これから生き残る書店とは?

雑誌「アエラ」最新号の1ページです。

「個人書店の新たな挑戦」という特集記事が載っていました。

パラパラ呼んでいたら、「あれ? どこかで見覚えのある顔が……」と気づいてしまいました。

記事中で紹介されている書店の一つが、青いカバでした。

この数年、本屋に関する本とか、本屋を特集した記事とかが目につきますが、基本的には個人経営のセレクトショップ的なものばかりで、「商店街にある、昔っから夫婦でやっている」といったような本屋ってのは、やはり今後は成り立たないのでしょうか?

今回、アエラで紹介されている書店も基本的には、いわゆる「本屋さん」といわれてイメージするような書店ではないようです。店主のこだわりが詰まった、品揃えにもこだわったこの手の書店というのも嫌いではないですが、多くの人を相手にした、広く間口を広げている感じがあまりしないので、果たして書店という業界を考えたときに、今後はどうなっていくのだろうかと考えてしまいます。

こういう書店が一方で増えていくのはよいとして、そうではなくごくごくフツーの本屋が残るためにはどうしたらよいのか、ってことなのですが、じゃあ聞くけど、あなたが考える「フツーの本屋」って何? と問われると、うまいこと答えられないのです。

「むさこ」と言ったら武蔵小金井ではないのでしょうか?

土曜日の東京新聞です。

タイトルに「ムサコ」とあるから、わが家の最寄り駅の一つ「武蔵小金井」のことかと思ったら、武蔵小山や武蔵小杉のことではないですか!

いや、東京以外の人にはどうでもよいことなのでしょうが、東京の人に「むさこと言ったらどこだと思う?」と聞いたら、今なら多くの人が武蔵小杉と答えるのでしょうか?

いや、これはかなり地域性によって答えが分かれそうですね。たぶん多摩地区、特に中央沿線で聞いたら「武蔵小金井」という回答が多数を占めるのではないかと思いますし、それを期待します。しかし、東急沿線で聞いたら武蔵小山か武蔵小杉か、どちらに軍配が上がるでしょう?

東京の北部とか東部の人はどう思うのでしょうね? そもそも「むさこ」と聞いてもわからないのかも知れませんし。

ちなみに、中央沿線の人は「武蔵小金井」を「むさこ」と呼ぶように、「武蔵境」を「むささ」と呼びます。その間の「東小金井」を何と呼んでいるのか、それはあたしも知りません(汗)。