新刊に関するちょっとした……

本日、見本出しをした新刊について少々補足を……

まずはこちら。昨年刊行した『スタート!ドイツ語A1』の続きにあたる『スタート!ドイツ語A2』です。「A1」「A2」は、それぞれ「えいいち」「えいに」と呼びます。

ヨーロッパで作られた言語教育の共通基準(「ヨーロッパ言語共通参照枠」と言うのだそうです)に基づいた本邦初のドイツ語教材です。

「えいいち」が、より初歩の段階になり、今回の「えいに」はその次のレベルとなります。《「えいいち」と「えいじ」の兄弟》と思って親しんでいただければ幸いです。

ただし、兄弟と考えると、「えいいち」が兄、「えいじ(えいに?)」が弟になりますが、教材のグレードとしては「えいいち」の方が下になるんですよね。ちっちゃいお兄ちゃんと大きな弟という感じでしょうか?

続きましては、フランス語。

長らく親しまれたきました『15日間フランス文法おさらい帳』が大いにグレードアップ、『15日間フランス文法おさらい帳[改訂版]』として再デビューです。

旧版に比べ、「覚えておきたい表現100問テスト」を増補しています。初級文法は確実に身につけるための一冊を是非どうぞ!

貿易戦争になるのでしょうか?

あたしの勤務先で、昨日の夕刊の一面を眺めていたら、この本を思い出したので、ついつい置いてみました。

ダニ・ロドリックの『貿易戦争の政治経済学』です。

各紙の見出しと本書のタイトルが、なんとなくシンクロするように感じるのはあたしだけでしょうか?

それにしても、米中の貿易戦争の行方はどうなるのでしょうね? 既に世界の株式市場に影響が出ていますが。