「まいせん」と言えば……

シルバニアファミリー展の続きです。

あまりの混雑に、展示を堪能しきれない憾みは残りましたが、これ以上粘っても意味がないと判断し、会場から退散です。

そして向かった先は表参道。東京メトロ銀座線で一本です。

表参道に、文房具カフェというのが出来たそうで、姪っ子たちは文房具が好きなので興味を示すかなと思って行ってみることにしたのです。

が、その前にお昼時ですから腹ごしらえです。文房具カフェのすぐ並びには「箸で切れる」でお馴染み、とんかつのまい泉があります。姪っ子たちもとんかつは大好きなので、折角ここまで来たのだから食べさせてやるかと向かったのです。

が、まい泉、現在お店の改装工事中で、座席が極端に少なくなっています。ましてや今日は祝日、桜も開花しようかという絶好の行楽日和です。案の定、まい泉は一時間待ちの行列でした。まあ、並び始めたのが11時半くらいだったので、まだお昼までは時間がありますから、それに周囲を見回すとどこもかしこも行列です。ここは腹を括って列に並びました。

なんとか、たぶん一時間までは並ぶことにはならず着席できました。箸で切らなくても、既に切れているとんかつはとても柔らかく、さすがまい泉です。姪っ子たちも一口口に入れるや「美味しい」と喜んでいました。ちょっと高くても「美味しい」と言ってくれれば連れて来た甲斐があるというものです。

しかし、まい泉、あたしなどまい泉と言えば、これまではヒレカツサンドくらいしか食べたことがなかったような記憶が……。お店に来て食べたことはあったのか、少なくとも大人になってからは一度もなかったはずです。そもそも「まいせん」と聞くと、とんかつよりもドイツの磁器メーカー「マイセン」の方を思い出してしまいます。もちろん、わが家にはマイセンの食器などありませんが……(汗)

あっ、でも最近は、「まいせん」より「まいやん」の方がパッと思い浮かびますね、乃木ヲタとしては!

まい泉でとんかつを堪能した後に向かった文房具カフェは、小学生の姪っ子たちにはまだ早かったかな、というところで若い女性たちで賑わっていました。

シルバニアファミリー展

妹夫婦の子供、つまりあたしにとっては姪っ子、甥っ子が春休みになったので遊びに来ました。

朝、三島駅で始発の新幹線に乗せてもらい、姪っ子たちだけ3人で東京へやって来たわけです。そこでこちらも朝から東京駅までお迎えに行って来ました。

この4月からは6年生(姪)、4年生(甥)、3年生(姪)になるわけですから、東京駅からわが家まで自分たちだけで来られてもよさそうなものですが、なにせ地方の子供です。ふだん、まるで電車に乗っていないので東京の人の多さや乗り換えての複雑さなどは未体験、迷子になることは必死でしょう。

それに、こちらもあえて東京駅まで出かけて行ったのは上の写真、松屋銀座でやっているシルバニアファミリー展を見に行くためでもありました。

東京駅で姪っ子たちをピックアップして、そのまま有楽町駅まで山手線で移動し、ちょこっと歩いて銀座の松屋です。あたしも久しぶりの銀座です。

シルバニア展へ行く前に、姪っ子たちは小腹が空いているというので、4丁目交差点にほど近い木村家(木村屋と木村家はどちらが正しいのでしょう?)であんパンを購入して賞味。そして松屋へ。

まだ朝の10時すぎなので空いているかと思っていましたが、見事に裏切られました。会場は大混雑でした。子供連れも多かったですが、やはり大人のファンも相当数いるようです。会場内の展示は一部写真撮影可のものもあって、スマホを構える人たちで展示品がほとんど見えないくらいでした。

会場の最後にはお決まりのグッズショップ。この展覧会限定の商品などもあって、やはり多くの人がレジに並んでいました。そして、あたしたちもやはり買ってしまいました(汗)。

ところで、最後の写真は、姪っ子たちを待っている東京駅のホームで回送の新幹線を撮影したものです。

英語表記が「Out of Service」と「Not in Service」と二つ並んで表示されているのがわかりますでしょうか? 意味は理解できますが、ネイティブから見るとニュアンスにどんな違いがあるのでしょう? そして、どちらの方が日本語の「回送」に近いのでしょうか?