移民なのか、外国人労働者なのか?

関西ツアーの最後の夜、つまり木曜の晩に、自分へのご褒美として賞味したスイーツです。

堂島ロールでお馴染み、モンシェールの「黄栗と渋皮栗のパルフェ」です。

阪急うめだ本店のショップで期間限定で売られていました。実はその前日にも「パルフェ・プリン・ア・ラ・モード」を賞味していたのですが、期間限定という言葉に釣られ、連日の購入・賞味となってしまいました。

栗をふんだんに使ったパフェですが、たぶん形状が一般的なものとはずいぶん異なりますが、いわゆる「モンブラン」だと思います。

実はあたし、あまりモンブランって好きではありません。

栗は好きです。天津甘栗なんか大好きです。それとスイートポテトも大好きです。ですけど、モンブランの、あの独特なパサパサした感じのクリームが好きになれないんです。スイートポテトなら初めからそのつもりで食べるので構わないのですが、モンブランなど、いかにもケーキという場合、生クリームのようななめらかな食感をどうしても期待してしまうので、モンブランのクリームは好きになれません。

今回のパフェもそういう意味では、あたしが思うところのモンブランっぽいクリームには若干の抵抗を覚えましたが、ゴロゴロとたくさん入っている栗は美味しかったですし、下の方の層になっている部分もとても美味しかったです。

そんな最後の晩餐@大阪でした。

さて、その大阪。

泊まっていたホテルの部屋にこんなものが置いてありました。

不要なものにはこのシールを貼っておいてください、とあります。ゴミ箱に入っていなくても(ゴミ箱に入りきらなくても)、このシールを貼っておけば捨てておきます、という意思表示のシールです。

これまでホテルというと、ゴミ箱に入っていなければどんなにゴミのように見えても決して捨てないというのが不文律だと思っていましたが、確かにゴミ箱に入りきらない時ってありますね。夕方、部屋に戻ってきた時に「あれっ、これ捨ててくれなかったんだ」と気づいた時は多少のショックです。

しかし、そういう意味だけでないことに今回気づきました。

朝、部屋を出る時には、既にチェックアウトを済ませた部屋は掃除が始まっています。朝から他の部屋の掃除が始まっていると急かされているようで嬉しくはありませんが、それはさておき、その掃除をするスタッフなのですが、ほとんどが外国人なのです。

コンビニの外国人アルバイトはもう慣れましたが、こういうシティホテルの客室係も人手不足、外国人雇用の波が押し寄せているのですね。

となると、ゴミなのかゴミでないのか、曰く言い難い微妙な感覚はなかなか伝わらないものです。それに加えて昨今は客の方にも外国の方が増えています。客もスタッフも日本人であればこのようなシールはなくてもわかり合えるのかも知れませんが、今はそういう時代ではないのですね。

泊まっている外国人、働いてる外国人、双方のやりやすさのためにこんなシールが登場したのでしょう。

ところで、例によって表記は日本語・英語の他に中国語と韓国語です。気になるのは中国語です。

香港・台湾からの旅行客向けの繁体字と、大陸からの旅行客向けの簡体字の両方で表記しているのですが、ただ単純に漢字を繁体字と簡体字で書き分けるだけでよいのでしょうか? 表現方法とか言い回し、単語なども大陸と台湾とでは違うことも多々あるはずなんですけど……

改めてBOOKEXPOの様子を……

大阪で行なわれた「BOOKEXPO 2018」については、先日のダイアリーで既に反省文を書いていますが、旅先のノートPC環境では写真加工などに難があるので、写真を全然掲載できていませんでした。

というわけで、改めて写真を披露します。

まずは右の写真。

開場前、とりあえずの準備が終わったところです。実用書系の版元のように、ベタベタとチラシやポスターなどを貼りまくっても、さほど効果がなかったという過去の実績に鑑み、今回は現在公開中の映画のポスター一択の掲示です。

やはり映画ポスターだけのことはあって、それなりに前を通る書店の方が眺めてくださいました。

そんなブースのデスク上は、あっさりとこんな感じでした。

どうしてこんな展示にしたのかは先日のダイアリーに書きましたので贅言を費やすことはいたしませんが、「なんで『黄泥街』、並べてないの?」とおっしゃる、馴染みの書店員さんが複数いらっしゃいました。

確かに、現在爆発的に売れているのですが、ガイブンです。こういう場で、ごくごく一般的な街の書店さんが大勢来るような会場でどれだけアピールできるでしょう? 『ライ麦』すら知らないかのように見受けられる書店員さんに『黄泥街』はハードルが高すぎるのではないだろうか、という判断はたぶん正解だったと思います。

ところで、今回のブース番号は「11」でした。

数日遅れではありますが、11月1日は本の日でした。

般書コーナーのブース番号11なんて、いかにも本の日にふさわしいブースだったのではないかと、今さらながら思ったりしています。

その成果が出ていたのか否か、天のみぞ知る、というところでしょうか。

関西で開催中

この一週間の関西ツアー。

先月下旬の研修旅行(10/14~10/26)の時のダイアリーでも一部紹介しましたが、この時季に店頭で展開していただいているフェア風景などを更に、少々、ご紹介いたします。

まずは、文庫クセジュのフェアです。

ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店で開催中です。

テーマは芸術の秋らしいものですが、店内の芸術コーナーではなく、文庫・新書コーナーでやっていますので、お間違えのないように。

こうしてみますと、文庫クセジュならではの一冊というのもありますね。他の新書などでもありそうなのに意外とないものだったり、そういうものはやはり売り上げを見ても違います。

続いては、ジュンク堂書店天満橋店です。文芸書コーナーのエンド台でサリンジャー生誕百年のミニコーナーが出来ていました。

  

右のように、アップでも撮ってみました。

キャッチャー・イン・ザ・ライ』と『ライ麦畑でつかまえて』が互い違い、市松に並んでいてとても素敵です。それにしても、この赤い看板はかなり目立ちますね。

ちなみに、映画が公開されて以降、両書の動きが更によくなって、追加注文も増えています。

そして最後は、立命館生協でのフェアです。

場所を変えて語学書もフェア中ですので、ほぼ全点フェアとなっています。

これだけ並ぶとやはり壮観です。中には高額の書籍も混じっていますが、学生の方の購買も考慮して、手に取りやすい、お求めやすい価格の書籍も選んだつもりです。

この機会に、立命の皆さん、是非どうぞ!