いろいろと新しく

新年になった機会に、古くなっていたものをいろいろ取り替えました。

まずは手帳です。

あたしの場合、ずーっとシステム手帳を使っていて、毎年カレンダーだけ買い換えて付け替えて使っていました。それが写真の右側のものです。

しかしながら、使い込むこと数年、十年までは使っていないと思いますが、毎日の酷使にすり切れてきて、かなりくたびれてきましたので、今年は外側を新調しました。

それが写真の左側のものです。いわゆる6穴のシステム手帳ミニサイズというものです。いろいろ挟み込んでいるので、リング径があまり小さいのだと使い勝手が悪く、大きいものは種類があまりなく選択肢が非常に少なかったですが、これでしばらくはいけそうです。

もう一つ新調したのは社内履きです。通称サンダルです。

これまではかかとまで覆うタイプの、ヒョウ柄のキティちゃんでしたが、今年からはすっきりと白いキティちゃんの健康サンダルです。

まだ足にフィットしていないので、早速本日、社内で転びました。

自制心

新年最初の出社日です。

今年はイノシシ年ですが、中国などはブタ年なので、それにイノシシのブラウスやネクタイを持っていなかったので、ご覧のようにブタで代用しました。

が、よーくご覧ください。

いや、よーくご覧にならないでください。

いくらなんでもこのネクタイはふざけすぎです。これで新年の挨拶回りをしては正気を疑われてしまいますし、そもそもセクハラです。

ちなみに、十数年前に訪中した折、上海の路上の露店で買ったものです。当時で10元だったと思います。日本円で百数十円です。

というわけで、念のため用意しておいた、もう一本のネクタイを締めて年始の挨拶回りです。

ご覧のように、イヌのネクタイです。

イヌは去年でしょ、と言わないでください。

新年一発目なので、「イヌからイノシシ(ブタ)へ」という含意です。

とはいえ、今年もイヌのネクタイは締める予定ですし、先日、イヌ柄のブラウスも手に入れました。近いうちにお目見えできると思いますので、乞うご期待!

たとえば京都案内として

我的日本 台湾作家が旅した日本』読了。

最近の台湾文学に興味をお持ちの方であれば、呉明益や甘耀明など見知った名前も登場しますし、邦訳こそ出ていないものの台湾の実力者の名前を発見できることと思います。しかし、日本において一般的な知名度となると……

が、本作の場合、そういう見方で読むものではないと思います。たまたま東日本大震災に遭遇してしまった作家もいますが、多くは日本に興味を持ち、日本にやって来たくてわざわざ来日した人たちの文章です。

必ずしも名所旧跡ばかりを見て回っているわけではありません。むしろ、日本人でもなかなか訪れないようなところを訪ねたり、気にも留めないようなところ発見しています。個人的には、最後に登場する「門外漢の見た京都」など、京都市内外を散策する時に、ここの部分だけでもコピーしてポケットに忍ばせておいてもよいくらいの内容だと思います。

そんな風に考えますと、本書の後半には意図的に京都や関西の旅に関する文章が集められ並べられています。関西の書店であれば、ここの部分をフィーチャーして売っていただくのがよいかも知れません。そこから他の章へと読み進んでみてください。台湾の作家たち、各者各様、訪ねた場所も時期もさまざまですので、興味を惹かれたタイトルからページを開いてみては如何でしょう?