アジア大会が開催されているので、この機会にインドネシア語を学ぼうと思った方へ!

甲子園の高校野球も終わって、スポーツ好きな方の興味は一気にアジア大会に流れているのでしょうか?

いや、そもそも高校野球は独特な雰囲気があり、ファン層も特殊なのかも知れませんね。アジア大会はいろいろな種目がありますし、それぞれにファンがいるのかも知れません。

さて、今回のアジア大会はジャカルタで行なわれています。ジャカルタはインドネシアの首都だ当たり前の常識でしょうか? 逆にインドネシアの首都はどこ、と聞かれてすぐにジャカルタと答えられる日本人はどのくらいいるのでしょう?

それはともかく、インドネシアに興味を持たれた方のためにインドネシア語の参考書をご紹介します。

 

まずはもっとも基本的な参考書、『ニューエクスプレス インドネシア語』と『ニューエクスプレス インドネシア語単語集』です。前者は会話形式の本文を学びながら、一通りの初球文法が学べます。後者は初級レベルには十分なインドネシア単語とジャンル別に日本語からも引けます。

 

インドネシア語のアウトラインを手軽に学びたいという方には『インドネシア語のしくみ』を、とにかく現地で少しでも喋りたいという方には『ことたびインドネシア語』をそれぞれお薦めします。

アジアの近現代?

平凡社新書の『日本軍ゲリラ 台湾高砂義勇隊』を読んでいます。そういうことがあったという多少の知識はありましたが、詳しいことは何も知らなかったので、大変興味深く読んでいます。

中国史好きというものありますが、なんとなくこの本に惹かれたのは以前に台湾の作家・甘耀明『鬼殺し(上)』『鬼殺し(下)』を読んでいたからかも知れません。『鬼殺し』の主人公は、日本軍に入った客家の少年です。怪力の持ち主で大暴れをする物語です。

一方、『日本軍ゲリラ』の方は、主として台湾の原住民、高砂族に関するノンフィクションで、同じ台湾に済むものではありますが、微妙な立場の違いも見え隠れします。そんな違いを利用したのが日本人、日本軍ということなのでしょう。日本のアジア太平洋戦争の知られざる一面を知るには格好の組み合わせだと思います。

続いては今朝の朝日新聞。明治150年という特集ページです。

そうか、明治維新から150年なのかと改めて思い出しましたが、そんなに本の近代化の歩み、海外、特に列強に侵略されていたアジアからは非常に憧れをもって見られていたようです。特に日露戦争で小国である日本が大国ロシアを破ったということで、アジア各国に希望を与えたようなのです。

そんなアジアの眼差しを描いたのが『アジア再興 帝国主義に挑んだ志士たち』です。「帝国主義に挑んだ志士たち」という副題が内容をよく表わしていると思いますが、挑んだ結果どうなったのかは、ぜひ本書をお読みください。

ベトナム書フェア@BooksKinokuniyaTokyo

紀伊國屋書店の旧・新宿南店がベトナムの本を扱うようになりました。

ニトリから一階ずつ上がってくるエスカレーターではなく、サザンシアターのフロアから降りてくるエスカレータ前のフェアスペースで、ご覧のように大々的にベトナム・フェアを展開中です。

英語の本もありますが、よく見るとアルファベットに記号が付いたベトナム文字! そうそうこれがベトナム語だよね、とかつてベトナム語の学参を担当した頃の記憶が蘇ってきます。

ベトナムの本ってどんな感じなんだろうと思って見てみますと、思いのほかきれいな装丁の本がありました。小説やエッセイなどだと思いますが、小型の本でとてもカワイイ装丁のものが並んでいるのを見つけました。

メインはもちろんベトナムからの輸入書なわけですが、エスカレーターから降りてきた右側の壁棚では、日本の本も並んでいます。ベトナム語の語学書を中心に、ベトナムの文化やベトナムの歴史を学ぶような本が目に付きます。

ベトナム雑貨なども若い女性に人気になったことがありましたが、そういう本も並んでいます。

そんな和書のコーナーの一角には、あたしの勤務先の語学書がちょこっとだけ並んでいます。お立ち寄りの際には是非ご覧ください。

お店の方の話では、ベトナムへ進出している企業が増えているので、そういう需要もあるかと予想していたようですが、蓋を開けてみると日本在住のベトナム人が予想以上に来店されているそうです。売り上げも上々のようです。

現在はフェアというかたちでの展開ですが、一段落したら通常の棚にベトナム書コーナーを設けるようです。日本に滞在するベトナム人の間で「あそこに行けばベトナムの本が買える」という口コミが広がれば、ますます来客が増えるのではないでしょうか。

書評でも紹介でもないのですが……

まずは、朝日新聞土曜日の読書面。

ケインズの『雇用、利子、お金の一般理論』が取り上げられていました。しかし、原典に食らいつくことも大事ですが、いきなりでは歯応えがありすぎるというのも否定できないところです。

そこでご紹介したいのが『ケインズを読み直す 入門 現代経済思想』です。タイトルどおりのケインズ入門です。まずは本書を手に取ってみるのはいかがでしょう? 原典に当たるのはそれからでも遅くはないと思います。

続きましては日曜日の紙面。移民に関する記事です。

記事中にも、移民は財政的な負担になるのか、といった言葉が見えていますが、「移民を〈労働力〉ではなく〈人間〉としてみること」をテーマとした本書は、著者自身がキューバから移ってきた移民であり、移民問題を考える上で欠かせない一冊だと思います。

一般に経済学者は貿易や移動の自由を支持する傾向が強い。社会的効率や経済効果といった観点から、開国や移民は全肯定される。それだけではない。さまざまな数式モデルや統計データを用いて、あたかもその推進が客観的な数字に基づいているかのように議論されるのだ。しかし、労働経済学という視角から見たとき、事実は全く異なる様相を呈する。まず、経済効果という観点で言うなら、移民には短期的な効果はない。とりわけ未熟な労働者を受け入れた場合は、福祉制度に深刻な打撃を与えてしまう。加えて、雇用を奪われる労働者から安く移民を雇う企業に莫大な富が移転するという事態も招く。長期の効果もかなり心もとないものだ。それでも高技能から低技能まで、多様な移民を受け入れるのはなぜなのか?

ウェブサイトの内容紹介は上掲のとおり。

月に代わってお仕置きよ!

最近は闇キャラでブレイク(?)しているTBSの宇垣美里アナウンサー。今日のサンジャポでは、先週の魔法少女まどかのコスプレに続き、美少女戦士セーラームーンに扮したそうです。

宇垣アナは現在27歳だそうですが、全然いける、というのがあたしの素直な感想です。いかがでしょう?

ただ、コミックのセーラームーンって、確か高校生の設定だったはずですよね? やはりちょっとイタイのでしょうか?

ということで、もう少しセーラームーンの年齢に近い、乃木坂46版、ミュージカル、セーラームーンを見てみたいと思います。

この舞台で主役のセーラームーン役を演じたのは三期生の山下美月と一期生の井上小百合です。美月は19歳、さゆは23歳です。

左が美月、右がさゆです。

さあ、宇垣ムーンと比べていかがでしょう?

やはり、元がアニメなわけですから、実際の人間が扮したら、どうしたって違和感がありますよね。それでも、あたしに言わせれば、三人ともなかなかの再現度ではないかと思うのですが……

というわけで、実際のセーラームーンはといいますと。

はい、逆にこのアニメのまんまの人間が存在したら、カワイイと思うよりも、たぶん気持ち悪いと感じてしまうでしょうね。そう言えば、アニメのヒロインに憧れて整形手術を繰り返した女性というのがいましたね。確かにアニメのキャラクターには似ていましたが、人間としてはおぞましいという言葉がぴったりなビジュアルでした。

とはいえ、実は乃木坂のミュージカルでは主人公よりも他のメンバーの完成度、再現度が思いのほか高かったという印象があります。別にミュージカルを見に行ったわけではないので、あくまでネットに出ている写真での印象ではありますが。

読んでもらいたいのは、と言うよりも、読んで意見を聞かせてもらいたいのは……

《エクス・リブリス》の最新刊『ここにいる』は台湾の王聡威の作品です。日本では初めて紹介する作家です。

本作は、帯などにも書いてあるように大阪で起きた母子餓死事件に興味を持った作者が、その事件の舞台を台北に変えて文学作品としたものです。構成としては主人公とその夫(元夫?)、娘、現在の恋人、主人公の母親などの証言だけで構成されています。インタビュアーか記者が本人や周辺人物に取材して、その証言だけを順不同に並べたもののようです。

実際に起こった大阪の事件、あたしは実はよく覚えていなくて、幼児二人が目張りされたマンションに置き去りにされ餓死した事件の方が強く印象に残っています。作者がこの大阪の事件に興味を持ったのは、餓死したとされるものの本当にお金に困っていたのかなど不可解な点が多々あったからだそうです。

大阪の事件もその後どういう結論に達したのか知りませんが、本作はいくつかの状況を置き換えつつも、作者なりの答えを出そうとしたものだと思われます。読んでいますと、主人公の女性は承認欲求が非常に強い性格であることがわかりますし、いわゆる自己顕示欲が強い、見栄っ張りというタイプなのではないでしょうか? 極めて真面目な人柄でもあったようで、融通の利かない人という印象があります。

 

というわけで、あたしとしては、本書を『神経内科医の文学診断』『続 神経内科医の文学診断』の作者のような専門医に読んでもらい、本人や周囲の人々の証言から主人公の症状を診断してもらいたいと思っています。

あくまでフィクションではありますが、こういう人って実は身近にもいるのではないでしょうか、ただ主人公とは異なり、一線を越えるギリギリのところで踏みとどまっているだけなんだと思います。いや、ちょっと間違えば、自分もこの主人公と同じ道を歩んでしまい兼ねない、という気すらします。たぶん主人公は自分がどこで間違えたのか、自分のどこがいけなかったのか、最後までわからずじまいだったのではないでしょうか。

こんな事件、日本特有と思いきや、最近は台湾でもジワジワと増えているとか。日本以上に旧習のしがらみ強いからこそ、陥ってしまった人の絶望は深くなるのかも知れません。

「ここにいる」という邦題、「あたしはここにいるよ、誰か気づいて!」という主人公の心の声なのでしょうか?

それともう一つ、本作では、あくまで夫の証言だけしかありませんが、DVはDVとは言えないようなものとして描かれています。もちろんこれはDVをする側とされる側の意識の差が大きいものですが、とにかく本作ではそういう描かれ方です。

となると、大阪母子餓死事件を題材としたこの作品、もし作者が女性だったらどういう描き方をしたのだろうか、というところにも興味が沸いてきます。

本日の朝日新聞夕刊に乃木坂46を思ふ

今日の朝日新聞の夕刊一面です。

千葉県の九十九里浜で蜃気楼が見られるそうです。

千葉県の話題なので、朝日新聞の東京版(首都圏版)にしか載っていないかも知れませんが、悪しからず。いや、そもそも夕刊がある地域って限られていましたね。

さて、九十九里浜と言えば、実はあたしの父方の田舎です。父の父が東京へ出て来てしまったので、いわゆる本家筋ということになるわけですが、父が戦時中、親子で東京からここへ疎開していたそうです。

そういう縁もあって、子どものころは夏休みに毎年のように家族で行っていました。もちろん九十九里で海水浴をするためです。白子町というところが田舎です。戦前まではかなりの庄屋だったらしく、江戸時代にも名字帯刀を許されていた家だったそうです。

でも中学の頃を最後に、もう行くことはなくなり、現在ではあたしの父も亡くなりましたので、親戚づきあいすらしていません。

そんな九十九里で蜃気楼とは!

記事中では「ミラージュ」なんて書かれていますが、「ミラージュ」と聞けば、乃木坂46の「逃げ水」を思い出すのは、あたしだけではないでしょう。

歌詞の中に「ミラージュ」という単語が出て来ます。ストーリー仕立てのMV、あたしは割と気に入っています。三期生のWセンターも話題になった曲です。

さて、朝日新聞の夕刊からもう一つ。こんどは社会面です。

秋田内陸鉄道の岩野目駅が取り上げられています。

最近のローカル線ブームで訪れる人も増えているのでしょうか?

この記事に目が留まったのは秋田内陸鉄道だからではなく、その駅名のためです。なんか親近感が湧きます。

で、記事を読んだら秋田内陸鉄道の駅だと知ったのです。

秋田と言えば、乃木ヲタなら初代センターの生駒里奈、そしてニューシングルで初の選抜、鈴木絢音といった秋田出身の二人を思い出します。

生駒ちゃんは卒業後も活躍しているようですので、今後は絢音ちゃんの活躍に期待です。

この絢音ちゃんがセンターを務めた「新しい世界」という曲、なかなかの佳曲だと思います。もっと人気が上がってもよいと思うメンバーの一人です。

わが家のきれいなものと気持ち悪いもの

わが家の玄関先で百合が咲いています。

  

何という百合の種類なのかは知りませんが、何輪か咲いています。これから咲きそうな蕾もいくつかあります。

そして、一番右は芙蓉です。薄いピンク色をしています。こういう種類なのか、土壌によって色が変わったりするのか、そのあたりの詳しいことは知りません。

こういうきれいな花が咲き乱れている(?)わが家の玄関先です。

  

その一方、庭先のある植物にこんな虫が付いていました。母が気持ち悪がっています。

同じ一つの花に3匹もたかっているのですが、この3匹、同じ虫には見えません。それとも同じ虫なのでしょうか? 植物同様、昆虫の知識もないので、あたしにはよくわかりません。たぶん、もう少し立つと蛹になって、その後、中から蛾が出てくるのではないでしょうか? きれいな蝶々が出てくるとは思えない姿態ですから。

それにしても、こういう写真を撮って検索ボタンを押したら種類の候補を挙げてくれるようなスマホアプリってないものでしょうか? いや、きっとありますよね、あたしが知らないだけで。ネットには昆虫図鑑とか植物図鑑とか、そういうサイトはありますが、こちらがその虫などの名前を知っていないとお手上げです。写真が載っているサイトも多いですが、名前を知らない以上、写真をすべて見ていかなければならないので、やはり手に負えません。

いまのスマホの技術であれば、こういう写真から動植物の名前を検索できるアプリがあってもよいと思うのですが、知っている方いらっしゃいましたら教えてください。(なんとなく、その手のアプリってAndroidよりもiPhoneにありそうな気が……)

いや、この虫が何なのか、それを教えてくれても構いません。よろしくお願いします(笑)。