サンボア、重版です

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もう限界と言われ続けて既に幾年月、こんどこそ本当に限界なのでしょうか?

今朝の朝日新聞に載っていた記事。

この数年、いや、十数年、出版業界を巡る暗い話は飽きるほど出ましたが、多くは出版社や書店のレポートのような記事ばかり、この記事のように流通の現場、それも取次会社ではなく輸送を担っている会社の状況というのは、意外と知られてこなかったのではないか、と思います。

もちろん、出版に限らず、ネット販売隆盛の昨今、そのしわ寄せが運送業者に集中し、ヤマトの値上げとか、この業界に関してもいろいろとニュースは絶えません。出版の場合は、記事にもあるように、コンビニがネックになってしまっているのですね。

ただ、お弁当とか惣菜とか、コンビニ独自の配送網ってあると思うので、そこに雑誌や書籍を載せることはできないのでしょうか? ハードルが高そうですが、そうでもしないと、コンビニで書籍や雑誌を扱うのは不可能になりそうな気がします。

でも、セブンイレブンなどが好例でしたが、コンビニも街の本屋さんとして気を吐いていたと思うので、街の本屋が減っていく中、コンビニでの書籍取り扱いは継続して欲しいところです。

そもそもに本の出版流通って、雑誌の配送を中心に発達し、そこに書籍も一緒に運ぶようになったそうですね。でも、海外などでは、雑誌は本屋では扱わないところも多いようで、日本独自の進化、ガラパゴス化なのでしょうか?

もうすぐパンダが読める!

下の写真は、昨年の12月発行、ジュンク堂書店大阪本店で配布されている「文芸書通信」の52号です。毎回毎回、お薦めの本が熱く紹介されている小冊子です。

その裏表紙が下の写真です。これから出る気になる本が紹介されています。

その一番下に『読むパンダ』が載っています。いよいよ明日、見本出し、配本は18日ですので、来週末には書店店頭に並びはじめると思います。乞うご期待!

歴史教育の難しさ

今朝の朝日新聞のオピニオン欄に、あたしの勤務先の著者でもある武井彩佳さんが登場していました。

あたしの勤務先からですと『戦後ドイツのユダヤ人』『ユダヤ人財産はだれのものか』という二つの著作、それと『ホロコースト・スタディーズ』という訳書があります。

  

また今回の記事のテーマから言いますと、武井さんの著作ではありませんが、『ドイツの歴史教育』という本もあったのですが、現在は品切れです。悪しからず。

来日してました情報が続々と

中国の作家、閻連科さんが昨年12月に来日されていたのですが、その時の取材記事が続けざまに新聞に載りました。

 

上掲は左が朝日新聞の掲載記事、右が毎日新聞の記事です。河出書房新社から出た新刊『硬きこと水のごとし』のプロモーションですが、釣られるように、あたしの勤務先から出ている『年月日』の注文も伸びています。

 

それぞれテイストはかなり異なり、同じ作家の作品かと思われるほどですが、舞台となっている場所はほぼ同じです。いや、閻連科さんの場合、これまでの『愉楽』も『炸裂志』も舞台となっている農村はほぼ同じところですので、一連の作品として読むことも出来るかも知れません。

少なくとも、『硬きこと…』は『愉楽』『炸裂志』に通ずる作品です。

豚に真珠?

今日は日帰りで大阪へ行って来ました。そのいでたちがこちらです。

ネクタイもブラウスも既に登場しているものですが、この意味、おわかりになりますか?

アップにしたらどうでしょう?

って、既にこのダイアリーのタイトルに書いてしまっているので、おわかりですよね? 正解は「豚に真珠」です。でも、大阪の書店の皆さん、全然わかってくれませんでした(涙)。ちょっとひねりすぎだったのでしょうか?

ちなみに、リクエストが非常に多いのですが、上のようないでたちで大阪へ行ったわけではありません。

誰?

乃木坂46の文学少女、齋藤飛鳥のブログ

こんばんは

みなさま 元気に暮らしていますか?

宮崎駿さんが制作中の新作の題名が
「君たちはどう生きるか」 だと知りました。

吉野幾三郎さんの小説
むかし 恋する文学でオススメさせて頂きましたね
なつかしい、

「吉野幾三郎」って誰? 山崎育三郎? それとも吉幾三? たぶん「吉野源三郎」の間違いですよね?

って、いい歳をして年下の子の揚げ足を取ってはいけませんね!

でも、あしゅはカワイイ!

もっともっと報われて欲しい!

乃木坂46のアンダー・アルバムが発売になりました。

ご覧のように、あたしももちろん買いました。「通常盤」「初回仕様限定盤」「初回生産限定盤」と3種類も買ってしまいました。ちなみに、上の画像のバック、PC画面は乃木坂46の公式サイトです(汗)。

乃木坂46は毎シングルごとに選抜メンバーが選ばれ、主題曲を歌い、テレビなどに出るのもこの選抜メンバーです。それ以外のメンバーは「アンダー」と呼ばれるのですが、歌番組などで選抜メンバーの都合が悪くて出られないときは代わりに出演することもあります。これって、本人にとっては見返すチャンスなのか、それともあくまで代役であって屈辱なのでしょうか? あたしには想像もできません。

で、このアンダー・メンバーですが、毎シングルにはアンダー・メンバーだけで歌う曲も収録されています。これがずいぶんとたまってきまして、このたび、このアンダー曲だけでのアルバムが発売になったというわけです。

考えてみますと、AKB48の場合、もちろん選抜メンバー以外はアンダーなのでしょうが、あれだけ人数がいると、アンダーだけで歌う曲という概念があるのでしょうか? 乃木坂46の場合、幸いにして30名から40名程度で推移してきたので、選抜とアンダーがちょうど半々くらいに人数になり、アンダーだけで歌う、ということも可能でしたが、AKB48だとアンダーだけで100名くらいいるのではないでしょうか? 毎日のように劇場公演には立てるけど、自分が歌った曲があるのかとなると「?」ですね。

AKB48と乃木坂46、どちらの方が恵まれているのでしょう? 少なくとも、こうしてアンダーだけのアルバムを出せるなんて、他のAKBグループでは考えられないのではないでしょうか? それに乃木坂の場合、アンダー楽曲の方が名曲が多い、というファンの声もありますし(汗)。

ただ、とにかくアンダー・メンバーももっと報われて欲しいと思いますし、アンダーだけで歌番組に出られたらよいと思います。現在の乃木坂46、あまりにも選抜の層が厚すぎて、選抜から外せるメンバーがいないのが嬉しい悩みでしょうね。

シェイクスピアをたどって

朝日新聞の夕刊です。「シェイクスピアをたどって」の連載第3回です。

あたしの勤務先は、シェイクスピアと言えば小田島雄志訳の『シェイクスピア全集』全37巻ですが、その他にもシェイクスピア関連書籍を出しております。

  

 

シェイクスピアの驚異の成功物語』『シェイクスピア伝』『シェイクスピア贋作事件』『シェイクスピアはわれらの同時代人』『シェイクスピアの生ける芸術』などです。

この記事に出てくる北村紗衣さんは、あたしの勤務先のウェブサイトでシェイクスピアに書いていただいたことがあります。こちらも是非どうぞ!