ペンギンは涼しげなのでしょうか?

書店を回っていると、店内の目立つところで『ペンギン・ハイウェイ』の文庫本が積まれているのが目に入ってきます。森見さんの作品なんですね。

  

どんな作品なのかと言いますと、ネットの紹介記事などでは

ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした―。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。第31回日本SF大賞受賞作。

と書いてありました。面白そうなストーリーです。そして、どうやら映画化されたようです。この夏、8月に公開だそうです。それで店頭でも原作本を猛烈にプッシュしているということのようです。

でしたら、同じペンギンつながりで、『ペンギンの島』も一緒に並べていただけないものでしょうか? こちらは

聖者の手違いから人間に変身したペンギンの国の年代記を通して、フランスの歴史を戯画的に語り直したノーベル賞作家の埋もれた名作。

というストーリーです。いかがでしょう? こちらも負けず劣らず面白い作品だと思いませんか?

ちなみに、本作はペンギンに洗礼を施してしまったため、ペンギンを人間にしてしまうという話なわけですが、『神は死んだ』という作品には「「神の肉」を食べたために、知性が高度に発達した犬へのインタビュー」が出て来ます。こちらも荒唐無稽さは負けず劣らず、そしてとても面白い作品です。

あたしがものすごーく知りたいのは……

女優の真野恵里菜とサッカー選手の柴崎岳が結婚したと数日前に報じられていました。別にあたしは二人のことを好きでも嫌いでもないので、取り立ててショックを受けるとか、両手を挙げて祝福するといった感情は湧いてきませんが、報道を見ていて気になったことがありました。

メディアによって細かな表現は異なるものの、ほぼ必ず取り上げられているのが次のような二人のなれそめです。

関係者によると、2人は16年秋に知人の紹介で知り合い、昨年初旬までに交際に発展した。

これって、別にこの二人でなくともよく聞く話です。「知人」にどの程度の狙いがあったのかは知りませんが、つまりは飲み会とか食事会で初対面でした、ということですよね。

これだけなら、あたしだって社会人になって以来、多くの飲み会などに参加してきていますから、その席で初対面の人と知り合ったことは何回もあります。あたしが知りたいのはその先です。

いったいどうやったら「交際に発展した」という展開に持って行けるのでしょう。そこがさっぱりわかりません。

まあ、わかっていたら、この歳まで結婚もできないでいることにはならなかったでしょうけど……(涙)

いや、先走ってはいけませんね。ひとまず結婚はおくとして、交際にまで持って行くにはどうしたらよいのでしょう? この二人は具体的にどういう行動というか手順を踏んだのでしょうか。

そこが気になるし、知りたいのです。