いや~、平和ですね

あたしの勤務先には保健室なんてありませんから、救急箱に絆創膏とか、胃薬とか、頭痛薬とか、風邪薬とか、そういったものを常備しています。やはり冬の間は風邪薬の消費が進みますね。本当ならしっかり休んだ方がよいのでしょうけど、仕事は待ってくれないので、薬を飲みながら無理をしているのかも知れません。

で、先日、薬の補充と、救急箱の中味の整理をした後、こんなことになっていました。

もう賞味期限切れの薬をご自由にお持ちください、というわけです。さすがに内服薬は怖いですが、外用薬であれば大丈夫でしょうか? このサロンパス、未開封で、鼻の近くに持ってくるとかなりツンとした臭いがします。ということは、まだまだ十分効能があるということではないでしょうか?

まあ、何はともあれ平和な職場です。

むしろこの写真の注目ポイントは、サロンパスの奥にある自動鉛筆削り機に貼ってある注意事項の方ではないかと思います。いったい誰に向けた注意書きでしょう? まるで小学校の教室に置いてあるかのようです。こんなこと、大の大人なんですから、言われなくたって、書かれなくたってわかりそうなものです。

それとも、過去にあたしの勤務先で指を突っ込んでケガをした愚か者がいたのでしょうか?

刊行が楽しみ!

こんど『フランス語動詞活用ドリル虎の穴』というフランス語の参考書が出ます。「虎の穴」って何? というツッコミが来そうですが、コミックではありませんし、タイガーマスクリスペクトでもありません。純然たるフランス語の学習書です。

装幀は上の画像のような感じです。タイトル以上に装幀も、これまでのあたしの勤務先の学参っぽくありません。でも店頭ではものすごくお客様の目に飛び込んできそうな感じです。

「何これ?」と思わず手に取ってもらうこと、それが本にとっては大事なことです。でも、中味までふざけたものでは意味がありません。そこは大丈夫、しっかりした出来映えです。

ただ、やはり装幀やタイトルに奇を衒っただけありまして、たぶん、あたしの勤務先で初めての試みだと思いますが、ページの真ん中を折って使う学参なんです。他社ではこういうタイプの学参、単語集とか熟語集で見たことがありますが、あたしの勤務先では初です。

英語ではありそうですが、諸外国語ではほとんど見かけたことがありませんので、上の画像のように裏表紙に使い方を明示してあります。店頭でどんな反応が巻き起こるか、今から楽しみな一冊です。

「世界で一番簡単」と「日本で一番売れている」

朝日新聞に載っていた幻冬舎の広告。

世界一簡単なフランス語の本』が載っています。著者の中条省平さんは、あたしの勤務先でも何かとお世話になっている著訳者のお一人です。

それはともかく、この広告の文章に「フラ語」という言葉が出て来ます。本のタイトルはオーソドックスに「フランス語」ではありますが、イマドキの若者にアピールするには「フラ語」の方がよいのでしょうか?

 

しかし、「フラ語」と言ったら『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』をはじめとした、あたしの勤務先の「フラ語」シリーズです。

世界一簡単な」のと、たぶん「日本で一番売れている」ので相乗効果を期待したいところです。