プラハにご注目!

今朝の朝日新聞に載っていました。

オセロの世界大会があって、日本人の小学生がチャンピオンになったそうですね。スゴいことです。

で、その世界大会が行なわれたのがチェコのプラハだそうです。たぶん毎回世界の各都市を回り持ちなのかも知れませんが、今回はプラハだったわけですね。

そんなグッドニュースがプラハから飛び込んできたからなのでしょうか? あたしの勤務先の『プラハ、二〇世紀の首都 あるシュルレアリスム的な歴史』が売れ行き好調なのです。

この本、9月末の刊行なので、まだ出たばかりです。

さらには、本体価格が13500円という高額本です。

それなのに、売れているのです。主要店からは追加注文が来ています。

まずは人文の歴史のコーナーに置かれていると思いますが、文芸評論や芸術のコーナーでも十分に読者の関心を引きそうな内容です。大型店では数か所に分けて置いてあるようです。

いま注目すべきはプラハなのでしょうか?

あまり奇を衒わなくてもよいのです

風呂上がりは腰に手を添えて瓶牛乳を一気飲み、というのはよく語られる話です。

自宅にお風呂があるのが常識となった昨今では、銭湯でのこういった光景も少なくなりましたが、あたしが幼少の頃は自宅に風呂がなく、週に何度か近所の銭湯へ通ったものです。

あっ、幼少の頃というのは小学校へ上がる前まで住んでいたアパート時代のことです。小学校へ上がる時に引っ越して、自宅にお風呂のある団地住まいになりましたので、銭湯はめっきり行かなくなりました。

で、そんな幼少時代のあたしは、白い牛乳はあまり好きではなく、コーヒー牛乳をよく飲んでいたのですが、それよりも好きだったのがフルーツ牛乳でした。

銭湯やスパによっては置いていないところもありますが、マミーとかパンピーといった飲料も味からすればほぼフルーツ牛乳と言えましたので、そんなのも好きでした。

昨今は、セブンイレブンが「フルーツ・オ・レ」をペットボトルで発売しているので、非常に手軽に入手することができていたのですが、最近は店頭で見かけなくなり、それに代わって「マンゴー・オ・レ」が置かれるようになりました。

飲んでみましたが、ちょっと甘さが強すぎて、あたし的には「早く元のフルーツ・オレ・レに戻してくれないかな」と思っていたのです。たぶんマンゴー・オ・レは期間限定商品でしょうから、しばらくすれば定番のフルーツ・オ・レが戻ってくるだろうという予想です。

そうしましたところ、先日、近所のセブンイレブンでは「マンゴー・オ・レ」が見当たらず、その代わりに「マスカット・オ・レ」が売られていました。たぶん、これも期間限定なのでしょう。季節ごとの果物を使った「オ・レ」を出すつもりなのでしょうか?

ところが、この「マスカット・オ・レ」は、あたし的には非常に美味しいです。すっきり飲めました。これなら「フルーツ・オ・レ」の代役が十二分に務まります。しかし、これも今月いっぱいくらいの命なのでしょうか?

マスカットの後は何が来るのでしょう? あまり奇抜なものは作ってくれなくてもよいのですけどね。

タイトルや作者名は不要?

今朝の朝日新聞の多摩版に載っていた記事です。府中市立図書館で行なわれる取り組みの紹介です。

読んだ人の感想をいくつかのテーマに分けて、新たな読者に提供するということらしいです。展示される本には新聞紙でカバーがかけられて何の本なのかわからないようになっているそうです。

うーん、この取り組み、どこかで見覚え、聞き覚えてがありますね。

今の時代、「こんな本ですよ」というメッセージさえ伝われば(伝えれば)、本を選ぶ時にタイトルとか作者が誰かなどは気にせずに手に取ってくれるものなのでしょうか?

しかし、これが成立するのもお金を払って買うわけではない図書館だからでしょう。本屋での似たような取り組みも文庫という廉価なものだからこそ成り立っていたと思うのです。

それに出版社からすると、インパクトがありすぎてもダメだし、かといって埋もれてしまっては元も子もないし、奇を衒いすぎても引かれてしまうし、といった試行錯誤を繰り返して付けたタイトルが隠されているというのは忸怩たるものがあります。

同じように、文字の大きさや書体にもいろいろ気を遣って作り上げた装丁・デザインが見えないというのもいかがなものかと思ってしまうところがあります。だって、本にだってジャケ買いってありますよね?

という愚痴はともかく、そういった出版社側の言い分は抜きにして、「こういう本ですよ」というのをわかりやすく伝えるというのは大事なんでしょうね。書店店頭に飾ってあるポップなどがある意味、その典型かも知れません。ただし細かい字でビッシリと書いてあるポップも捨てがたい魅力がありますけど。

話は戻って府中の図書館。

こういった「テーマで分ける」で思い出したのが、ヤングアダルト出版会の「YA朝の読書ブックガイド」です。こちらも「ハマる」「考える」「チャレンジ」といったそのときどきの気分に合わせて本を探せるように編集されています。本を選ぶ時のヒント、手引きに是非どうぞ!

新書コーナーではなく人文書コーナーで

今朝の朝日新聞読書欄、新書の新刊紹介コーナーです。

文庫クセジュの『デカルト』が紹介されています。

文庫クセジュなので、書店では文庫・新書コーナーに並んでいることが多いと思いますが、こういうタイトル、内容ですので、人文書コーナーにも置いていただければ幸いです。

東京にいながらにして京都へ?

今朝のフジテレビ系「めざましどようび」の星占い。かに座は左のようなご託宣でした。

なんとラッキーポイントが「美術館」ではありませんか!

最近、美術館も博物館も行っていないなあ、と思っていたところ、たまたまチケットいただいたので、今日は母を誘い、美術館へ出かけようと思っていたのです。

で、どこへ行ったかと言いますと、東京ミッドタウンサントリー美術館です。久しぶりですね。最後に来たのは何の展覧会だったでしょう? ちょっと思い出せませんが、二、三年前に来ているはずです。その時は一人で来たのだったと思います。

で、今回の展覧会は「醍醐寺展」です。寺社巡りが好きなあたしですが、京都にある実際の醍醐寺は行ったことがなかったので、ちょうどよかったです。それに、たまには母を都心へ連れ出さないと老け込んでしまいますから……(笑)。

混むのは嫌なので、母もあたしも朝が早いのは全く苦にならないので、朝一番で行ってきました。10時オープンですが、ほぼオープンと同時に入ったような具合で、サントリー美術館以外のテナントのは、コンビニやコーヒーショップなどを除くとまだ開店していないミッドタウンでした。

サントリー美術館の展示室は2フロアありますが、それほど広い会場ではないので、1時間もかからずに見終わってしまいました。最初の部屋こそ多少の人がいましたが、それ以外はガラガラ。階を移ってからはほとんど観覧客のいない状態でした。別にそんなに駆け足で見てきたわけではないんですけどね。

展覧は、例えば不動明王などを掛け軸などの絵画で見せたすぐそばに不動明王の像が配置されるといった感じでよく工夫されていました。素人でもわかりやすい展示だったと思います。

右の写真は展覧会の図録です。2500円でした。

そんなミッドタウン、ほとんどのショップは11時オープンなんでしょうね。展覧を見終わって出て来ても、ほぼやっていません。

テナントショップが営業していないということは、あちこちでシャッターが降りていて、ふだんなら通れるところが通れなかったり、ミッドタウンの中を移動するのが意外と面倒でした。まあ、そのぶん、展覧はゆっくり観られたわけですが。

で、帰りがけに、左のようなオブジェをエスカレーター脇に見つけました。

ご覧のように犬が3匹。もちろん作り物ですが、何の掲示もなく、誰が作ったものなのか、展示の趣旨は何なのか、まるでわかりません。来館者を和ませようというのであれば、柵で囲って近づけなくしているのはどうかと思いますし、そもそも陶器か何かで出来ているような質感(見た目は)なので、寒々しく感じてしまうのですが……

夕刊と朝刊でそれぞれ……

まずは昨日の朝日新聞の夕刊。

まもなく上演になる「修道女たち」の記事が大きく載っていました。

前にも書きましたが、やはり朝日新聞って演劇情報をコンスタントに載せてくれますね。

そして同作の書籍版『修道女たち』は、11月上旬に刊行予定です。残念ながら公演チケットを入手できなかった方はこちらの書籍を是非どうぞ。

公演は東京の後、兵庫と北九州でも行なわれます。

そしてこちらは今朝の朝日新聞、東京版のみの掲載だと思われます。太宰治に関する記事です。

太宰治は、今年が没後70年、来年が生誕110年というアニバーサリー。関連する出版物も多くなっていますが。催しももちろんいろいろあるようです。

ということで、あたしの勤務先からは『三つの空白 太宰治の誕生』がお陰様でよく売れています。まだ読んでいないという方もこの機会に是非どうぞ。

五十三次以上ありました

昨日の朝日新聞夕刊の一面です。

東海道五十三次を歩くのが流行っているのでしょうか?

とはいえ、歩くのは健康によいというのはずいぶん長いこと言われていますので、今さら驚くことではありませんが。

記事の中には、カードが復活しているということも書いてありますが、それって永谷園がお茶漬けの素に同封していたカードのことですよね? これって確かランダムで一枚入っていて、それとは別に応募すると1セットのカードが当たるはずでした。

というわけで、上の写真のように、あたしも持っているのです。

正確に言いますと、あたしが幼少のみぎり、永谷園に応募してもらったものですから、かれこれ40年近く持っていたわけです。この1セットのカードは裏は白ですが、お茶漬けに付いているカードだと裏に説明書きがありました。

で、この1セットですが、眺めてみますと、数枚足りません。なくしてしまったようです(涙)。

それに「東海道五十三次」ではありますが、草津の後に大津と京都まであって、番号は55まで振られていました。

今日の配本(18/10/11)

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数十年ぶり?

左の写真、わかりますでしょうか?

どこかの駅前だというのはわかるのではないでしょうか?

駅名が書いてあるのですが、写真を拡大してもよく見えませんね。遠すぎました。

正解は鎌倉です。こちらは鶴岡八幡宮などもある東口です。ちなみに、江ノ電は反対の西口側になります。

どうしたの? この三連休に遊びに行ったの? と言われそうですが、そうではなく、これは本日の午後に撮った写真です。

えっ、平日に休みを取って鎌倉?

いえいえ、違います。お仕事です。

この夏から神奈川県ほぼ全域が営業担当エリアになったと少し前にご報告しましたが、その営業で鎌倉まで足を延ばしたのです。

鎌倉と言えば、関東でも有数の観光地、歴史にあふれた場所です。遠足の目的地としてもよく登場しますし、もちろん大人になってからでも友人や恋人と訪れる、という人は多いのではないでしょうか?

しかしながら、このあたくし、鎌倉なんぞに一緒に行くような恋人はおろか友達すらおりません。ですので、最後に鎌倉に来たのは、たぶん高校の遠足以来ではないかと思います。

ってことは、数十年ぶりです。たぶん30年以上訪れていなかった場所です。

もちろん、それ以前だって来たことがあるのは一回か二回ですから、鎌倉なんて数えるほどしか来たことがないわけです。

そんな鎌倉、これからはちょくちょく来ることになりそうです。今回は駆け足でしたが、次回は鳩サブレくらいお土産に買って帰りますかね?