7月 2019のアーカイブ
この商品を買った人はこんな商品も買っています
映画「天気の子」に『キャッチャー・イン・ザ・ライ』が登場するということで、この夏は例年以上に売れ行きがよくなっております。一部では火なり話題になっているようです。本当にありがたいことです。
Twitterでも、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を『小説 天気の子』と一緒に並べている書店店頭の写真などが多数アップされていますが、映画の登場シーンよろしく「どん兵衛」と一緒に撮った写真もチラホラアップされつつあるようです。
となると、個人的にはこんな画像のようなことが起きてくれると更に嬉しいなあ、なんて思っています。さて、おわかりになりましたでしょうか?
画像は、二つともアマゾンのサイトをちょっと加工したものですが、「どん兵衛」のページを見ると「この商品を買った人はこんな商品も買っています」に『キャッチャー・イン・ザ・ライ』が表示されている、あるいはその逆に『キャッチャー・イン・ザ・ライ』のページを見ると、同じように「どん兵衛」が表示されている、という状況です。
いや、一番まっとうなのは『小説 天気の子』のページに一緒に買った商品として『キャッチャー・イン・ザ・ライ』が表示されていることなのでしょうけど……(汗)
今日の配本(19/07/30)
書店としての大学生協の可能性
先週の金曜日は大学生協事業連合のセミナーと懇親会がありましたんで、出かけてきました。
大学生協は、大学内にある店舗で、文具や書籍の販売、食堂、旅行の手配など幅広く展開していますが、ひとまず出版社勤務のあたしにとって関心があるのは書店部門です。
一般に町の書店は、規模の大小はありますが、大人から子供までいろいろなお客さんがやって来ます。立地によってサラリーマンが多いとか、中高生がよく来るとか、若い夫婦や子供が多いなど、大まかな傾向はありますが、間口はとても広いです。
それに比べると大学生協の場合、お客として想定されるのは大学生と大学教員です。否、想定どころか、原則としてその人たちしか来ないと言っても過言ではありません。大学生と大学教員に絞れるわけですから、品揃えも町の書店と比べると簡単なのではないかと思うのは素人考えなのでしょうか?
いずれにせよ、あたしの勤務先が出しているような専門書、値段の張る本はなかなか町の書店では厳しいのですが、大学生協であれば大学院生や教員、あるいは大学図書館が購入してくれる可能性が非常に高いと思うのですが……
「歌ってみた」「踊ってみた」ではなく、「並べてみた」「撮ってみた」です!
こちらの画像を見て、すぐにわかる人は既に映画を見た方でしょうか? あるいは、映画の予告編にも映っているシーンですから、目敏い人であれば映画を見ていなくても気づかれるかも知れません。
主人公の帆高がマンガ喫茶でカップうどんの「どん兵衛」を食べるシーンです。その「どん兵衛」の蓋が開かないよう押さえるのに使われているのが『キャッチャー・イン・ザ・ライ』です。
既に書店店頭では、文庫版『天気の子』と一緒に並べているお店も多数出現しています。(個人的には、主人公の「帆高」という名前は『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の主人公ホールデンを意識して付けられているのではないかと推測しています。)
新海誠作品のファンであっても、それほど本を読むわけではない、という方だと『キャッチャー・イン・ザ・ライ』が一緒にならんでいるを見ても「?」だと思いますが、小説好き、特に海外小説好きの人であれば、「あそこのシーンに映っていたのキャッチャーだよね?」という話題で盛り上がれるはずです。
実際にそういう反応がネット上にちらほら現われてきていますし、書店の中には「どん兵衛」まで一緒に並べているところもあるようです(笑)。
というわけで、既に新宿の紀伊國屋書店のTwitterでは「どん兵衛」に『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を載せた写真がアップされていまして、今後も書店の方やファンの方が続々と、自分も撮ってみたという写真をアップするようになるのではないでしょうか?
で、あたしも、数日前にやってみたのですが、再びのチャレンジです。
最初の画像は、われながらうまく撮れたと思っていたのですが、いざ改めて眺めてみると、角度や配置などいろいろな点で完成度がいまひとつでしたので、三度チャレンジしたのが次の画像です。
これはかなりよい線いっていると思うのですが如何でしょう? 最初の画像よりはオリジナルに近づけたかと思います。ただ「どん兵衛」がキーボードにちょっと近すぎるかな、と思ったので、もう一回チャレンジしたのが三枚目になります。
気になったキーボードとの距離感はよいと思いますが、気づいたら画像の下の方が切れていました(汗)。
なかなかうまいこといかないものですね。画像を連続表示してみたのが左のアニメーションGIFです。
三枚の写真の中では、どれが一番オリジナルに迫ることができていますでしょうか?
それと、こうしてみると、実は一番違和感と言いますか、現物と異なるのは「どん兵衛」のパッケージの緑色です。映画ではかなり黄緑に近い明るい色ですが、実際には深緑に近い色をしていました。そして側面の図柄と蓋の図柄の位置関係が「どん兵衛」一つ一つ異なっていて、なかなかオリジナルのような配置になっている「どん兵衛」が見つからないのが残念でした。
夜明けまで強がらなくてもいい
タイトルは、乃木坂46のニューシングルの曲名です。まだ発表されたばかりですが、爽やかな夏の曲、という感じではなさそうですね。
一日中気を張って過ごしていて、それが夕方から宵、深夜になっても寛いでホッとすることもなく、もうじき朝になろうという時刻になっても気を張ったまま、ということなのでしょうか?
あるいは、朝や昼、夕方などに強がるのは構わないけれど、夜明けに強がるのはやめときなさいよ、といったニュアンスなのでしょうか?
いずれにせよ、明るくて笑顔で歌い踊るような曲ではなく、どちらかというとしっとりとした曲になるのではないかと予想していますが、既にどこかで披露されていたのでしたっけ?