商業・宗教・軍隊

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現在品切れですが、一応ご紹介だけいたします

重版が決まった『共通語の世界史』ですが、あたしの勤務先では、著者クロード・アジェージュの著作を以前にも出しておりました。

それが『絶滅していく言語を救うために』です。

残念ながら現在品切れ、重版も未定ですので、古書店を探していただくしかないのですが……

映画公開!

タイトルだけ見たら、「サリンジャーの映画のこと?」と思われそうですが、違います。ご覧のように、今朝の朝日新聞に、こんな大きな広告が載っていました。

マリア・カラスの映画「私は、マリア・カラス」です。

特に原作本があるようなことは書いていませんし、マリア・カラスに関する書籍も思ったほど多くはないようです。

そんな中、あたしの勤務先では、『マリア・カラス 聖なる怪物』という本を出しております。

恐らく、マリア・カラスの評伝としては決定版ではないでしょうか。映画の内容とどれほどリンクするのかはわかりませんが、原作がない以上、ちょっとお値段は高めですが、必読の一冊だと思います。

マリア・カラスのファンの方であれば刊行当時、既にお買い求めになっているかと思いますが、今回の映画で興味を持たれた方、在庫はまだありますので、この機会に如何でしょうか?

ポスト・ヒューマニティーズ

新宿の紀伊國屋書店、3階の人文書コーナーでやっていた、青土社主催のフェアのようです。

「ポスト・ヒューマニティーズ」って何だろう?

と思って、置いてあった書目リストを眺めていましたら、つまりはごくごく最近の哲学・思想の潮流のようです。

あたしなどが学生の頃は、哲学史というのはせいぜいのところサルトルやハイデガーくらいまでで終わっていて、同時代的なものはほとんど習ってきませんでした、一般教養としては。

社会人になって以降は、そちらの方面にはとんと疎いのですが、それでも構造主義とか、ポスト構造主義くらいの言葉が耳にしています。今回のフェアは、更にそれ以降に焦点を当てたもののようです。

こんな風に学問もアップデートされていくのですね。まるで知らない世界ですが、非常に興味深いです。

どっちが売れている?

乃木坂46の高山一実の小説、入手しました。

あっ、別にもらったわけではありません。ちゃんと買いましたよ。

この小説『トラペジウム』、ものすごく売れているようですね。あちこちの本屋(ネットも含め)で品切れになっているようです。何はともあれ、本が売れるのはよいことです。

こういう言い方をしたら、乃木坂ファン(いや、あたしだって乃木ヲタなんですが……)、特に高山推しの人に怒られそうですが、写真集の売り上げから考えて、ここまで売れるとは予想していなかったのではないでしょうか?

しかし、ファンの贔屓目もあるのかもしれませんが、出来がかなりよいという評判も耳にしました。以前、ジャニーズの加藤シゲアキの小説が、やはりアイドルとは思えないほどの出来だと評判になりましたが、これも同じような現象なのでしょう。

どの段階で助けられるのかが課題?

こちらも今朝の朝日新聞、オピニオン欄です。

いじめや貧困、家庭内暴力など、居場所を求めて彷徨う処女たちについての意見です。彼女たちをなんとか救いたいという気持ちは理解できますが、果たして何ができるのか、という思いもあります。

こういう少女たちが、性的搾取の被害者になり、結局その泥沼から抜け出せず、悪循環がいつまでも続くという流れのようです。

以前であれば、「居場所がないからって家出して非行に走るなんて、自分が悪いだけじゃないか」と思っていたのですが、最近『「身体を売る彼女たち」の事情』という本を読んで、少し考え方が変わりました。

もちろん、家庭が温かいのが一番だと思いますし、たとえ家出をしたとしても性的な搾取に遭わない方がよいとは思います。それでも、やむにやまれぬ状況まで落ちてしまった少女たちを救う一つの方法として性風俗が存在しているという事実もあるわけです。

幸い、あたしは結婚もしていない(したこともない)ので、子供もいませんから、こういう心配は無用です。ただ、姪っ子がこれから思春期を迎える年頃なので、多少の不安はありますね。

朝っぱらから夜のこと

今朝の朝日新聞です。

日本の夜の公共圏 スナック研究序説』の谷口功一さんが登場です。

朝刊に夜のオーソリティーが登場するというのも面白い趣向ではないでしょうか?

しかし、本書が出て以来、主張などで地方へ行くと、まだまだスナックってたくさんあるんだなあということを実感します。実際には後継者不足で大変らしいですけど。

意外と当たり外れがある?

ミンティアです。

ほぼ常にカバンに入っています。

コンビニで見たことないフレーバーや期間限定っぽいのがあると、ついつい買ってしまいます。

今回は右の二つ。

チョコミント(左)とウィンターホワイト(右)です。

全部で何種類あるのか知りませんが、あたし的にはかなり当たり外れがあるなあ、という印象を持っています。

今回の二つは、うーんちょっとなあ、というのが正直なところ。

少し前まではコーラのフレーバーを持っていたのですが、これはなかなか辛かったですが、個人的には好きな味でした。

今日の配本(18/12/11)

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さてさて……

六本木に新しくオープンする書店「文喫」の内覧会へ行って来ました。

「文喫」書いてある看板の上の方、白い帯状のところ、よーく見ると「AOYAMA BOOK CENTER」という文字がうっすらと残っています。

はい、ここはもともと青山ブックセンターの六本木店があった場所です。建て直したわけではないので、青山ブックセンターの頃の階段の位置などはそのまま残っています。

公式ウェブサイトでは「本と出会う本屋」を謳っているようですが、なにせ有料の施設です。座り心地のよさそうな椅子とコンセントのあるテーブルが用意されていますので、ちょっとしたワーキングスペースと考えるべきなのかも知れません。その時に、資料としてふんだんに本が置いてある、というわけです。

できる大人のラグジュアリースペース、という雰囲気が醸し出せればうまくいくのではないでしょうか? ただ、場所柄、時々日本にやってくる外国の方がも多いと思います。かつてあった青山ブックセンターのつもりで、「日本に来たから本でも見ていこう」と思って入ったら入場料を取られた、なんてトラブルも起きるのではないかな、という不安もあります。