2019年のアーカイブ
いつの頃だったか……
突然飛び込んできた池内紀さんの訃報。あたしの勤務先でも、カフカの翻訳などたいへんお世話になっていました。
あたしがまず思い出すのは最初の画像です。
啓文堂書店吉祥寺店で行なわれた池内さんのサイン会です。たぶん、あたしの勤務先のカフカの翻訳が刊行されたタイミングで行なわれたものだったと思います。当時の同店は駅直結のユザワヤビルの地下にあり、なかなかの広さを誇ると同時に駅から濡れずに行ける書店として、全国の書店の中でも上位に位置する本屋でした。
そして同店のサイン会では、特に著訳者の先生が断わらなければ、記念にお客さんと一緒のポラロイド写真を撮ってくれるというサービスがあり、あたしも撮っていただいたのが画像に写っているものです。今の時代ならお客さん持参のスマホでパチリなのでしょうが、当時はそんなもの普及していませんでした。
そして、あたしはその時に講談社現代新書の『ニッポン発見記
』を購入し、母親の名前でサインをしていただきました。池内さんはサインだけでなく、ご覧のような可愛らしいイラスト一緒に描いてくださるので、サイン会も意外と時間がかかりましたが、お客さんはとても喜んでくれたのを覚えています。
ご自身で色鉛筆を持参され、いくつかあるイラストを提示して、お客さんに「どれを描きましょうか?」と聞いて、お客さんが選んだものを扉や見返しなどに描いてくれました。とても優しかった表情と物腰を覚えています。
その数年後、リブロ吉祥寺店で行なわれた、西江雅之さんとのトークイベントにも出かけました。お二人の軽妙な掛け合い、なおかつ非常に高度な内容のトークに打たれたが昨日のことのようですが、たぶん10年以上前のことだと思います。
刊行即重版
ちょうど一週間後です
9.11同時多発テロって、ついこの前のような印象がありますが、2001年に起きた事件だったんですね。もう18年になるのですか。
ということで、9月11日を前に『倒壊する巨塔(上) アルカイダと「9・11」への道』『倒壊する巨塔(下) アルカイダと「9・11」への道
』のご案内です。書店の皆さま、もし在庫お持ちであれば、この一週間くらいは面陳にしていただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
今月のおすすめ本[2019年9月]
フェア、秋の陣
衝撃作
本日は……
年に一度の棚卸し。
あたしの勤務先の倉庫へ、営業部総出で在庫を数えに行くのです。
倉庫は、都電の早稲田駅の近くなので、あたしの自宅からですとそれほど遠いわけでもなく気楽なものです。
しかし、この倉庫、扇風機以外の空調設備がありません。本来、食品とか神経質にならなければいけない商品を除けば、倉庫なんてどこもそんなものでしょう。本は「暑い」とか「寒い」なんて文句を言うわけではありませんから。
しかし、棚卸しをするこちらにとっては地獄です。
幸いにも、強はカンカン照りの晴天ではなかったので。なんとかしのげましたが、途中でちょっと頭が痛み出しのは軽い熱中症だったのでしょうか?
もうそれなりの年齢ですから、自分の体力を過信しないことですね。とはいえ、もともと体力には自信がない方ですし、自分の肉体の自然治癒力は全く信用していないのですけど……
あくまで中国に対する興味のためです
欅坂46のメンバー、小池美波が写真集『青春の瓶詰め
』を発売します。
これで欅坂46メンバーのソロ写真集は何冊目になるのでしょう? 正直なところ、売れるのかどうか不安です。推しの方には申し訳ありませんが、小池美波がソロ写真集を出せるような人気メンバーだとは思えません。現時点であれば、欅坂46二期生の写真集を出す方が確実に売れると思うのですが、全体の写真集って運営はあまり積極的でないような気がします。なぜでしょう?
さて、あたしですけど、買うかどうか、ちょっと悩んでいます。何故かと言いますと、撮影場所が中国だからです。上海とその周辺で撮影してきた、ということは上海の風景などもふんだんに写っているわけです。そこはちょっと惹かれます。
かつて、女優の浜辺美波が写真集『voyage
』を出したとき、浜辺美波が大好きなのはもちろんですが、撮影地が台湾だったということが購入の大きな決め手になりました。浜辺美波が見たいというより、台湾の風景が見たいんだ、と自分に言い聞かせて購入したのを覚えています。
今回もそれと同じことです。
ただ、あたしの浜辺美波に対する気持ちと小池美波に対する気持ちではかなりの隔たりがあり、いまひとつ購入意欲が湧かないのも事実です。他のメンバーだったらと言っても、上海が似合いそうなメンバーもいないですし……
そうそう、台湾で暮らしていたという、日向坂46の佐々木美玲が台湾で撮ってきた写真集を出したら間違いなく買いますね!