7月 2018のアーカイブ
既に懐かしい?
演劇から就活、ビジネスへ
その後のBDレコーダー
関西ツアー前に自宅のBDレコーダーの調子がおかしくなったということを、このダイアリーに書きました。ツアーから戻った後も相変わらずです。具体的な症状として、ネット機能が使えない、つまりネットワークに接続できない、ということです。
録画はできます。これまで録画してあった番組もHDDに保存されています。ただし、外付けのHDD(USB接続)は本機の設定初期化を行なった時に保存してあった番組がすべて消えてしまったようです。何が保存してあったか記録を取っていなかったので、かなりツラいです(涙)。
ただ、それはまた放送された時に録画すればいいや、と諦めています。仕方ありません。これ以上言ってもしょうがないです。
問題はやはりネットワークです。
有線で繋いでいましたが、いくら設定を試みても「LANケーブルが接続されていません」というメッセージが出るだけです。それならと無線接続を試してみたのですが、そうすると「デバイスエラー」というメッセージです。
どうやらネットワーク機能がいかれてしまったようです。
それで困るのは、本機のHDDに録画してある番組を他のHDDにムーブしたりできないということです。もちろんネットワークに繋げられないので、外出先からタブレットなどで視聴することもできません。そういう機能が「売り」だったのに、それが出来ないなんて!
さあ、どうしましょ?
やはり買い換えなければならないのでしょうか? メーカー(パナソニック)のサイトで修理の見積もりをチェックしたら「37,000円から」という金額でした。もちろん新しく買ったら、機種にもよりますが、少なくともこれ以上の出費にはなります。でも、2倍から3倍程度の値段を覚悟すれば(つまり10万円以下くらい)、もっと性能のよいのが買える訳なので、これはちょっと悩みます。
いずれにしても、わが家には他にもレコーダーはあるのですが、ネットワーク機能があるのはこれだけですし、そもそも一番新しいのが本機なので、これが最初に壊れるなんて腑に落ちません。
トムとジェリーとはどこにも書いていません!
暑いですが、こんないでたちです。
どうして『十三の物語』を持っているかわかりますか?
本書は短篇集ですが、その最初の作品が「猫と鼠」です。「オープニング漫画」とありますが、イラストはもちろん一切ありません、すべて文字です。そして、もちろんかの有名な「トムとジェリー」とも書いていないわけですが、読んでいただければ、そのアニメを克明に文字化したものだということがおわかりいただけると思います。
というわけで、あたしも猫のブラウスに鼠のネクタイ、といういでたちなのです(汗)。
フェア、やれるかしら?
今朝の朝日新聞の社説です。
ハラスメントがテーマのようです。こういう風に取り上げられているところを見ると、セクハラ、パワハラ、モラハラなど減っていないようですね。この手の問題は学校でのイジメと同じで、統計上の数字が減ってもそれは実際に減ったのではなく、陰湿化して表に現われにくくなっただけなのだと思います。
さて、そんなハラスメントですが、書店でも関連書を集めてフェアができそうですし、実際にやっているところ、やったところもあるかと思います。なかなか思い出してもらえないとは思いますが、文庫クセジュにも『モラル・ハラスメント 職場におけるみえない暴力』という一冊がありますので、よろしくお願いします。
いざ、夏山へ!
カバーと表紙は異なります
売れに売れている『乃木撮』、もちろんあたしもゲットしております。公式Twitterの企画が発売前から大ブームとなり、朝の情報番組でも盛んに取り上げられていました。
そんな『乃木撮』ですが、発売前に「表紙解禁」などといったニュースが流れ、アップされたのが上の画像です。左側が表紙です。右側が裏表紙となります。
って、普通の方ならそれでよいのでしょうが、業界人的には「これはカバーであって表紙ではない」と言いたくなります。カバーというのはその名の通り本を覆っているカバーのことで、本屋さんで本を買った時に「カバーはお付けしますか?」なんて聞かれたりしたことがあるのではないでしょうか?
本屋さんのオリジナルカバーももちろんカバーですが、日本の場合、雑誌やムックでもない限り、本にはたいていカバーが付いているものです。だから、本屋でカバーを掛けてもらうとカバーが二重になってしまうのですが……
もちろん、アイドルの写真集などでは「セブンネット限定カバー」「楽天ブックス限定カバー」なんていう形態が発売されていたりしますので、カバーだって大事な本の一部、作品にとって欠くことのできないパーツなのです。ちなみに「セブンネット限定カバー」ではなく「セブンネット限定表紙」などと呼ばれたりすることもありますが、これは「カバー」の間違いだと思います。
このカバーを外して出てくるのが表紙です。たいていの本はカバーに凝るわりに、表紙は殺風景なものが多いものです。カバーはフルカラーなのに表紙は一色というのはザラです。試しにお持ちの本のカバーを取ってみてください。
で、この『乃木撮』もネット上の「表紙公開」といった書き込みを見ると、ほぼすべて上の画像を出しています。繰り返しますが、これはカバーです。というわけで、『乃木撮』の表紙です。
左が表表紙、右が裏表紙です。表は「もぐもぐ」写真、裏は「スヤスヤ」写真が集められています。『乃木撮』はカバーを外しても凝っていますね。
ちなみに、絵本は、幼児が扱うので破れやすいからでしょうか、カバーと表紙が全く同じデザインになっているものが多いようです。
夏だから涼しげなところへ
書店店頭でこんな本を見かけました。
勉誠出版の『水族館の文化史 ひと・動物・モノがおりなす魔術的世界』です。サイトの説明には
ひとが「魚を見ること」にはどんな意味が秘められているのか。古代の養魚池文化にはじまり、黎明期の水族館のユニークな展示、植民地支配とのかかわり、SF小説や映画の影響、第二次世界大戦中の苦難、展示のストーリー化、さらにはヴァーチャル・リアリティ技術とのハイブリッド化が進む最新の水族館事情など、古今東西の水族館文化を図版とともに概観、ガラスの向こう側にひろがる水の世界へいざなう。カラー・モノクロ図版を200枚以上掲載!
とあります。なんか、どこかで見覚えのあるような気がするなあと思って思い出したのがこちら。
あたしの勤務先から出ている『水族館の歴史 海が室内にやってきた』です。こちらの説明は
「生きた博物館」にして人工の生態系(エコシステム)でもある水族館。その前史であるアクアリウムの誕生と発展をたどり、水族館の現在を見つめ、海洋生物の保護と環境破壊への警鐘を鳴らすユニークな文化史。図版多数。
です。どちらも図版を多用し、水族館の歴史に遡り、似たような本と言えますね。暑いこれからの季節、涼しげな水族館はお出かけスポットとしても人気ですよね。書店でも夏のレジャー向けの書籍を展開するところもあると思いますが、この両書はもってこいではないでしょうか?
が、上の図をご覧ください。『水族館の歴史』のウェブページなんですが、なんとただいま「在庫僅少」なんです。この季節に残念です!
継続しつつも変化あり?
《ニューエクスプレス》という外国語の入門シリーズが、この夏、《ニューエクスプレスプラス》として生まれ変わります。装丁はこんな感じです。
以前の装丁の雰囲気も残しつつ装いを新たにしました。いかがでしょう?
店頭に並ぶのは今週末か来週初めになると思います。最初の刊行は上記の5言語です。