? 出版社側(送る側)の要らぬ気遣いではないかと思います。

それはさておき、今回のDMの中身は、ミネルヴァ書房の中国関係の書籍だけを集めたパンフレットになっているので、非常に便利です。そして巻頭にはこれから出る新刊が2点掲載されていました。

それが2月刊行予定の『中国思想基本用語集』と3月刊行予定の『よくわかる現代中国政治』です。ちなみにミネルヴァ書房のサイトを見ると前者は「3月刊行予定」とあり、後者はまだ情報がアップされていません。

いずれにせよ、この両書、ちょっと気になります。ウェブサイトよりも詳細な目次載っているので眺めれば眺めるほど欲しくなります。特に目に留まったのは『基本用語集』の付録です。《『諸子集成』一覧表、『漢文大系』一覧表》とあります。どんな内容なのでしょう? 実は、あたしもかつてこんなのを作ったことがあるのです。似た感じのものになるのでしょうか?

2020年1月4日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

あけましておめでたいのか?

新年になり、ブログやSNSでも「あけましておめでとうございます」の言葉が賑やかです。しかし、本当におめでたいのでしょうか?

いえ、別に世界情勢とか景気の悪さとか、そういった暗い状況について言いたいのではありません。

考えてみますと、特に年明けの仕事始で、勤務先の人にも同業者や書店の人にも、あたしのこの十数年「あけましておめでとうございます」と言ったことがありません。

意識して言っていません。

何故かと言いますと、喪中とか必ずしも正月や新年を祝っていない人が少なからずいるからです。こちらが知っていればよいですが、そうでない場合の方が多いです。そういう人に「おめでとう」なんて言ってしまっていいのかしら、という思いが働いてしまうので、「あけましておめでとう」というセリフに抵抗があるのです。

なので、この十数年、新年の挨拶では「今年もよろしくお願いします」とだけ言うようにしています。これなら角が立たないか、と自分なりに考えた結果です。

まあ、個人的におめでたい気分になれないというのも大きな理由の一つですが……