後ろ向きと前向き?

この二冊、なんとなく装丁の雰囲気が似ていませんか?

 

岩波書店の『中国が愛を知ったころ』とあたしの勤務先の近刊『ここにいる』です。前者はアジア太平洋戦争下の中国大陸に生きた張愛玲の作品。後者は大安の若手作家王聡威の作品です。

同じ中華圏の作品だから似てしまった、ということはないと思いますが、あたしの印象では一人の女性を前から眺めたものと後ろから眺めたもの、という感じなんです。

ただ、上の画像ですと『ここにいる』の方は帯が掛かっていてちょっとわかりにくいですよね?

外すとこんな(↑)感じになります。スマホをいじっているようです。『中国が愛を知ったころ』は裁縫か何かをしているところのようですから、著者と作品の時代性というがよく表わされているのではないでしょうか?

綿あめと呼ぶべきか、それとも綿菓子と呼ぶべきか、いや、そもそもこの二つは同じものなのか?

今週は姪っ子たちが遊びに来ているので、一日くらいは仕事を休んで相手をしてあげなければと思い、あいにくの空模様ではありましたが、休暇を取ってららぽーと立川立飛へ行ってきました。

その理由が左の写真です。

姪っ子が、原宿にあるインスタ映えする綿菓子屋さんに行きたい、噂の綿菓子を食べてみたい、と言うのです。それで調べてみると、ららぽーと立川立飛の中にも出店しているとわかり、出かけてきたわけです。

原宿でもよかったのですが、この天気ですので、近場の立川にあるのにわざわざ都心の方まで出かけていくのも大変なので、マイカーでサッと向かったのです。

で、姪っ子が行きたいと言っていた綿菓子屋さんというのが「トッティキャンディファクトリー」です。

あたしもずいぶん前にテレビで紹介されているのを見ましたが、確かにカラフルで、そしてかなり大きな綿菓子だったという印象です。姪っ子もテレビかなにかで知って、東京へ行ったら食べてみたいと思ったのでしょう。

ご覧のように、予想どおりの大きさでした。でも、綿菓子って潰したら小さくなっちゃうんですよね(爆)。姪っ子たちは喜んで食べていました。

ところで、これって「綿菓子」でよいのでしょうか? それとも「綿あめ」と呼ぶべきなのでしょうか?

あの本とこの本を……

ふと店頭で目についた他社の本。その隣に、あたしの勤務先のこんな本が並んでいればと感じたものを少々。

 

まずは、5月に講談社から発売された『ジークムント・フロイト伝 同時代のフロイト、現代のフロイト』と『父フロイトとその時代』です。

 

続いては、4月に原書房から刊行された『パリ地名大事典』と『パリ歴史事典』です。ただし『パリ歴史事典』が現在品切れなので申し訳ないです。

 

最後は、7月に人文書院から刊行された『暴力とエロスの現代史 戦争の記憶をめぐるエッセイ』と『廃墟の零年1945』です。これはテーマもそうですが、原著者が同じイアン・ブルマという共通項があります。

おまけにもう一つ。

新水社から5月に刊行された『ヨーロッパはプラハで死んだ ヒトラー、スターリン支配下の文学風景』です。そろそろ委託期間も終了になるかと思いますが、あたしの勤務先から9月に『プラハ、二〇世紀の首都 あるシュルレアリスム的な歴史』という新刊が出ますので、それまで並んでいると相乗効果も期待できるかな、と思っています。

「自己中心的」を「ジコチュー」と表記されると、なにか非常にポジティブな意味合いになってしまうようで、果たしてそれでよいものかと感じるフラゲ日

乃木坂46のニューシングル「ジコチューで行こう!」が発売になりました。

ということで、あたしも予約してあったので受け取ってきました。もちろんType-AからType-D、そして通常盤の全5点です。

まずはType-Aの同封特典生写真は琴子でした。いつもながらツンとした感じで、琴子らしい一枚ですね。

Type-Bの生写真はなーちゃん。

ランダムに封入されるので、ジャケット映っているメンバーとは全く関係ないわけですね。

まあ、それを言ったら、そもそも琴子は選抜メンバーではないわけですから……

Tyoe-Cはひなちま。

ひなちまも今作では選抜から落ちてしまいましたね。ようやく選抜定着かという感じできていたのに残念です。

今回ひなちまがアンダーになったのは、アンダーのメンツがあまり弱くなりすぎないための措置だったのではないかと勘繰ってしまいたくなります。これは蘭世にも言えることですが……

ところでこのジャケ写、どう見ても美月は未央奈の手を離そうとしていますよね? そしてその後ろのれんたんは美月を押そうとしているし……(笑)

Type-Dはまなったん。

外仕事も安心・安定の真夏さん。若様と共にあたしの推しメンです。あれだけいじられながらも頑張っていますよね。真夏さんがいるから、乃木坂46はうまく回っているという感じが画面からも伝わってきます。

このジャケ写は、乃木坂のお姉さんチームなメンツですが、梅マヨがそこにいるのが違和感あるのか、ないのか(笑)。

で、通常盤は生写真は封入されていませんが、このジャケ写のまいちゅんが笑えます。

ガラッと変わって?

イタリア語参考書のロングセラー『イタリア語のABC』が改訂されます。

これまでは写真の左側でしたが、こんどは右側になります。

一番最初の版が出たのが前世紀のことですから、本当に息の長い、ロングセラーであり、ベストセラー商品です。

こういう本なのです!

こんな本が出ます。

評伝 鶴屋南北』という本です。

この時代、こんな豪勢な本を出すとは、わが勤務先ながらスゴいことだと思います。

気になるお値段は、本体価格25,000円です。

よーく見てください。丸の数を数え間違ってはいけませんよ。消費税だけでも2000円になってしまうのですね。

なので、大切に扱うため、左の写真のように輸送用ケースに入っています。

と言われても、この写真ではわかりにくいでしょうか?

では、上の写真をご覧ください。これならわかっていただけるでしょうか? 一番左が輸送用ケースで。真ん中が中箱に入った本体、一番右が外箱になります。

中箱から出したらこんな感じです。さらに函に入っています。

全2巻で、函の右側と左側から本体が収納されるようになっています。

というわけで、恐らく書店の店頭で見かける機会は少ないと思いますので、どんな本かご覧いただいた次第です。

これから生き残る書店とは?

雑誌「アエラ」最新号の1ページです。

「個人書店の新たな挑戦」という特集記事が載っていました。

パラパラ呼んでいたら、「あれ? どこかで見覚えのある顔が……」と気づいてしまいました。

記事中で紹介されている書店の一つが、青いカバでした。

この数年、本屋に関する本とか、本屋を特集した記事とかが目につきますが、基本的には個人経営のセレクトショップ的なものばかりで、「商店街にある、昔っから夫婦でやっている」といったような本屋ってのは、やはり今後は成り立たないのでしょうか?

今回、アエラで紹介されている書店も基本的には、いわゆる「本屋さん」といわれてイメージするような書店ではないようです。店主のこだわりが詰まった、品揃えにもこだわったこの手の書店というのも嫌いではないですが、多くの人を相手にした、広く間口を広げている感じがあまりしないので、果たして書店という業界を考えたときに、今後はどうなっていくのだろうかと考えてしまいます。

こういう書店が一方で増えていくのはよいとして、そうではなくごくごくフツーの本屋が残るためにはどうしたらよいのか、ってことなのですが、じゃあ聞くけど、あなたが考える「フツーの本屋」って何? と問われると、うまいこと答えられないのです。