特典付フェア

紀伊國屋書店新宿本店のTwitterでも紹介されました。

何がって? 《夏の100冊》フェアです。

確かに、読書感想文のためなら、薄い本が手軽でしょうけど、本好きなら時間がたっぷりある夏休みだからこそ、大作や長篇に挑んで欲しいところです。

ただ、いろいろと本を読んでいますと、短いからといって簡単に読めるとは限らないものも多く、逆に分厚い本でも時間を忘れてあっという間に読み終わってしまう作品があるのも事実です。

あとは、本を読むということは慣れの問題もあります。しょっちゅう読んでいると、読むスピードや理解力も増してくるものです。

ハイドリヒ@WOWOW

WOWOWで映画「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」が放送されます。

既に劇場公開は終わって、Blu-rayDVDが発売になっていますので、それほど待ち遠しいものでもないかも知れませんが……(汗)

  

本作が公開された当時よく売れたのが『ヒトラーの絞首人ハイドリヒ』です。否、映画以外にもゲームのキャラとしてもハイドリヒは有名だったらしく、予想以上の売れ行きでした。

WOWOWを視聴している方がどれくらいいるのかわかりませんが、この本が再び売れるでしょうか?

犬にまつわる3組

新潮社のクレスト・ブックスと白水社のエクス・リブリスは、どちらも海外文学のシリーズで、造本も似ているので書店ではコラボフェアをしていただくことも多いです。

 

そんな両シリーズの装丁で似ているなあと感じたのがこの両書。『ガルヴェイアスの犬』と『神は死んだ』です。こうして並べてしまうと「全然違うじゃん」と言われそうですが、別々に見たらなんとなく既視感を覚えるのはあたしだけでしょうか?

 

続いてはノンフィクション、『ゴビ 僕と125キロを走った、奇跡の犬』と『戦禍のアフガニスタンを犬と歩く』の両書。前者は

2016 年初夏。7日間かけて250kmを走るゴビ砂漠マラソンに挑戦するためスコットランドからやってきたディオンは、レース2 日目、スタート地点に紛れこんだ小さな迷い犬が自分をじっと見上げているのに気づいた。犬はなぜか彼のそばを離れず、レースが始まると一緒に走り出す。この出会いが、ディオンの人生を大きく変えていくことに──。各国でベストセラー! 人間と犬との、奇跡の実話。

という感動物語、後者は

タリバン政権崩壊直後の冬のアフガン。戦乱の生々しい爪あとと、かつてあった文明の痕跡をたどり、いまだ混迷から抜け出せずにいる国の現状を描く。NYタイムズ・ベストセラー!

というスリリングなもの。あまりにも対照的ですが、苛酷な環境を犬と一緒に踏破したという点では思わぬ共通点があるようです。

 

最後は『オオカミと野生のイヌ』と『オオカミ その行動・生態・神話』両書です。やはり「オオカミ」というとこんな構図が好まれるのでしょうか?