「むさこ」と言ったら武蔵小金井ではないのでしょうか?

土曜日の東京新聞です。

タイトルに「ムサコ」とあるから、わが家の最寄り駅の一つ「武蔵小金井」のことかと思ったら、武蔵小山や武蔵小杉のことではないですか!

いや、東京以外の人にはどうでもよいことなのでしょうが、東京の人に「むさこと言ったらどこだと思う?」と聞いたら、今なら多くの人が武蔵小杉と答えるのでしょうか?

いや、これはかなり地域性によって答えが分かれそうですね。たぶん多摩地区、特に中央沿線で聞いたら「武蔵小金井」という回答が多数を占めるのではないかと思いますし、それを期待します。しかし、東急沿線で聞いたら武蔵小山か武蔵小杉か、どちらに軍配が上がるでしょう?

東京の北部とか東部の人はどう思うのでしょうね? そもそも「むさこ」と聞いてもわからないのかも知れませんし。

ちなみに、中央沿線の人は「武蔵小金井」を「むさこ」と呼ぶように、「武蔵境」を「むささ」と呼びます。その間の「東小金井」を何と呼んでいるのか、それはあたしも知りません(汗)。

酷暑には冷酒?

少し前に、この夏に飲むつもりの日本酒を何本か購入しました。それが左の写真です。

一番左は有名な八海山。その雪室貯蔵三年という商品。

そのお隣は月不見の池。その夏用純米吟醸です。

右から二番目は、沼津に住む妹が送ってくれたもの。富士錦酒造のですが、「三島」というラベルが貼ってあります、限定ものなのか季節ものなのか、よくわかりませんが、富士山の湧き水を使用しているのが沼津、三島あたりの酒造メーカーのこだわりのようです。

そして一番右が濁り酒。鮎正宗の毘で、季節限定の純米にごり生酒になります。

で、昨晩は毘をすこしいただきました、微発泡なのでシュワシュワしていて、口あたりも爽やかでした。キンキンに冷やして飲むと暑い夏にぴったりなお酒でした。

特典付フェア

紀伊國屋書店新宿本店のTwitterでも紹介されました。

何がって? 《夏の100冊》フェアです。

確かに、読書感想文のためなら、薄い本が手軽でしょうけど、本好きなら時間がたっぷりある夏休みだからこそ、大作や長篇に挑んで欲しいところです。

ただ、いろいろと本を読んでいますと、短いからといって簡単に読めるとは限らないものも多く、逆に分厚い本でも時間を忘れてあっという間に読み終わってしまう作品があるのも事実です。

あとは、本を読むということは慣れの問題もあります。しょっちゅう読んでいると、読むスピードや理解力も増してくるものです。

ハイドリヒ@WOWOW

WOWOWで映画「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」が放送されます。

既に劇場公開は終わって、Blu-rayDVDが発売になっていますので、それほど待ち遠しいものでもないかも知れませんが……(汗)

  

本作が公開された当時よく売れたのが『ヒトラーの絞首人ハイドリヒ』です。否、映画以外にもゲームのキャラとしてもハイドリヒは有名だったらしく、予想以上の売れ行きでした。

WOWOWを視聴している方がどれくらいいるのかわかりませんが、この本が再び売れるでしょうか?

犬にまつわる3組

新潮社のクレスト・ブックスと白水社のエクス・リブリスは、どちらも海外文学のシリーズで、造本も似ているので書店ではコラボフェアをしていただくことも多いです。

 

そんな両シリーズの装丁で似ているなあと感じたのがこの両書。『ガルヴェイアスの犬』と『神は死んだ』です。こうして並べてしまうと「全然違うじゃん」と言われそうですが、別々に見たらなんとなく既視感を覚えるのはあたしだけでしょうか?

 

続いてはノンフィクション、『ゴビ 僕と125キロを走った、奇跡の犬』と『戦禍のアフガニスタンを犬と歩く』の両書。前者は

2016 年初夏。7日間かけて250kmを走るゴビ砂漠マラソンに挑戦するためスコットランドからやってきたディオンは、レース2 日目、スタート地点に紛れこんだ小さな迷い犬が自分をじっと見上げているのに気づいた。犬はなぜか彼のそばを離れず、レースが始まると一緒に走り出す。この出会いが、ディオンの人生を大きく変えていくことに──。各国でベストセラー! 人間と犬との、奇跡の実話。

という感動物語、後者は

タリバン政権崩壊直後の冬のアフガン。戦乱の生々しい爪あとと、かつてあった文明の痕跡をたどり、いまだ混迷から抜け出せずにいる国の現状を描く。NYタイムズ・ベストセラー!

というスリリングなもの。あまりにも対照的ですが、苛酷な環境を犬と一緒に踏破したという点では思わぬ共通点があるようです。

 

最後は『オオカミと野生のイヌ』と『オオカミ その行動・生態・神話』両書です。やはり「オオカミ」というとこんな構図が好まれるのでしょうか?

姓はロベス、名はピエール?

新刊『ピエールくんは黒がすき!』を検索したら『ロベスピエール』もヒットしたので一緒に並べてみました。

ロベスピエールはロベスピエールであって、ロベス・ピエールではありません。ちなみに「マクシミリアン・ロベスピエール」というそうです。

しかし、ピエールというのはフランス人の名前として日本人にも比較的馴染みやすいので、どうしても「ロベス・ピエール」という風に頭が働いてしまいます。たぶんフランス人には全く理解できない発想でしょうが……

でも、あたしの勤務先には『ピエールとユゴー』というフランス語のテキストがありまして、こちらは間違いなくピエールくん、いや、ピエールさんが主人公です。

LGBT入門?

今朝の朝日新聞です。

相変わらずの自民党ですね。これで支持率が落ちないわけですから、同じような考え方の人がまだまだ多いということなのでしょうか? 何でも世界の潮流に合わせればよいとは思いませんが、潮流を読む勘といったようなものは持っていないとマズいのではないかと思います。

というわけで、自民党の方々にお勧めしたいのは『人文会ニュース』の127号です。

ちょうどLGBTの特集を載せた号になります。これくらいの分量であれば、忙しい議員の人だってちょっとした空き時間に読めるはずです。

第五弾はルパンです

お陰様で、フランス語学習者に人気の「対訳 フランス語で読む」シリーズも第五弾です。

今回は『対訳 フランス語で読む「ルパンの告白」』です。

これまで『赤と黒』『ゴリオ爺さん』『レ・ミゼラブル』『恐るべき子どもたち』と出してきましたが、どれも好評を持って迎えられています。

また語学書として刊行したものではありますが、書店によっては海外文学のコーナーに置いていただいているところも散見されます。それもまた面白い試みではないでしょうか?