古代史ロマン

今朝の朝日新聞に載っていました。

このニュース、本当なのでしょうか?

そもそも碑文自体がニセモノということはないですよね。ニセモノだったら、あえて吉備真備を筆者にする必要もなさそうですし。

それにしても、日本史の授業で知った名前がこうして現代に甦ってくるのは何とも言えないロマンを感じます。

あたしたちは「吉備真備」って覚えているので、「吉備」が姓で「真備」が名だと思っている人が大半だと思いますが、中国では「備」と名乗っていたのでしょうか? 中国人は一字名が多いので「真備」では違和感を感じて「備」と表記したのでしょうか?

そんなことを考えるだけでもワクワクしてきます。ところで、ふと思ったのですが「墓誌」と「墓碑銘」って違うものでしたっけ?

まあまあの混雑具合

昨日は午後から早退。この暮れの忙しいときに……(汗)

このダイアリーにもたびたび登場する妹夫婦のところの子どもたちがやってくるので、東京駅まで迎えに行きました。そして、その足で上野へ。

目的はこちら、現在、科学博物館で開催中のミイラ展を見に行きました。

姪っ子たちは、ミイラなんかに興味あるのか? と疑問に思われる方も多いと思いますが、そもそもは姪っ子から「東京なら即身仏って見られる?」と聞かれたのがきっかけです。授業で習ったのかテレビで見たのか知りませんが、少し前にそんなことを聞かれました。

で、東京で常設展示をしているところはないかと調べていたら、年末年始にミイラ展があると知ったので、チケットを購入し姪っ子たちを連れて至ったという次第。

意外と混んでいました。大人も子供もいましたし、友達同士、恋人同士などあらゆる世代の人がいたという印象です。中国語を話している人もいましたので国際色豊かでもありました。

展示の近くで、ミイラの作り方とか、内部をCTスキャンしたときの様子とかのビデオ上映をしていました。あたし一人であればそういったものにはあまり関心を持たず、ひたすら展示品を眺めるのですが、姪っ子たちにはそういう映像が非常に興味深かったようです。そして、そういう映像を見ると展示物に対する理解が深まるようでした。

うーん、あたし的には新しい発見でした。

そして、一通り見学が終わって外へ出て、科学博物館と言えば目印でもあるシロナガスクジラの前で写真をパチリ! 寒い一日でしたが、姪っ子たち、少しは楽しめたのでしょうか?

今日の配本(19/12/26)

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昼間がいい?

産経新聞に載っていました。忘年会を社内で、それも勤務時間内にやるところがあるのだとか……

確かに、持ち帰りだと消費税も8%ですし、経費の節減効果は大でしょうね。終電を気にしなくてもよいというのもありがたい人が多いのでは?

ただ、こういう話になってくると、「そもそも忘年会で会社でやるべきなのか?」という話になってきそうです。だって、最近では忘年会をやらない会社もあると聞きました。先輩から飲みに誘われると「それ、仕事ですか?」みたいな返事を返す新入社員が増えている昨今、忘年会なんてもってのほかかもしれません。

個人的には昼でも夜でもどちらでも構いませんが、朝型人間としては夜遅くなるのだけは避けたいところです。ですから、記事の中に「2時間制」を気にせずに楽しめるというのはむしろ逆で、終わりが見えずにいつまでもダラダラと飲んでいるのが大嫌いなので、2時間なら2時間でサッと終わってくれるほうが嬉しいです。

ちなみに、あたしの勤務先の忘年会は先週でしたが、新宿ゴールデン街の近くにある京料理のお店、2時間で美味しく楽しく過ごしました。

つながらない権利

こちらも読売新聞の記事です。

時間外のメールや電話を禁止する企業が増えている、ということのようです。

確かに、ケータイやスマホが普及して、二十四時間いつでもどこでも繋がるようになってしまったんで、どこまでが仕事でどこからがプライベートなのか線を引きにくくなっているのかもしれません。

あたしの勤務先で言うならば、編集部であれば海外にいる著訳者とのやりとりなどをこなしていたら、四六時中オンタイムになってしまいます。やりすぎたら疲弊してしまいますね。由々しき問題です。

ただ、あたしの勤務先の場合、そもそもケータイやスマホが会社から支給されていないので、時間外、会社以外でのやりとりがあるとすれば、それらはすべて私物を使ったものとなります。それが果たしてよいことなのか否か、そこから考えないとなりませんね。

やはり紙ですね?

読売新聞の記事です。

あたしは電子での読書しません。もっぱら読書は紙です。日本人の平均的な読書量からすると少しは多いかもしれませんが、非常に多いと言えるほどではないと思います。

ですので、記事にあるような「進取の意欲や多面的な思考力」が高めと言われても、「ーん、あたしは新種の意欲なんてないし、もちろん多面的な思考力なんて皆無だけど……」と思っているのですが。

首鼠両端?

来年2月に乃木坂46の7周年コンサートのBlu-ray並びDVDが発売になります。

各販売サイトでは、そのサイトやチェーン独自のおまけ、限定特典が付くので、どこで購入するかを決める重要な鍵になります。

あたしが日常的に利用するヨドバシカメラの通販サイトでは一枚目の画像のようなあっさりとした画面です。こちらの限定特典はクリアファイルですが、絵柄はまだ公開されていません。楽しみです。

そして、今回、ファンの間で話題になっているのがセブンネットの限定特典です。

コンサートは4日間行なわれ、日にちごとにBlu-rayもDVDも発売されますが、それぞれに生写真が付くと発表されました。セブンネットのサイトでは既に絵柄が公開されていますが、それを見てファンの間がにわかに騒がしくなっているヨナのです。

その4種類の写真が以下の図版です。確かによい写真です。4日分セットになったBlu-ray、DVDですとこれが全部付いてくるようなのです。これは欲しくなります。

 

 

しかし今回、あたしはセブンネットではなくヨドバシで購入することにしました。

なぜって? それは単純に価格です。ヨドバシカメラですと税込28,890円、セブンネットは30,900円です。僅かですがヨドバシの方が安いです。もちろん送料は無料です。

この差を限定特典の差だと考えて、むしろセブンネットの方が安いと判断するファンも多いでしょう。その一方、写真とか限定特典には興味がなく値段だけで決めるファンもいるでしょう。人それぞれです。

あたしの場合、写真は欲しいのですが、ヨドバシの価格、特に還元ポイントの数字がセブンネットとヨドバシではちょっと違いすぎます。ここが決め手となりました。とはいえ、それでもセブンネットの写真に未練タラタラなのですが……

今日の配本(19/12/24)

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そこはかとなくエロスを感じる?

近刊『俺の歯の話』の装丁です。

爽やかな色遣いですね。そしてちょっとマグリットっぽい気もするのですが、如何でしょう? そう言われるとそんな風に見えてきませんか? マグリットにも似たような絵がありましたよね?

もちろんこの本の装丁は、見ておわかりのように「歯」です。あたしは詳しくないのですが、専門家ならどの歯が臼歯、どの歯が犬歯とか、この装丁のイラストでもわかるのでしょうか? たぶん虫歯はないはずです(笑)。

この歯のイラスト、章扉にも描かれているのですが、それが二枚目の画像です。

歯のイラストですよね。

でもよーくご覧ください。

何かに見えてきませんか?

あたしだけの勘違い、目の錯覚かもしれませんので、あえてここで、あたしには何に見えているのかは書きません。どうぞ好きなようにお考えください。

ちなみに、カバーを外した表紙には、競売人の物語ということでハンマーが描かれています。店頭で手に取ってお確かめください。

番宣ではなく書宣と呼んでも構わないでしょうか?

昨晩、NHK-BSで1989年に中国北京で起こった天安門事件のドキュメンタリー番組が放送されていました。

当時、学生運動を指導したメンバーや知識人などへのインタビューを通して、事件の推移を追ったものです。証言をした人の中には王丹もいましたが、あたしの勤務先から今週刊行予定の『六四と一九八九 習近平帝国とどう向き合うのか』の中にも王丹の文章が載っています。なんともベストタイミングな番組放映でした。

もちろん番組自体はこの本とは何の関係もありません。しかし、刊行のタイミングにあわせるように、まるで出版の露払いのようなかたちとなってしまいました。嬉しいことです。

当時の関係者の証言を集めるといえば『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』もあります。昨晩の番組、そして新刊と併せ読みたい一冊です。