番宣ではなく書宣と呼んでも構わないでしょうか?

昨晩、NHK-BSで1989年に中国北京で起こった天安門事件のドキュメンタリー番組が放送されていました。

当時、学生運動を指導したメンバーや知識人などへのインタビューを通して、事件の推移を追ったものです。証言をした人の中には王丹もいましたが、あたしの勤務先から今週刊行予定の『六四と一九八九 習近平帝国とどう向き合うのか』の中にも王丹の文章が載っています。なんともベストタイミングな番組放映でした。

もちろん番組自体はこの本とは何の関係もありません。しかし、刊行のタイミングにあわせるように、まるで出版の露払いのようなかたちとなってしまいました。嬉しいことです。

当時の関係者の証言を集めるといえば『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』もあります。昨晩の番組、そして新刊と併せ読みたい一冊です。

販促グッズ?

全国の主要書店で、もしかすると見かけるかもしれないグッズです。

まずはノーベル賞を受賞したオルガ・トカルチュクさんのチラシ。

ちょうど松籟社から新刊『プラヴィエクとそのほかの時代』が刊行されたのでその情報と、ノーベル賞受賞時のコメント(小椋彩訳)を掲載しています。

もう一つは、来春刊行予定の新刊『こちら、苦手レスキューQQQ』のしおりです。

「苦手レスキュー」って何? と思われた方がほとんどだと思います。簡単に言ってしまうと、日常生活におけるちょっとした苦手なこと、それを解決することはできなくとも、苦手意識を軽くして気持ちを楽にしてあげましょう、という活動です。歌とイラストで親しみやすくなっています。書籍版が来春に刊行予定です。

詳しいことはこちらのページをご覧ください。ちなみに、しおりは二種類あるのではなく、写真に写っているのは表と裏を両方見せるために並べてみただけです。あしからず。