結局、一度も訪れることのないまま……

大阪の心斎橋にある本屋さん、アセンスが閉店になりました。

閉店を記念して、という表現はおかしいと思いますが、こんな冊子を恵贈いただきました。

『私とアセンス』

多くの方に愛されていた書店だったことがわかります。

そして、あたしの勤務先の書籍も大事にしていただきました。

と、しんみりとした感じで書いていますが、実はあたし、大阪の営業担当ではありますが、結局一度も訪れたことがありませんでした。

年に数回も大阪へ行っていたというのに、ちょっと暗い時間を作って立ち寄れなかったのと言われれば返す言葉もありません。行ってないことは事実です。

冊子に載っている写真を眺めていると、せめて一度くらいは訪ねておくべきだったと悔やまれます。

仕入数の問題でしょうか?

文藝春秋からもうじき『自転車泥棒』が刊行になります。

著者は『歩道橋の魔術師』の呉明益です。

リアル書店もそうですが、ネット書店でも予約受付中です。

そんなネット書店の一つ、ヨドバシ・ドット・コムなんですが、左のように画像は出ているのですが、買えません。

「予約受付を終了しました」という表示が出ていて、ショッピングカートに入れることができません。

ヨドバシでは何冊くらい仕入れる予定なのでしょう? 数冊程度だったのでしょうか? アマゾンは絶賛予約受付中ですから、もっと大量に仕入れているのでしょう。

ヨドバシがたくさん仕入れていないだけなのか、そもそも文藝春秋の初版部数が少なめなのか。

世間の常識では「ガイブンは売れない」ですから、ヨドバシが数を絞った可能性の方が高いと思われますが、果たして真相は……